ホントウノカタチ

ホントウノカタチ

◆記事の概要
 皆さんはじめまして。今日から「ホントウノカタチ」というテーマで連載を開始したいと思っています。
 テーマの意味はずばり、「自分らしく生きるという事の探究」です。
 私は現在36歳で、大学を卒業した22歳から約13年間サラリーマンをやってきました。
 これまでの人生、自分のやりたいことをやってきたつもりで生きてきましたが、36年間生きてきて未だに幸福感や、豊かさのようなものが得られていない。今も常にモヤモヤした気持ちに包まれています。
 私は比較的趣味も多く、好奇心は旺盛な方だと自覚していますが、自分が本当にやりたいと思えることが未だに見つかっていませんし、それもあって自分とは何者なのか自分でもだんだんと分からなくなってきており、そのことが辛くて精神的にも疲れてきています。
 そのこともあって、数年前から色々と自分探しの意味も込めて、様々な哲学の本を読んだり、精神を整えようと思ってマインドフルネス的なものも色々とチャレンジしています。例えば、マインドフルネスアプリ、オンライン座禅、アロマセラピー、植物鑑賞、ヨガ等々・・。
 色々試した挙句、未だにモヤモヤは払拭されていないのですが、最近になって、やっと一つの希望が見えてきました。
 それは、人生の幸せや豊さとは、「自分らしく生きること」なのだということ。
 何か当たり前のことを言っているようですが、少なくとも私自身はこれまでできていなかったと思いますし、これは言うほど簡単なことではないと思っています。
 そもそも「自分らしく」とは何なのかということ自体も本当に理解するのは簡単ではないと思っています。自分らしさ、本当の自分を理解したつもりになっているだけで、その自分が果たして本当の自分なのでしょうか。
改めて人生を振り返ると、小さい頃の義務教育や社会人になってから刷り込まれた風習(「こうあるべき」というような根拠のない教科書的・常識みたいなもの)に溢れていて、あらゆるものが、本当に自分の意思で考えて、判断しているかというと非常に疑問です。
 本当の自分が思っていることとは別に、忖度や他人の顔色を立てて決定をしてしまったり、マイノリティーになるのが怖くて本当の自分から逃げたりしていることが多いように思いました。
 私は最近、「このような社会の虚構、縛り、制約から解放された時に、真の自分に出会える」というように思うようになり、本当の自分を探し出すために、如何にして、これらの社会的制約から解き放たれるかということを実践していきたいと考えています。
 そのような生き方をしていく上での日常の些細な出来事や自分の考察などをこのように文章で整理し、同じような共感が得られれば非常に心強いです。
 共感いただける方と一緒に社会の虚構、縛り、制約といった曇りを取り払い、透明で澄んだガラス玉のような世の中の「ホントウノカタチ」、あるいは自分の「ホントウノカタチ」を見つけることができれば幸いです。

◆漢方
 これまで様々なマインドフルネスに取り組んできましたが、新たに「漢方」に目をつけました。
 精神的な疲れを癒すためにはやはり身体の状態を整えることが需要と思いましたので、漢方によって身体の内側を細胞レベルで改善できれば精神的な整いが得られるのではないかと思いました。
 私自身、コロナ禍でテレワークが多くなっており、テレワークは全然苦ではないのですが、元々集中力がない方なので、自宅でももっと集中して、落ち着いて仕事ができるようになりたいと感じてはいました。
 調べてみると、自宅の近くに、相談に応じてオーダーメイドで薬を調合してくれる漢方屋さんがあることが分かり、早速行ってみました。

◆問診
 お店に入ると、暫くして専門の方が声をかけてくださり、問診票的な用紙を渡されました。それを記入していると、意外にも自分には直したいところがたくさんあるんだなと気づきました。例えば、頭痛、鼻詰まり、肩こり、眠っても取れない疲れなど。
 精神的に疲れている時って、それを人に相談するだけでもかなり救われた感じになりますね。それが専門の方相手ならなおさら。
 
◆初の本格漢方
 数ある身体の欠陥のうち、今回はとりあえず精神的な部分、イライラや集中欠如を治したいと言い、薬を調合してもらいました。市販の薬もあるのですが、効き目が違うということで、調合してもらうことを選びました。
 しかしこれが結構高い。普通の薬局に行くような感覚で2〜3千円程度の予算感で行ったのですが、その2〜3倍の価格でした。
 でも、それでこれまでずっと悩み続けてきた身体の重みみたいなものが取れるのであれば決して高くない自分は思いました。
 家に帰って早速煎じて飲んでみました。
 下の写真のように、決して美味しそうではないし、お店の方も、美味しくはないと言っていはいました。飲んでみると、確かに美味しくはないのですが、コーヒーなど、香りのする飲み物が好きな自分はそれ程嫌でもないということに気づきます。仕事前に飲んだら苦味で頭がシャキッとしそうです。
 その翌日、確かに心が落ち着いている自覚がありました。
 その気になっているだけなのではないかと思うところは確かにあるのですが、長年感じてこれなかったようなこの心の軽さが、気のせいとはなかなか思えない。漢方って、即効性がなくて、ゆっくりと身体の治癒能力を高めていくようなイメージだったのですが、お店の人も、だいたい2〜3日くらいで効果が出るって言っていたので、まさにその通りとなったわけです。


◆結論
・まだ見定めなければなりませんが、この効果が本当なら、この費用は払う価値はあると思いました。
 自分としては今のところこの結果に大満足なので、1週間後にまたお店に行き、状況報告とともに、他の不具合もどんどん直していこうと思っています。
 自分の身体が健康で、心の曇りも取れれば、これまでとはまた違った世界観で物事を見れるような気がします。
 そうなれば、これまで見れなかった、世界のホントウノカタチに出会えるかもしれません。
 今後、このほかにも、自分の見つけた些細なホントウノカタチを随時更新していけたらと思います。よろしくお願いします。

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