『君が君で君だ』
◆あらすじ◆
尾崎豊、ブラピ、龍馬。なりきり10年!君のことが大好きだから、君の好きな男になりきる。自分の名前すら捨てた男3人の物語が、ついに動き出す。
好きな女の子の好きな人になりきって、自分を捨て 去り、10年間彼女を見守ってきた3人の男たちの愛の結末を 描いた恋愛譚。
純情か異常か?と問われたら異常。
でもその狂い方に引き込まれるのは導入部の上手さだと思う。
「えっ?えっ?」って思ってるうちに彼らの純粋さが何処か滑稽で笑ってしまう。
だが第三者が加わる事で【己に気付き】次第に3人の愛の形が変化して行く様と、いったい何を守っているのか?と言う答えの分岐が面白かった。
誰にも感情移入しないがそれでも目が離せないのは役者達の無防備且つ憑依的演技の賜物だろう。
個人的にはブラピが【タイラー・ダーデン】なのが良かった。
自分の立ち位置は向井理かな?
半端でいいっすわ。
まぁしかし男同士のスキンシップばっかりだったね(笑)