晴れたらいいね #3
其の参 『自己肯定感が低い話』
『自分の事が好きですか?』と聞かれたら、困ってしまう。
事ある毎に、身体や心が言うことを聞いてくれない機会が多かったから。
それは、これから先も ずっとついて回る問題の一つなのは間違いない。
でも。
そんな自分を支えてくれている人たちがいる。
こんな自分の書いた物を『良い』と言ってくれる人たちがいる。
残念ながら、今もまだ自分の事はあまり信じられないけど。
自分自身を完全に否定することは、自分を支えてくれている人たちに失礼な気がするから。
『好き』でも『嫌い』でもなく、『分からない』という第三の着地点を作ってみた。
そうしたら、何故だか少し心が軽くなった気がした。
今はまだ、青空は見えないけれど。
いつの日か、自分を覆う分厚い雲が。
晴れたらいいね。