休職から1ヶ月、「生き方」を見つめ直す

・休職する直前〜したあとの自分の変化

休職する前は、毎日苦しくて、土日も休んでいる気がせず本当につらかった。3週間ほど苦しんだ後、ある週の前半でもうこれ以上仕事ができない境地に達する。泣きながら心療内科の予約をとった。とにかくはやく行かないともたないと思ったから、3件電話して1番はやく見てもらえるところに行った。「非定形うつ病」と診断してもらい、なんとか仕事で動けなくなる前に休職することができた。

振り返ってみて原因は様々あるが、自分の心と環境のギャップが息苦しかったんだと思う。休職してからは自分自身が目まぐるしく変わっていって、1週間ごとに考え方がアップデートされているように感じる。今まで曖昧だった興味がないものもはっきり感じれるようになった。

<興味がなくなったもの>
・自分がいた業界
・腐れ縁元カレ
・自己啓発本

今私が元気に暮らせているのは、気心知れた女友達と、遠くから見守ってくれている両親、おばあちゃんの存在のおかげ。それから、日のあたりのいいアパート。生活にギリギリ困らないお金。心から幸せだと思える毎日を感じることができている。もう苦しまなくていいんだと安堵している。

・興味が湧いてきたもの

まだ言葉でうまく表せられないのだけど、それは一種「生き方」への興味。これまで人は義務教育を受けて、大学に入って、企業に入ることが普通だった。企業でどんなスキルが身についたか、実績をアピールしたり、昇進するために条件をクリアすることが大事だったのではないだろうか。

会社員というレールから外れると、当たり前だがそのレールに乗らずとも生きていることができる、ということを知る。それでも最初は、レールにのらないことで生きていけるのかとても不安に感じていた。例えばお金。本屋でもどうやったら初期投資を抑えて確実に利益をだせるか、そんなことばかり目が向いていた。見るだけで一向に最初の一歩は踏み出せなかった。ようやく気づく、自分は投資に興味がない、お金に執着していただけだ、と。

そんな中見ていたのが、中村咲太さんのYouTubeの動画。咲太さんは、神様や花・動物とチャネリングする能力を持っている(すごすぎる)。スピリチュアルと聞くと、身構える人がいるかも知れないが彼のメッセージを一度聞いてほしい。宗教とか、教えとかそういったものを超越していて、雑誌の巻末にあるような、これはやったらだめとか今週はこの食べ物を食べるといいとかそういう類のものが一切ない。なにか押し付けることも全くない。ただただ、人生で自分が本当にしっくりくることだけを選択していくことが大事なんだよ、とメッセージを伝えてくれている。

だからふと思ったのだ、千差万別なサービスや製品を広めたりすることに時間を使うよりもっと人生そのものにフォーカスをあててみたい、と。自分がしっくりくることを選んで生きることができればこんなに幸せなんだ、と体現したい。それをどんな現実を使って体現していくか、心に手を当てて考える時間がこれから待っている。






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