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沈丁花

この時期に庭へ出ると、どこからかふわっと漂ってくる香りが時期を知らせる。

実家をも思い出す懐かしい香り。

しとしとと降る肌寒い雨もなんとなく春めいて待ち遠しい。

沈丁花という名前は、香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、という意味でつけられた。とある。

沈香は私も特に好きな香り。

気持ちが静かになる。

「いつの間にか存在している」

そしてそれをそっとアピールしてくれるような落ち着く花が好きかもしれない。


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