VRの注意点:VRプラットフォームアプリ「ENGAGE」
enmono社では、2020年5月から、VRプラットフォーム「ENGAGE」を使ってzenschoolVRの提供をはじめました。
その実践の中でいくつか注意することがあると思いましたので、こちらにまとめたいと思います。
※あくまでも「ENGAGE」というアプリを使う場合についての注意点です。
VRをする環境
wifi接続速度が低いと部屋に入っても外に出されたり、音声がとぎれとぎれになったりするので、必ず、ネット回線の速度チェックをしておく必要があります。30Mbps以上推奨です。
インターネット回線の速度テスト | Fast.com
何かしらトラブルが起きたら再起動すると復帰できる場合が多いです。(電源ボタン長押し)
ログインできないケースにも出会ったことがあるので、予備のアカウントを作っておくといいと思います。
セッションIDの文字が判別しづらい物があります。:O(大文字のO)と0(数字)、I(大文字のアイ)とl(小文字のエル)など。
我々のような用途では、激しく動くことはないので、ガーディアンはオフにしておくといいと思います。
ヘッドセットの装着感を良くするためにストラップで調整しておきます。
IPD(瞳孔間距離)は個人個人違うので、レンズ間距離を調整しておきます。
使用者の体調
長時間利用すると首に負担がかかるので、休憩をこまめに取る必要があります。
また首がつかれるので、何らかの対策が必要になってきます。我々は下記のような方法をとっています。
●ヘッドレスト付きの椅子を使って頭をもたせかける
●ソファなどに座りクッションなどを頭の後ろにセットする
●リクライニングシートで横たわる
乗り物酔いしやすい方はVR酔いするので注意が必要になります。
回避方法としては下記のような方法をとっています。
●テレポート機能を使って瞬間移動する
●移動するときは目をつぶる
●回転や移動しすぎない
●休憩を早めに取る
没入感がかなり高いため時間感覚が無くなります。なので何らかのタイムマネジメントが必要(次の予定がある場合)になります。
●目覚ましをかける
●外にいる人に頼んでおく
●誰か一人はタイムマネジメントの役割をする
休憩するなどで、ヘッドセットを外して時間が経つと、ROOMから退室させられてしまうので、タオルなどをヘッドセットに詰め込んでおくと、ROOMから退室しなくなります。
あと「ENGAGE」を使ってみて実際にビジネスに使えることができましたし、他にも新たな可能性がまだまだあると感じております。ただ日本ではほとんど知られていないので、ENGAGEジャパンのファンコミュニティをfacebook上に立ち上げて、100名近くに方に参加いただいてます。
ENGAGEジャパンのFacebookファンコミュニティにぜひご参加ください。
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