![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32820100/rectangle_large_type_2_d89c686ca31857442bb04bbf6a8da047.png?width=1200)
休憩をとるか⁉︎ 危険をとるか⁉︎
私は運送会社に勤務し、安全教育や事故処理等の仕事をしています。
そして、悲惨な交通事故をゼロにしたいと思い投稿しています。
今回は、「長時間運転」について書きたいと思います。
長時間休憩しない運転は、長くなるほど危険に近づきます。
事業用自動車の場合、最長でも4時間と決められています。
理由として、休憩しないそれ以上の運転は、事故のリスクが高くなるからです。
それは、安全を意識した運転の場合、すればするほど気を使うので、疲れてしまい、長く運転できません。
休憩がとても重要になります。
反対に長く運転できる人は、安全を意識した運転をしていないので、疲れにくい反面、とても危険な状態が続いているといえます。
典型的な例として、居眠り運転や漫然運転等の覚低走行がありますが、最も危険な運転です。
これで、事故を起こした人は、たくさんいます。
私も昔、居眠り運転で縁石と反射材に当てたことがありますが、どちらも到着を優先させた結果、自分を見失ってしまいました。
いまでも、深く反省しています。
ちなみに、私は長時間運転をすると、居眠り運転をしてしまうので、今ではこまめに休憩をとるように努めています。
命を失くしてしまうので・・・・・。
居眠り運転をすると、あとは「運」しかなく、たとえ運転技術があっても、活かすことができません。
それと、長時間運転を繰り返す人の特徴として、目的地に早く着きたい心理が強く働く人や、運転以外(通話・DVD・TV等)のことに気を向けやすい人が多く、休憩より、到着や運転を優先してしまいます。
これが事故の元になります。
①運転は、安全だと思えば気を使わないので危険になる反面、疲れません。
②反対に、危険だと思えば気を使うので安全になる反面、疲れます。
運転していて疲れない人は①になり、疲れる人は②に該当する可能性が高いので、皆さんも考えてみてください。
これは、自分自身の運転を知るうえで、とても重要になります。
もしも、長く運転することに自信のある人は、いま一度自分自身の運転を見直してほしいと思います。
それは、覚低走行に陥ったり、気を配る運転ができていないときなどに、危険に遭遇すると、気付くまでに時間が掛かり、事故を起こす確率が間違いなく上がります。
長時間運転=手抜き運転=危険
貴方は、どちらを選びますか⁉
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
事故に遭わない・起こさない 自分自身の作り方 PART18