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イノベーション経営への道6

今週も色々な企業の方とお話をする機会があり、地方経済の実態が判り、イノベーションの前に現状を如何に変えるかに壁がありそうです。
会談内容を纏めてみます。
例1.岡山市内北部の中山間地域の方との会談
高齢化と少子化で事業は何をして良いか判らない、農業も借金がかさむだけで、農地は荒廃している。
最近は田舎暮らしにあこがれる都会の住民が定年後に移住してきている。
少数ながら若者が古民家を飲食店にする等の事を始めている。
ただ、地域全体をプランニング出来てないので、点でしかないとの事。
また、昔卒塾した政治経済の勉強会が閉塾となり閉塾式に出席してOB達と色々な話をして来ました。
■九州で果実のネット販売をしている方は、農業者の高齢化と後継者不足で
果樹園が閉鎖されていると嘆いていました。
■介護施設では介護士が不足しているそうですが、集まらないそうです。
原因の一因は賃金が低い事、他業種が賃金UPしているので、UPしたいが、介護保険で運営している為、上限があるので、難しい。
海外研修生も他国より賃金が安いので応募が無いとのこと。
■専門学校の方は留学生が集まらなく、経営が厳しい
最近、少子化で女子大が来年度の募集を辞めて閉校すると話題になっていますが、その状態と海外研修生と同じで日本の魅力が無くなっているのかもしれない。
日本の課題が凝縮されていますが、大きなビジョンを描く人が少なくなって
いるのかも知れない。
一つヒントになる記事を読んだ、『iPhoneにあっさり首位を奪われた…世界中のビジネスマンに愛された「キーボード付きの元祖スマホ」の転落劇』
iPhoneが登場する以前、リサーチ・イン・モーション(RIM)社のブラックベリーは、企業ユーザーから、のちには一般消費者からも愛されるスマートフォンの主役だったが、iPhoneに負けてしまった。
原因は色々と書いていたが、大きな原因はインターネットの速度に対応できなかった。アップルは通信速度が速くなると考えてネットサービスを考えていた、ブラットペリーはネットの高速に対応しなくて、音声に執着した。
プレジデントオンラインの記事からです。
https://president.jp/articles/-/67536

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