『アリー/ スター誕生』
原題「A Star Is Born」
◆あらすじ◆
音楽業界でスターになることを夢見ながらも、自分に自信がなく、周囲からは容姿も否定されるアリーは、小さなバーで細々と歌いながら日々を過ごしていた。そんな彼女はある日、世界的ロックスターのジャクソンに見いだされ、等身大の自分のままでショービジネスの世界に飛び込んでいくが……。
もう4回目のリメイクだが普遍の王道ストーリーはそれでもやっぱり心に響くものがある。
レディ・ガガのノーメイクが美しい!
彼女はとても才女で奇抜な衣装やメイクで登場しても決して下品な印象は無く、むしろその奇抜さで注目させ世界に様々な事を発信する自分の役目を果たしていると思う。
そんなガガさんの生き様が重なってとても嵌まり役だし彼女の演技にも魅せられてしまった。さすが、アクターズスクールで勉強してただけあるわ。
ただ奇抜なだけじゃないガガさんの魅力が満載!
監督兼主演のブラッドリーは自分の体験からこのジャクソンの苦悩を見事に演じてて素晴らしかった。
彼も勿論嵌り役で、声まで作って演じた【有名なカントリー歌手】と言う設定に全く違和感は感じられない。
過去作へのオマージュもありつつ全て書き下ろしの楽曲もこのストーリーに追い風を齎してる。
ライブシーンは本当のコンサートの時間を割いて貰って撮ったらしく迫力満点だったよ!💯
でもね、その2人を凌ぐ程の名演がジャクソンの兄役サム・エリオットなんだよなぁ。この兄弟の関係もまた見所だったなぁ。