第140回MMS(2016/11/07対談)「高専で学んだ機械設計と大学で学んだデザインを活かしてメイカーズ支援をするご主人&オリジナル製品を企画から販売までする奥様」後編 株式会社ATHA(アタ)代表 白川徹・彩ご夫妻
本記事は2016年に対談したものです。情報はその当時のものですので、ご了承ください。
▶前編より続く。
●ATHAがサポートした製品について②
三木:はい、ということで後半は奥様の立ち上げてらっしゃるブランド『stellation』のブランドの話と、あとこちら円筒状のモノのお話をちょっと伺いたいと。まずこちらの円筒状のモノは何でしょうか?
白川徹:これ試作機なんですけど、サービス名、商品名『kakaxi(カカシ)』っていうモノでして。
宇都宮:モノだけじゃないってことですか?
白川徹:ポケットマルシェっていうアプリがありまして、これは生産者と消費者を直につないじゃおう…
宇都宮:農家さんの?
白川徹:農家さん。あとは漁師さんとかでもそうなんですけど。
宇都宮:一次産業とかそういう生産者?
白川徹:そうです。そういったアプリがあって、「そういった新しい市場の在り方みたいなのを作っていこうよ」っていう熱い方がいまして、この『kakaxi(カカシ)』というプロダクトは、使い方としては農家さんが畑に置いて…
三木:置くんですね。だから『kakaxi(カカシ)』なんですね?
白川徹:そうなんです。太陽光で動くんですけど、これ自体はBluetoothと3Gで通信ができます。海外でも使えます。温度、湿度がロギングできまして、プラスこのカメラが付いていて畑の状況を映してその畑の管理ができるっていうのはもちろん、こういう畑でこういう所で作ってる野菜ですよっていうのを消費者の方にも情報として届けたい。
三木:自分のWebから?「これほしい」みたいな、「このトマトほしいです」みたいな…
白川徹:今特に安心、安全みたいなのが必要とされてる中で、なかなかスーパーとかで売ってる野菜がきれいだけど「どういう所でどういう人が作ってるのかな?」っていうところを生産者対消費者を一々でつないじゃうからこそ、「ああ、こういう人がこういう所で作ってるんだな」っていう情報も食材というモノの付加価値になるというところで、うまくそこの市場の在り方っていうもののもう一歩先っていうのを切り開いていけるんじゃないかなっていうことで…
三木:これは企画はどこなんですか?
白川徹:企画はkakaxi(カカシ)っていう会社がありましてそこですね。
三木:そこと一緒に?
白川徹:はい。もう色んな企業とかサービスを立ち上げてらっしゃるような連続起業家の方が中心になってやってらっしゃるんですけど、例えば東北のほうですとか、食べる通信というような生産者がその食材について発信するような媒体みたいなものを作ったりですとか。
三木:何か聞いたことありますね。
白川徹:その一環でこういったプロダクトもやるっていう…
宇都宮:これはどのぐらいの…試作っていう段階ですか?もう量産してるんですか?
白川徹:これはもう量産ほとんどできてる。
宇都宮:もうあとはデリバリーして?
白川徹:もうあとはデリバリー。
三木:すごいお金かかってますね。これ。
白川徹:これは結構お金かかってます。これは最初のイメージで「こんな機械がほしいんだけど」っていうお話の意匠の部分から入らせてもらって、中にファンが入ってたりしてうまく対流させるような構造になってたりですとか。
宇都宮:耐久試験中みたいな感じなんですか?結構耐候性必要ですよね?
白川徹:耐候性の試験はヒートサイクルとかその辺はもう終わってる感じですね。なのでもう出荷しちゃうぞっていうところです。
●ブランド『stellation』について
三木:ちょっと今日奥様もいらっしゃるので、最近このMMSはご夫婦でご出演いただくのが増えておりまして、奥様のほうもモノづくりやられるということで、ちょっとこのブランドのご説明をお願いしてもいいですか?
白川彩:はい。『stellation』っていうブランドでアクセサリーを作っているんですけれども、主人の職場にレーザーカッターとか色々そういった工具などがあるので、それを使って何か私も作りたいなっていうことで…
三木:元々何かデザインとかされていたんですか?
白川彩:私はアパレルにいたんですけれども、全然デザインとかいうものではなかったんですが…
宇都宮:服とかアクセサリーとかそういう?
白川彩:そうですね。販売を私はやっていたんですけど、結構そういうおしゃれが好きだったりするので、これからは自分で作ってみたいなっていうことでちょっと興味が出てきまして、レーザーカッターっていうものを使ってアクリル板をカットするんですけれども…
三木:これはいつぐらいから始められたんですか?
白川彩:1年くらい前から始めました。
三木:これを立ち上げたいと何か相談されたんですか?旦那さんに。
白川徹:いや、もう「何かやったら?」ぐらいの感じですね。
一同:(笑)
宇都宮:製造は旦那さんがやるんですよね?
白川徹:いや、もうほとんど奥さんが全部やってます。
宇都宮:え?自分でレーザーカッターを?データとかも?
白川彩:はい。データも作ってカットしてあと磨きも自分でやってます。
宇都宮:すごい。結構磨くの大変じゃないですか?
白川彩:そうですね、色々…
白川徹:あれおもしろいかな?自作で「工具はこうしたほうがいいよ」っていうのは僕が作って。
宇都宮:改善提案を?
白川彩:色々試行錯誤しながら試してやってるんです(笑)
三木:実際始められて、今サイトでインターネットで販売されてるんですかね?
白川彩:はい。ハンドメイドのアプリでminneっていうアプリと、あとCreemaで販売をしています。
白川徹:これジグなんですけど。
宇都宮:バフみたいなもの?
白川徹:そうです、そうです。
三木:これ3Dプリンターで?
白川徹:これ足踏みなんですけど、これ元々ハンドドリルだったんですけどこんな姿になっちゃいまして。この辺は全部3Dプリンターで作ってるんですけど。
三木:これは旦那さんが設計されて?
白川徹:そうです。
三木:ジグを奥さんのために作って。すばらしい。自作バフ研磨。
宇都宮:これ結構売れるんじゃないですか?
白川徹:これ結構いいと思うんですよ。
三木:これアクセサリーとかにはあってる
白川徹:そうなんですよ。これ足踏みでこうやるという…
三木:いいですね。そこにご夫婦の愛があるんじゃないですか?
白川徹:軽い旋盤みたい感じになってますけど。
三木:いいですね。
宇都宮:先のバフを替えれば色々…
白川徹:そうです。これもレーザーカッターと3Dプリンターを使って、とりあえず作業効率をあげましょう。
三木:いいですね。心強い旦那さんがいらっしゃって。
白川彩:そうですね、有り難いです。
宇都宮:量産もしようと思えば?
白川徹:そうですね。あとはやっぱり品質ちゃんと上げなきゃいけないっていう。例えば金具を接着するっていうのでも、金具取れちゃうとお客さんがっかりしちゃうので、品質高いっていうのもブランディングの上で一番大事な部分。質も高いし、知ってる人も多いよねっていうのがブランド力だと思うので質を上げなきゃいけないっていうところで、色んな接着剤使って、この…
三木:色々試行錯誤…
白川徹:耐久試験みたいなのをやって、この接着剤なら間違いないみたいなのをちゃんとやったりとか、それも段々ですね。
宇都宮:耐久試験済みなんですね?
白川徹:そうです。
宇都宮:すばらしい。
三木:実際今販売をされていて何かお客様からフィードバックとかありますか?何か販売した先から。
白川彩:結構喜んでいただいてうれしいお言葉をいただけるので、それがすごいやりがいに…
宇都宮:『stellation』ってどういうイメージなんですか?ブランド名の。
白川彩:一応そのデザインのテーマにしてるものが幾何学パターンをデザインしているものなんですけど、『stellation』っていうのが星形多面体っていう、そこにマークが一応あるんですけどそれが『stellation』っていう意味なんですけど。
宇都宮:デザインコンセプトはもう何となくそういう方向性というか、幾何学模様とか?
白川彩:はい、そうですね。
三木:何かそこにこもった意味があるんですか?多面、こういう星形とか?
白川彩:結構シンプルなデザインでやっていこうっていう感じなんですけど(笑)
enmono:(笑)
白川徹:シンプルなんだけどぱっと並べたりブランドっていう全体を見渡した時に、世界観みたいなのを感じられるようになったらいいなっていうのがありまして。
三木:これを私見ると世界がこのように複雑につながってる感じをイメージできるんですよね。あと、旦那さんのATHA「今ここ」っていう会社とこれが結構仏教的な感じなのかなって勝手にイメージが(笑)
白川徹:その『stellation』星形多面体っていうので、その立体の図形の名称なんですけど、でも星っていう言葉が入ってたりするので、ちょっと宇宙っぽさみたいなのも出たらいいなとか。有機的っていうより無機的なモノの集まりなんだけど、何か宇宙みたいな感じとか、たぶん感じ方は人それぞれだと思うんですけど、ぱっと集まった時に「『stellation』さんってすごくこういう世界観ですよね」とか思ってくれたらいいなとかは思ったんですけど。結構お客さんの反応っていうのはさっきの話で、思ってたよりもすごくいい反応をしていただいたりして。
三木:これ実際何か展示会出されたんですね?これは。
白川彩:はい。今週末にイベントがあるんですけど、パシフィコ横浜で12日の土曜日のみなんですけど、そこで展示を。
三木:あとデザフェスでもやられたんですね?
白川彩:はい。また今月末の26日、27も。
三木:実際そのお客さんから対面で色々とフィードバックとかもらってご自身はどういう感覚ですか?
白川彩:本当に私が思っていた以上の反応があって、すごく有り難いなっていうのと…
白川徹:今はminneですとかCreemaさんとか、ハンドメイドの生産者、メイカーズというか生産者と実際消費していただくお客さんとがすぐつながれるような販売サイトみたいなのがあったりするんですけれども、そこで見ていただいてる方がデザフェスで声かけていただくとかそういう流れがあったりして。最初は「ちょっとレーザーカッターとか設備があるからできることでやってみたら?」っていうような話だったんですけど、実際外のお客さんとつながり出すと自分達も思わないような発見みたいなのがあったりして、なかなか…
三木:まさに企画・デザイン・製造・販売をご自身でやられてるので、我々のいうところのマイクロモノづくりということに当たるんですけれども、たぶんモノづくりをご自身でやるっていうのは今まであまり想定されてなかった?
白川彩:はい、全然やると思ってなかったです。
三木:やると思ってなかったけど、でも何かやりたいと思ったのは何かきっかけはあるんですか?
白川彩:やっぱり主人が色々作っているので、そこで興味を持ち始めたっていうのもあります。ちょっとおもしろそうだなっていうのは、やっぱり…
三木:元々長野にいらっしゃったんですよね?2年ぐらい前まででしたっけ?
白川彩:そうですね、はい。
三木:長野はやっぱり自然もいっぱいあっていいとこだと思うんですけど、いきなりこういう東京のしかもこんな秋葉原みたいなところに来て、何か心境の変化とかそういうこともきっかけになったんですかね?
白川彩:そうですね…まあ…
三木:これ自体は長野にいた時からやってらっしゃったんですか?この『stellation』は?
白川彩:いや、『stellation』を始めたのは1年前なんですけれども、その前はアパレルで色々センスを磨くみたいな感じで勉強をしたりはしてたんですけれども。
三木:東京に来て何かインスピレーションとかそういうのは?
白川彩:結構刺激がやっぱりあるので、そこで刺激を受けて作ってみたいなっていうのもありましたね。
三木:ここは秋葉原ですか?刺激といっても色んな刺激があるので(笑)
白川彩:そうですね(笑)秋葉原でちょっと私やるっていうのは全然考えてなくて。あまり万人受けっていう感じでもないかもしれないです。結構こだわりを持ってやってるので。
三木:そのうち秋葉原にちょっとショップを出したらどうですか(笑)?
白川夫妻:(笑)
白川徹:秋葉原じゃだめかな。でも委託販売みたいな形で、今表参道と原宿か?
白川彩:神宮前ですね。
宇都宮:おしゃれなエリアですね?
白川彩:はい。こどものマルシェさんっていうところで。
白川徹:デザフェスとか出すとバイヤーさんとかに声かけていただいたりして、「うちのお店でちょっと出してみませんか?」みたいな話いただけたりしますね。
●夫婦でモノづくりをするということ
白川徹:マイクロモノづくりのすごくいいところっていうか本質的な部分だなって思うのが、「イシューからはじめよ」っていう安宅和人さんの本があって、その中でも「本質、イシューに近づくためには最初から最後までの1サイクルを数多くこなしなさい」っていうのが1個あって、例えばこのモノ作って売りますっていうのは、自分で企画してお客様のところに届けて反応をいただいてってところまでがたぶん1サイクルだと思うんですけど、マイクロにモノづくりしていくことで、例えばこういったモノって1サイクル回すのってすごい大変なんですけど、こういうのってこういうのがいいかもって思って作って反応を見てっていうのがすごく短いサイクルでできるので、すごく改善していけるんですよね。
宇都宮:そこで腕を磨いていってからこういう大きいのをやらないと絶対痛い目見ますから(笑)
三木:とてもいいと思うのは、ご夫婦でやられてるのがいいと思って。たぶん昔の職人さんとかも親父さんが何か作ってて奥さんが同じ工房のとこにいて、そこで見たりしてたぶんそうやって小物を作ってモノを売るみたいなのがあると思うんですけど、その昔のがもう1回現代に蘇ってきて、21世紀の職人さんというか。
白川徹:そういう働き方のほうがいいなっていうのは暗に思ってる部分はあるかもしれないですね。
宇都宮:満員電車に揺られて家族別々でっていうよりも、時々けんかすることもあるんでしょうけど(笑)
白川徹:(笑)
白川彩:うん、あります(笑)
三木:そういうのは、お子さんとかもしいれば身近に見て育てばまたそのモノを作るっていうマインドの子に成長していくような流れが…。最新テクノロジーを使いながらそういう、もう1回昔の職人文化みたいなのが蘇ってくるのかなって勝手に想像しちゃうんですかね?
白川徹:そうですね。だから今ハンドメイドで作ってっていう方もすごい生き生き楽しくやってらっしゃるような気もしますし、何かモノ作って売ってっていうサイクル回すっていう中で何か健全な感じもしますし(笑)
三木:そうですね。今はたまたま秋葉原にいらっしゃいますけど、将来的にはもしかしたら長野か、どこでもできる、ネットがあればっていう…自分の好きな所に住みながらモノを作ってってあると思うし。今は秋葉原を選んだのは結構お客さんがいるっていうことなんですか?
白川徹:それもありますし、たぶん僕の仕事柄、試作を作って色々試してっていうのが多いので、秋葉原だと部品屋さんがいっぱいあって、すぐその場で思いついたらすぐ試せる、すぐ買ってやれるっていうのが非常に助かるというか…そこですね。ちょっと遠い地域でそういう開発をしようとするとすごく歯がゆい。
三木:部品がね。
白川徹:ちょっとこの部品、ちょっとこの値違いがほしいんだけどとか、そういう…
三木:あそこだったら秋月に行けば…
白川徹:秋月なり千石なり…そうですね。
宇都宮:Amazonだと1日2日ちょっとになりますもんね?
白川徹:そうですね。「今ほしいんだけど」っていう歯がゆい思いをしたくないので秋葉原でやるっていう(笑)
宇都宮:それは確かに。
●「日本の○○の未来」に対する想い
三木:ちょっとまだ色々お話も尽きないんですけども、お二人でもいいんですけど、可能だったらお一人ずつ、「日本の○○の未来」っていうのをお伺いしてるんですけど。ご主人ともしそれぞれ何か想いがあれば。○○の中は何でもいいですよ。自分のモノづくりでもいいですし、あるいは設計とか町工場でもいいですし、デザインでもいいですし、あるいはモノづくり夫婦の未来でもいいですし(笑)
白川徹:テクノロジーとかそういった部分で考えれば、すごくVRとかもそうですし、どんどんよくなっていくというか、あの…
三木:どんどん進化しますよね?
白川徹:どんどん進化しちゃって、どこかでガラッと変わっちゃうようなタイミングが来るぐらいのスピードで今来てるなっていうのはあって。それは決して悪い方向にはいかないだろうなというのは思っていて。そこでガラッと変わるっていうのが、働き方が変わるのか、今この時代を後から振り返った時に「昔ってあんな感じで大変だったよね」みたいな形で振り返れるような未来がくるといいなっていうのは思ってますね。それが働き方なのか、例えば自動運転とかAIとか発達して、すごく今あるような仕事っていうものもガラッと変わっていて…
三木:お二人を拝見してると新しい働き方みたいなのが結構あり得るのが…そういうの。
白川徹:そうですね。こういったモノもそうですけど、やりたいようなことがうまくできてて、すごく生活していくっていうところにもやりたいことが直結するような働き方というか暮らし方みたいなものがもうちょっとみんな当たり前になるし上手になるしみたいな、そんなふうな部分と今のそのテクノロジーの進化っていうのがうまくクロスしていくといい未来になりそうな気がするっていうのはちょっと思いますね。
三木:まさにそれを体現されてるお二人だと思います。
白川徹:そうなんですかね?
白川夫妻:(笑)
三木:ちょっと働き方系で注目されるかもしれません(笑)メイカーズ夫婦。
宇都宮:1人じゃなくてこの2人っていうのがね。
白川徹:でも、確かにそうですね。
宇都宮:モノづくりに全然関係なかった人がこういう販売までしてるとか…
白川徹:どっちかっていうと、本当メイカーズっていう感じはこっちのほうが強いかもしれないですね。ただ、もちろん元々アパレルにいたっていうのもありますけどデザインのプロでもないし、販売はプロでやってたかもしれないけど、こういう作って納めてみたいな部分はまた色々違うような気もしますし、実際そういうのをプロでやってらっしゃる方から見たら全然規模も違うし、やり方も全然違うしっていうのはあると思うんですけど。
宇都宮:でも、これが今風なのかもしれないですよね?
三木:たぶんこれがこれからメインになってくると思いますよ。大量に作って大量に消費して捨てちゃうっていうよりは、1個1個ちゃんと作ってお届けする。
白川徹:大量にっていうのがたぶん成り立たなくなってくる時代にはなるとは思うんですよ。
宇都宮:そこにたぶん技術の進化もそれが貢献してくるんじゃないでしょうか?
白川夫妻:そうですね。
三木:奥様のほうで何かありますか?
白川彩:今の働き方っていうのがこのまま続けてやっていきたいなっていうのは、一番それは願ってるんですけれども、主人の技術面っていうのを借りながら…
三木:それはすばらしいですね。
白川彩:そうですね。私も一緒にやっていけるのが、本当に丁寧にやっていきたいなとは思っています。
宇都宮:想像できなかったですかね?昔はこういうことを。
白川彩:そうですね。全然想像してなかったです。
三木:1年前からこれを始められたとおっしゃってましたけど、それまでは別に普通に家にいて普通の主婦業というか働いていた?
白川彩:そうですね。パートをしながらっていう感じだったので。
三木:こっちのほうが楽しそうみたいな?
白川彩:本当にわくわくした毎日を過ごしてます(笑)
三木:何か働き方講座みたいなのやってみたらいいんじゃないですか?メイカーズとして生きていくにはとか。
白川徹:でもやっぱセンスみたいなのはすごくあって、プロダクトのデザインの人間とはまた全然違うセンス、だけどこうパッとやると「いいね!」みたいな、「あ、そういうもんなんだ!」みたいな。
三木:販売の経験がたぶんおありでしょうから、そこが…
宇都宮:お客さんのほうとたぶんすごくつながってるんでしょうね?
白川徹:そうですよね。だから僕もそこで新しい発見があったりしてそれもお互いいいかなとは思いますしね。
三木:かなりおもしろい回になったんじゃないかと思います。なかなかメイカーズ夫婦っていうのはおりませんので。本日は貴重なお時間をいただきましてどうもありがとうございました。
白川夫妻:ありがとうございました。
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