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心霊番組ゼロ「3万人記念Tシャツ」のデザインについて
※執筆者:二宮・サツマガッディア二世
今回は、心霊番組ゼロチャンネル登録者30000人突破を記念したTシャツデザインの裏話を語って行こうと思う。もしかすると一旦、1万人記念Tシャツの裏話までこの記事が続くかもしれない。
デザインの意志を描く
「Tシャツらしさ」というものから一旦離れてみようと考えたデザイン。タグのように細く、小さい文字が多く並べられたTシャツは基本的ではなく、見られる方も少ないかもしれない。けど今回はどうしてもこのデザインで制作したかった。以前の記事でもお話してると思うが、その瞬間の「インスピレーション」を大切にデザインさせてもらっている事が多い。
だから「ご依頼」がとても嫌いで、自分の感覚よりも相手の感覚でデザインが先行してしまうから「仕事」としてやっていた時は、デザインがとても嫌いになった時期が多くあった。だから「お金を貰ってデザインをするのは自分には合っていないんだなぁ…」と強く感じていた。自分が思っているよりデザインをしている自分は繊細なのだろう。
タグを意識したシンプルなデザイン
そんなわがままな意志をデザインに落とし込んだのがこの「タグ」を意識した「3万人記念Tシャツ」である。
現在、「心霊番組ゼロ」と言う名の番組をやっているがそのロゴは番組の象徴であり誇れる存在でもある。要は、番組の「顔」でありその生みの親がそれらを「記念Tシャツ」に刻まないというのは許せない。それだけ「デザインしてる側」からすれば命を削って生み出している可愛い存在なのだ。
ただ、今回から「ゼロの形を新しいものにしてもいいのではないか?」と思い「挑戦的なもの」を意識してデザインをしていたので本来のロゴはあるもののその「タグらしさ」を強く押し出した作品となっている。
「デザイン」とは「心の具現化」
今回は、没になった作品はお披露目できないが、デザイナーやイラストレーターをしていた頃、ずっと「絵ってなんだろう?」「デザインってなんだろう?」と自分なりに強く考えながら進めて来た。ある日、突拍子もなく一番しっくりくる言葉が思いついた。
「絵は、心の具現化」
なんかポエムっぽくて気持ち悪いが、昔の言葉をそのまま伝えるならこうなった。頭の中の物語を「絵」や「デザイン」に落とし込む作業をしているのは間違いなく「具現化」だと思う。それはクリエイターやアーティストも同じで「目に見えないもの」を「目に見える形に生んだ」と言える。要は、「デザイン」や「絵」は自分にとってとても大切な存在であり、だからこそ「ご依頼」を受けて描く事を辞めた瞬間でもあった。
ホラードキュメンタリーエンターテイメント番組
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