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生産性が3倍高まるテレワークのマネジメント方法を伝授します!
HR領域で15年働いた後、40歳(文系資格なし)で外資系に転職したZEROです。
生産性が3倍高まるテレワークのマネジメント方法を伝授します!
コロナにより在宅勤務が推奨されている中、こんな内容で悩まれている管理者も多いのではないでしょうか。
①在宅勤務だとメンバーが何をしているか分からない。
②そもそも仕事してるのか?寝てるんじゃないか?漫画読んでるとか?
③仕事終わってるのに残業つけてないか?
相当ネガティブなトピックスをあげましたがリアルな意見だと思います。
ひょっとすると、30分くらい昼寝している奴いるかもしれませんね。パジャマで仕事をしているやつもいるかも知れません。メンバーの行動が見えないって心配ですよね。
けど、よーーーく考えてみてください。
過去の我々の仕事のスタンスを。
とある、日常の営業のスケジュールです。
10:00~11:00 クライアント移動
11:00~12:00 商談
12:00~13:00 ランチ
13:00~14:00 クライアント移動
14:00~15:00 商談
15:00~16:00 貴社
こんなスケジュールよくありましたよね?実際に仕事している感満載です!2件も商談してきたのですから。
成果はどうだった?⇒残念ながら今回は見送りです。⇒そうか!けど、「質より量!営業は足で稼げ!」となり、2件の商談をした営業マンは一定の評価を受けます。
けど、テレワークになるとWeb会議が主流となりました。彼が商談をした2時間はもちろん仕事をしたことになりますが、移動時間の3時間を皆さんどう解釈しますか?
もちろん、移動中に「商談の資料を読み込み」という人もいるでしょうが、上司との同行営業であってもコミットのない雑談が主流です。一人での移動であればLINEをしたりYouTubeを楽しんだり株価をチェックしたり。移動中って仕事以外のことをしている人って多いと思います。車で移動の方は運転してますからね。
私の経験則上、1日2件アポが入ると3時間は移動等で仕事をしてないんです。これがテレワークだと3時間寝いたら「グーパンチ」ですよね(笑)この辺が不思議なところですね。
さて、ここからがマネジメントのポイントです。
結論、社内・社外ともにMTGはWeb会議を推奨してください。世の中そういう風潮ですし移動時がゼロになり開始2分前にスタンバイすればOKです。58分×往復分が仕事に注力出来ます。2件目に移動するなら更に58分ですね。移動時間の160分を「移動時間」から「仕事」に充足させられれば確実に成果はあがります。
そしてマネジメントとしては進捗を管理するMTGを15分くらいで入れていくことが重要です。
1日3回くらいMTGをしましょう。けど、15分×3セットです。「2時間後までにこれ調べておいて」、「2時間集中してテレアポしてみて」、こんな感じでいいんです。そして2時間後にチェック。進捗を確認したら更に2時間のミッションを提示。こんなマネジメントがベストです。
MTGのラストでは「次の〇〇にはこれを報告して」と指示します。部下はしょうがないので2時間頑張りますよね。仮に2時間後に成果が出ていなくても怒る必要はありません。2時間の成果に対して質を問う話ではありません。移動時間で放置していた「無駄な時間」を有効に活用するだけの話です。
テレワークって移動が無い分、メンバーにとっては実はキツイ結末なんです。けど、楽に見えてしまうんですよね。それを管理するのはマネジメントの皆さんなんだと思います。
コロナ前の営業マンって相当無駄な時間を過ごしていました。悪気があるわけじゃなくそういう時代ですから。けど、コロナ禍で逆に業務が効率化され管理が厳しくなっている状況において、メンバーがさぼっているという解釈はナンセンスです。マネジメントの仕方によっては1日数時間の無駄を省略できます。
是非、テレワークを取り入れ積極的に業績を上げる成功事例を作ってみたらどうでしょうか。営業はテレワークの方がきついという事実。間違いないと私は思います。こんな時代だからこそ頑張っていきましょう!