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映画感想『search/サーチ』
原題「Searching」
◆あらすじ◆
父親と2人暮らしの16歳の女子高校生が失踪する。家出なのか、誘拐事件なのかも不明のまま37時間が経過。やがて彼女のSNSアカウントへのログインに成功した父親は、それまで想像し得なかった娘の一面を目の当たりにする。
嘘と偽装が安易に繰り広げられる世界の怖さと親の在り方や家族間コミュニケーションの実態が見慣れた【枠】の中に展開される。
スクリーンがPC画面そのものとして映されるが全く違和感無いのもまた怖い。
"【新手法】はやったもん勝ちだね!"ってだけかと思ってたが小気味良い画面の切り替わりと二転三転する展開にサスペンスとしてもかなり引き込まれる。
父と娘…
なかなかにして難しい関係ではあるが親の心子知らずであり、良好関係を築けてるという親の思い込みもまた子供をいつまでも子供だと思ってしまう落とし穴だったりするんだな。
生の生きたコミュニケーションがいかに大事かを考えさせられる秀作。