ORK Framework 3を使ってみよう!(3)〜ウィンドウUIを変更する〜

ORK Framework 3を使ってみるシリーズ。
基本情報と目次は以下。


ウィンドウUIを設定する

  • MakinomのUI > UI Boxesで各種UI Boxの設定ができる

    • 各種ウィンドウのデザインみたいなもの

    • Unityエディタ側でプレハブを作成し、Makinomで詳細設定をする

  • 基本的にはGeneral Settingの設定が反映されるが、ウィンドウ毎に設定を変えることもできる

7種類設定済み

メッセージウィンドウで文字送りする

  • メッセージウィンドウは文字送りしたい派

  • 5: Dialogueがメッセージウィンドウの設定

    • Override Default Settings > TypewriterのOwn Typewriterを有効化

    • Use Typewriterを有効化

    • Intervalを0.02に設定

Intervalはお好みで調整する
文字送りはされるが…
  • これだけだとネームウィンドウも文字送りしてしまう

  • Unity UI > UI Box Prefabに設定されているUI Box Dialogueをクリック

    • Unityエディタ側でTutorial Assets / _Created / UI Box / UI Box Dialogueにジャンプするのでプレハブを開いて編集

これ
  • プレハブ内のTitle ContentオブジェクトのUI ContentコンポーネントのAllow Typewriterを無効化

    • これでネームウィンドウのみ文字送りが無効化

ここのチェックを外せば…
名前は一括表示

顔グラを表示できるようにする

  • 顔グラも使えるようにしておきたい

  • 引き続きUI Box Dialogueを編集

  • HierarchyタブからMakinom > UI Box > Portrait > Portrait (Sprite)でPortraitオブジェクトを追加

これ
  • Portraitオブジェクトの位置は親オブジェクトの一番上

    • テキスト表示と被ってしまう可能性があるので

ここ
  • Portraitオブジェクトの位置を調整

    • ツクールのようにウィンドウ内左側に置きたいところだが、顔グラの有無でテキスト表示範囲の調整まではできない

      • UI Boxを分けることで実現することはできそう

    • 今回は無難にウィンドウ内右側に寄せる

    • Rect Transform > AnchorsのMinをX = 1、Y = 0に、MaxもX = 1、Y = 0に

    • PivotをY = 0に設定

    • Pos X = -20、Pos Y = 10に設定

    • UI PortraitコンポーネントのSprite Native Sizeを有効化

      • 後々サイズ調整をする手間が省ける

位置調整はお好みで
文章表示の設定とかはまた追々

選択肢カーソルを表示する

スタートメニューにて、一番上のContinueを選択している
  • サンプルでは選択肢の色が黄色くなることでカーソルを示している

    • 分かりづらすぎて最初は表示バグかと思った

  • カーソルの設定は各種UI Boxのプレハブごとに行う

    • サンプルのUI BoxはTutorial Assets > _Created > UI Boxesにある

    • さっきのDialogueと同じところ

  • UI Box Blue Centerプレハブを開き、HierarchyタブからMakinom > Input (Button) > Selection CursorでCursorオブジェクトを追加

これ
  • Cursorオブジェクトの位置は親オブジェクトの一番上

    • テキストの後ろに表示する必要があるので

ここ
  • Rect TransformのPivotをX = 0にする

    • これでカーソルが選択肢の原点から右側に表示されるようになる

  • ImageコンポーネントのColorを黒っぽい色にしておく

    • テキストが白いので黒くしないと見えない

    • 好きな画像に変えてもいい

    • テキストを全部黒くしてもいい

  • UI Selection CursorコンポーネントのUse Target WidthとUse Target Heightを有効化

    • 選択肢のサイズに合わせて幅と高さを調整するようになる

  • UI Selection CursorコンポーネントのShow Only Focusedを有効化する

    • ウィンドウが有効化されてないときはカーソルを隠す

    • 複数ウィンドウを開くときに邪魔にならない

  • Selection Cursorは1つしか設定できないが、子オブジェクトを追加することで画像等を付け足せる

    • 試しに矢印カーソルを追加する

    • ImageにはサンプルのArrowを設定

    • WidthとHeightはそれぞれ50に

    • 下向きの矢印なのでRotationをZ = 90に

    • ScaleはX = -1に

    • Anchorsは両方X = 0に

    • PivotはY = 0に

    • これで選択肢の左側に矢印カーソルが追加表示される

これはおまけ
そしてこうなる 分かりやすい
  • 他のプレハブにも同様に設定

    • UI Box Battle Menu、UI Box Menu Big、UI Box Menu Smallの3つ

  • UI Box Battle Menuは矢印カーソルを右側にしたほうが見やすい

これもおまけ
こんな感じ
  • UI Box Menu SmallはShow Only Focusedを無効化しておく

複数ウィンドウでカーソルを残しておきたい時に

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