千雲

書と花の道を邁進中。仏教や禅、心の勉強や一人旅が好き。 ふと思いついたことを書いています。

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最近の記事

万物が満ち満ちていく日。

今日5月21日は二十四節気の「小満」。 万物が次第に満ちる時期 気候良く、若葉は繁り、生物は息づく 季節の花は姫リョウブを入れてみました。

    • 大人の学び。もう一度大学生に。

      ずっと続けているの書道ですが、本格的にまた1から学びたいと思い、書道専門の大学受講を決めました。 と言っても通う授業は月1で、あとはみっちり自宅で練習です。   墨汁は使わないとのことで、前日に家で墨を磨ってボトルに入れて持っていく。 これが大変・・   ボトルの半量までになるのに、45分ほどかかりました。 無心で磨る瞑想のような時間。   これも修行、いや、学びの一環なんでしょうね。 やったことのないことをして、様々なことが発見できる良い機会。  

      • 「仙崖もなか」と書と私の人生

        博多の和菓子屋、石村萬盛堂さんにたまたま寄った時に、つい買ってしまった「仙崖もなか」。  仙崖さんの書画も愛らしくて好きなんです。 仙崖和尚は臨済宗の禅僧。 生まれが美濃国、そして行脚の旅に出た後、40歳頃に博多の興福寺の住職となり生涯務めていたようです。  実は、私も生まれが岐阜。 そして好きな寺社仏閣巡りやら旅をしながら(もちろん仕事もして)博多に根を張った、これまでの人生。   今は時々別の地域に行ったり来たりしていますが、なんだか運命を感じるお方です。

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        • 書とコトバ
          15本
        • 草花記
          13本
        • 1本
        • インテリアノート
          3本

        記事

          桃紅さんとのお別れ

          昨日のニュースで篠田桃紅さんが亡くなられたと聞きました。 とても好きな美術家で憧れの存在でした。 107歳で生涯を閉じるまで、自分の書と向き合ってたくましく生きてこられた桃紅さん。 お父様の故郷が岐阜だったということで、岐阜に関する思いを本の中でも語っています。 岐阜出身の私は、勝手にすごく身近な存在に感じ、実家帰省の時には 岐阜の現代美術館に足を運んで桃紅さんのキリッと引き締まった書画を眺めていました。 強くて貫く姿勢と、ものすごく季節を敏感に感じとる表現の仕方

          桃紅さんとのお別れ

          沈丁花

          この時期に庭へ出ると、どこからかふわっと漂ってくる香りが時期を知らせる。 実家をも思い出す懐かしい香り。 しとしとと降る肌寒い雨もなんとなく春めいて待ち遠しい。 沈丁花という名前は、香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、という意味でつけられた。とある。 沈香は私も特に好きな香り。 気持ちが静かになる。 「いつの間にか存在している」 そしてそれをそっとアピールしてくれるような落ち着く花が好きかもしれない。

          沈丁花

          書道展で入賞しました

          出品していた作品が入賞しました。 福岡市のアジア美術館で3/2まで展示されています。 作品は載せれませんが。。 まだまだやなぁ〜と思いながら、それぞれの作品の色があったり、線の使い方など大御所の方の書はとても参考になりますね。 仮名ではないですが、最近は莫山先生の本を読んでいます。 博識で本当に色々と勉強になります。そして優しくて独特なお方で好きです。 美しく自分らしい表現を目指して、これを励みにまた頑張ります!

          書道展で入賞しました

          旅がしたいとき

          旅は私の何よりのエネルギー源。 昔はよく国内も海外も一人旅をふらふらとしていたのですが、今はなかなか行けませんね。 そんな時、読書好きな私は、本を読んで想像を巡らす。 小さい頃から図書館通いをしていた私。 何千、何万もの世界がたくさん詰まっている図書館が今でも好きです。 旅、心理、書道、美術、精神世界、哲学、洋書、料理本、伝記、エッセイなど・・ 本の中で旅をしています。 これは買った本ですが、星野道夫さんのアラスカの旅の本。 目を閉じると、しんと静まるような感

          旅がしたいとき

          書道を続けてみると

          ある美術家がきっかけで感銘を受け、書道を再開して数年経ちました。 といっても仮名書道なので、使うのは小筆。 仮名なので文字の原点になるもの、今では使われない"変体仮名"も多く学びます。 (一つの音に対して、いくつかの漢字があった"ひらがな"ですが、1900年の小学校令施行規則によって一音一字になりました。その使われなくなった字体を変体仮名と言います。) 外国語や古代文字など見るとワクワクする私は、外国語を学んでいるかのような楽しみもあります。 書は芸術という言葉。

          書道を続けてみると

          この親のもとに生まれた理由

          私たちは、今の両親を選んで生まれてくると言われています。 私は父との折り合いが悪く、というか父の性質の問題もありますが、特に幼少期は苦しめられました。カッとなったら何をするか分からず、いつキレるかも分からないので常に機嫌を伺い、暴言にも耐えていました。 そのために家族というのが嫌いで、人にバリアを張って本音を言えない癖がついていました。 いつも愛想が良く、ニコニコしてるねーと言われたり、それなりに人間関係も築いていましたが、年々自分と向き合うと色々とウミが出てくるのに気

          この親のもとに生まれた理由

          ウチの壁の鳥獣戯画

          漆喰の壁に、自分で描いた書や絵をベタベタ貼ってしまってます。 最近は鳥獣戯画を描くことが多い。 人間的でコミカルで、なんだかずっと見ていたい絵なんです。 白隠も仙崖も好きな白描画の一つ。 白と黒のシンプルな世界。いいな。

          ウチの壁の鳥獣戯画

          異国のスパイス料理教室

          カレー特集が目に付いたので、スパイスについて書きたくなりました。 一時期、スパイス料理にはまっており、異国の料理教室に事あるごとに参加していました。 カレーだけに留まらず、モロッコ料理、インドネシア料理、リビア料理、イラン料理、スリランカ料理など、アラビア中東系も含めて広がりました。 それも、イスラム教のモスク(マスジド)で密かに開催されていた、日本滞在中の各国の主婦に教えてもらうという、現地の家庭の味を学べる嬉しい教室。(今はもう廃止になっているみたいですが…) と

          異国のスパイス料理教室

          神様のいる木

          日本には八百万の神とか御神木とか言うように、植物には神様が宿っているんだなーと思うことがよくある。 植物も生きてるからエネルギーを感じるのかもしれませんが、そんな力もらって、人間も癒されたり、薬草とかで治療したりしている。 自分が弱ってるときや迷っている時は、神社やお寺に無性に行きたくなったり、自然の中で過ごしたくなったりしますが、 木にぐーっと引っ張られる感覚があったり、側に行くと不思議な体感をすることがあります。 香りももちろん、植物そのものにも気持ちを落ち着かせ

          神様のいる木

          自分との対話。向き合うことを恐れたとき

          自分の本当の気持ちに嘘をついたり、人と向き合うのを恐れたり、 そんなことが頻繁にあって、物事に正面から向き合うのが苦手だった。 あることをきっかけにヨガを始め、はや10年。そしてカウンセリング、心の勉強もして、自分との対話を深めてきました。 何でもやり始めのころは、ウミが出たかのように瞑想中に涙が出て止まらなかったり、昔の嫌な思いがフラッシュバックしたりして大変だった。 「人がどう思うかではなくて、自分はどうしたいのか」 そう思う事はわがままだと育てられたから、人か

          自分との対話。向き合うことを恐れたとき

          家具とインテリアで変わる日常

          大切にしたい日常。 静かに寄り添ってくれるリッツウェルの家具。 主張し過ぎず、丁寧な暮らしをしたくなる。 それは丁寧な物作りにあるからかな。 家にいる時は存在感より、心地良さ。人と同じかもしれません。 静かな暮らしを一緒にしてくれる家具です。

          家具とインテリアで変わる日常

          インドの油差しと花。

          ある工芸店で買った花入れ。 インドの油差しとして使われていたそうです。 味わい深い風合い。油が浮いてこなくてヨカッタです。

          インドの油差しと花。