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『MANATAMA』の世界観掘り下げ

いつもお読みいただき、ありがとうございます🙏✨
タカミチです。

4月に漫画家目指す宣言して、7月に突貫工事で描き上げた『MANATAMA』ですが、すでに色々と世界観が変わってきています。

少年ジャンプ連載を目指すなら、テーマの分かりやすさは非常に重要だと感じていました。

『NARUTO』なら忍者、『呪術廻戦』なら呪術師、『僕のヒーローアカデミア』ならヒーローといった具合に、主人公達に共通する要素があると読者に「そういう漫画だ」とストンと理解されます。

『MANATAMA』は何かな?と考えた時に、これまでに出来上がっている範囲では祓師はらいしが浮かぶわけですが、作品のメッセージ性を構築する上で弱いと感じていました。

祓師、って言われても一般的には馴染みがなく、どんな人達なのかが漠然としています。第一、僕自身が陰陽師作品をほぼ読んだことないのでフワッとした理解しかしていません。

呪術師と同系統の職業ですが、『呪術廻戦』はタイトルからして分かりやすい世界観が伝わります。『MANATAMA』はタイトルに『祓師』と入っていないのでより分かりづらい訳です。

作中で伝えていく、でも良いんですが、前述の通り読者にすでにストンと落ちているテーマが理想だと感じます。

たまたま「ジャンプ次世代バトル漫画賞」用作品の主人公、九重寿賀矢ここのえ すがやを描いた時に、剣術について調べていたらサムライの思想について触れる機会がありました。

ああ、これだ!となったわけですね。サムライ、分かりやすい笑

サムライについても漠然としか知りませんでしたが、その理念は非常に日本人を象徴するものでした。

まずサムライと武士は明確な区切りがあります。武士は武芸を生業とする者全般を指す言葉でサムライも含まれますが、サムライは皇族や貴族を守護する存在として一般の武士とは区分けされます。

そのため、その精神性も重要視され、サムライの教養として、古神道、陰陽道、體道たいどうが重要視されるようです。

『MANATAMA』の根幹には神道を据えていますが、意外にも陰陽道も重視する点で祓師も包括してしまっているわけです。

體道は情報が少なすぎてまだ掴めていませんが、古武術においての體(体)の使い方や作り方など、精神向上も含めた総合的な武術のようです。

老子の體道第一という思想とも関係あるかは調査中です。

『MANATAMA』で描きたいメッセージを、サムライという存在が包括していたわけです。

記事サムネ画像の女の子、法道院蔓ほうどういん かずらは、寿賀矢のバトル演出練習用に相手として考えたキャラです。

天下無双の寿賀矢に憧れ、弟子にしてもらう為にストーカーしてはいきなり襲ってくるという、割とぶっ飛んだキャラです。もちろん本編にもいずれ登場します。

クールな見た目の裏腹にヤンデレな蔓。相当強い。

『MANATAMA』に登場するサムライたちは、寿賀矢や蔓みたいな和風現代ファッションで行く予定です。

『BLEACH』とイメージが被らないように気をつけないといけません笑😅

さすがにキャラネタバレはこの辺りまでになると思います。

あと絵柄について超悩んでいます。。。

今の絵柄はよくある絵の範囲を脱せていないので、絵柄の個性を伸ばせないかな、と。

最も影響を受けている漫画の『NARUTO』や『鬼滅の刃』みたいな、この人にしか描けないという領域を目指していきます。

僕は元々耽美派の絵が大好きなので、神的な神秘性を筆で体現するのが目標ですが、今の画力では出来ません。。。

あと数年かけて画風が変わっていく可能性がありますが、ライトな画風が好きな読者もついてこれる範囲で落とし所を見つけたいですね。

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