見出し画像

【雑感】上司に意見出来ない組織を内外から見る

<おじさんDX Vol 461>

上司に意見が出来ないような組織は、実際に働いてどうなのでしょうか。

結論から言ってみると😁

会社は潰れます。
ヒトが育ちません。

✅必ずしも上司が正しいとは限らない


語弊がある表現ですが、現実です。


私のような凡人が上司である場合もありますからね😅


これは、社長も同様です。


むしろ意見を聞かない上司や社長というのは、正解を引きにくいようです。どの立場でも人にはそれぞれ価値観もありますし、考え方も異なります。


肩書で意見の正しさが歪曲される組織は潰れていきます。潰れないにせよ、ヒトが育たない・ヒトが残らない組織には、未来がありません。

多様性と言われるようになり、多様性のメリットは各個人の知恵や経験が得られるのです。そんな絶好の機会をみすみす無駄にするだけ、その組織の程度が知れてしまいます。


多数の知恵や経験から来る意見を

✅「いちいち聞いていたら時間がない」


というご意見もあるかと思いますが、それをまとめて判断をするのが上司決断をするのが社長の役割なのではないでしょうか。

私の狭い交友範囲でも「自称ワンマン社長」と言いつつ業績の良い会社は、意見をしっかり聞いていますよ。

むしろ「既得権益にどっぷりつかっている層」が意見を聞きません。この層は、安全地帯に居ると思っていますから、変化を求めても変化したくないのです。

✅ヒトに要求しても、ヒトに与えるコトのない層。
✅ヒトに行動を求めても、自らは行動しない層。
✅過去の実績にしがみついている層。(現在は実質赤字社員)


求めてばかりの層は、組織において無駄に繋がります。


✅意見が出てしかるべき

べき思考は好みではありませんが、働いている以上何らかの意見はあるべきなのです。無い方が不思議で不自然です。


1人よりも3人の知恵があれば、もっと良い知恵が出てくる。安全地帯からではなく現場からの生きた意見というのは、聞く値があるのです。

✅会社をもっと良くしたいという欲求からの意見。

抑えつけては良くなりません。


売上向上や利益向上だけでは視野が狭くなり方向性を間違います。会社の持続には、ヒトが必要なのです。

カネは、企業ならば極端な話どうにでも出来ます。


✅忖度では、未来がない

かつて私が在籍した無くなった組織というのは、社長や上司に意見が出来ない組織でした。これは権力を持つ側が、好き勝手にヒトを扱うので、下手に意見すれば...という状況なのです。


好き嫌い人事などが行われ、損をする組織ですから、間違った方向性と思っても誰も意見をしません。


社内だけではそれでも良いのでしょう。しかし、社会という大枠で見ていくと、終わりが見えていたのです。

🦉それはとある事業計画。

社運をかけての事業計画でした。試算を見る限り計画に無理があるのですが、すでに社長は、事業計画を実行する方向しか見えていません。

少し詳細に触れると、とある仲介業者の影響を受けてしまい、仲介業者には大きな旨味がある話でしたので、それにまんまと乗せられていたのです。


大半は忖度して異議を唱えなかったのですが、売上期待値を見ても希望的観測というよりも無謀な計画なのは殆どの人が知っていたのです。

ですから当時有能な一部の人が、これに異議を唱えます。すると当時の経営者は激高して、その異議を唱えた人を解任しました。

曰く

✅「社長の方針に逆らったから」
✅「社長に従って売上や利益を最大化するのが役割」
✅「反対したというのは役割を理解していないから解任」

ある意味予測通りの反応だったのですが、ヒトも去り策もなかったのですから、程なくこの事業が経営を圧迫し会社は無くなることになりました。

会社が無くなれば、その組織での上も下もありません。


頓挫した事業計画の大きな負債を抱えた社長は、その後どうなったか知りませんし、役員もどうなったか知りません。

ただし当時解任された有能な人は、今でもとある企業で要職にあります。


社内だけ見ていても、それは視野が狭いのです。


いいなと思ったら応援しよう!

🔥おじさんDX🔥
🍀駄文を読んで頂き誠にありがとうございます。 ✅1.ガリガリ君の購入資金に充てます。 ✅2.ボンコツな愛車の維持費の足しにします。 ✅3.神社のお賽銭か盲導犬に募金します。