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映画感想『焼肉ドラゴン』
◆あらすじ◆
高度経済成長と大阪万博に沸く1970年代。関西のとある地方都市で小さな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む夫婦・龍吉と英順は、静花、梨花、美花の3姉妹と長男・時生の6人暮らし。龍吉は戦争で故郷と左腕を奪われながらも常に明るく前向きに生きており、店内は静花の幼なじみの哲男ら常連客たちでいつも賑わっていた。強い絆で結ばれた彼らだったが、やがて時代の波が押し寄せ……。
粗削りにさえ感じる映像、台詞、演技だが混沌とした当時の長屋的あばら家の様子が切実に伝わってくる。
観終わってみるとその【圧】に物凄く圧倒されて「あぁ、こうして未来を見つけて行ったんだな」と思わされる。
日本は決して単一民族などでは無く彼らの物語は戦後のもう一つの日本の歴史だ。
今も昔も変らず偏見やマイノリティへの抑圧、いじめはなくならない。
非常に憤りを感じつつ空を見つめる彼らには明るい未来があってほしいと願ってしまった。
『焼肉ドラゴン』一回食べに行ってみたいぞ・・・ドタバタに巻き込まれそうだけどな・・・(笑)
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