ー劣等感は成長の原動力ー【石ノ森章太郎(漫画家、特撮原作者)】『日本の名言100 』36言/100言 解説
今日も記事を見ていただきありがとうございます!
世界では今もどこかで「名言」が生まれています。そんな中で私たち日本人の偉人が残した名言にはどんなものがあるのでしょうか?
私は、昔から名言や偉人が好きで、趣味で多くの偉人や名言を調べてきました。目にした名言の数は軽く1000は超えます。
その経験を活かし、「名言から元気をもらいたい方」「偉人が好きな方」「過去の偉人の経験から学び、今の自分を変えたい方」に対して、このnoteを書いています。
このnoteのシリーズでは、
『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている日本人が言った「100の名言」について、1つのnoteで1言ずつ紹介していきます。
その際に、「名言の紹介」と「名言の意味と背景」、「現実生活での活かし方」を書きました。私は、名言を聞いて、現実生活で活かしてこそ本当の意味があると思うのです。
皆さんも是非、名言を聞いたら、現実生活でどのように活かせるか?まで考えて本noteを活用していただければ幸いです。
それでは早速名言の解説からいきます。
【石ノ森章太郎(漫画家、特撮原作者)】名言
名言の意味と背景
『仮面ライダー』や『サイボーグ009』シリーズなど数多くの名作を作った石ノ森章太郎氏は、人間は誰もが無力感や劣等感と常に戦いながら生きていると説きました。
石ノ森章太郎氏の作品の根底には常に劣等感がテーマとしてあるのです。
例えば『サイボーグ009』は、主人公・島村ジョーが人間(完全な存在)からロボット(不完全な存在)へと改造され、悪しき組織と戦う物語。
『がんばれ!!ロボコン』は、ドジで誰よりも劣ったロボットのロボコンが、立派なロボットになるために成長する物語です。
「漫画の王様(帝王)」と呼ばれた石ノ森氏自身も、「漫画の神様」と呼ばれた手塚治虫氏に劣等感を抱いていたといいます。
劣等感は原動力になります。自棄になるだけでなく、「何であいつよりできないのか」と考え、行動する。
その行動が成長する原動力となります。
だから劣等感のない人間がいるとしたら、頑張る必要がなく成長の機会のない人となってしまうので石ノ森氏は、「味気ない」と言ったのでしょう。
現実生活での活かし方
ここからは、この名言を「現実生活で活かしていくとしたらどうするべきか?」を話していきます。
この名言を現実生活で活かすのであれば「健全な劣等感を持ち、悔しいという思いを忘れないこと」になります。
なぜなら、悔しいという思いは時に人を動かす原動力になるからです。
ここで言う健全な劣等感とは、「あいつに馬鹿にされて悔しい。だから見返すために頑張る」という感情です。
逆に健全でない劣等感は、「あいつにあんなことを言われた。やっぱり自分はダメな人間なんだ。何をしてもダメだろうな」と卑屈になってしまうことです。
例えば、健全な劣等感で成長した人が僕の友人にいます。
具体的には、「会社の同僚にデブだと馬鹿にされたことが悔しい」という人がいました。
その友人は、馬鹿にされたことが悔しくて、ジムに通い、食生活も見直して、マイナス15kg減に成功しました。
そして、以前より自信に満ち溢れていて、姿も男らしく筋肉質でカッコよくなっていました。
そしてその友達に「なぜそこまで頑張れたのか?」を聞くと、「馬鹿にされたのが悔しかったから」という答え。
そんな姿を間近にみていた僕は、「健全な劣等感を持ち、頑張ること」は時に人を大きく成長させることがあると気付きました。
結論として、
健全な劣等感を持ち、悔しいという思いを忘れないこと
これが現実生活でのこの名言の活かし方だと思います。
まとめ
今回は、『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている100の名言の1つとして、
【石ノ森章太郎(漫画家、特撮原作者)】の名言
を紹介しました。
今回の名言の意味と背景は、【劣等感は原動力になる。自棄になるだけでなく、「何であいつよりできないのか」と考え、行動する。その行動が成長する原動力となる。】でした。
また現実生活での活かし方は、【健全な劣等感を持ち、悔しいという思いを忘れないこと】になります。
また名言を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないと思います。
名言を活かすためにも、是非「現実生活での活かし方」を参考にして、行動してみてください。
もし不明な点があれば、コメント欄での質問もお待ちしています。
今後も偉人の名言や行動を通して、あなたの人間関係やお金、生き方、健康などの悩みを解決する情報発信をしていくので、フォローお願いします。サポートもお待ちしております。
最後まで見てもらって、本当にありがとうございました。
また次の記事で会いましょう!
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