DVから更生したいなら日記を書け。
はじめに言います。
あなたがDVの恋人を更生させる事は
ほぼ不可能です。
基本的には、DVがエスカレートする前に相手の前から姿をくらます事。若しくは、DV本人が専門医のカウンセリングを受ける事で少しずつ自覚し、衝動性を抑える訓練をすることです。
DV被害者は何故決断しないの?
DV被害者は、周りが『早く別れた方がいい』『大ごとになる前に警察に行った方がいい』と言われても、『うーん、、でもそこまででは無いから…』とか相手を庇うような発言をし、結局ウダウダして大事になるケースが多いです。逃げる事に対しての決断や、警察に通報する事、シェルターに行く事にどうしても踏ん切りがつかない。それは何故か?
正しい判断が出来なくなっている
一種の鬱状態のようなもので、判断力が鈍っており事態を客観視する事が出来ず決断することに躊躇する。
私は、DV疑惑の時は決定打がまだ無かったので自分の思い違いか考えすぎだと思ってました。しかし黒確定!となった時。『あぁ、やっぱりな』というのと『いや何が起こったの?いやいや、どうすればいいの?!』とパニック状態でした。そして、周りに相談しませんでした。
すぐ誰かに相談する事
何故、私は相談しなかったか?
私の場合、余程のことがない限り誰かに頼らず自分で解決しようとする性格のため、自分一人でなんとか解決しようと思ったのが、まず愚かでした。
その時私が試した事。
●日記を書く(携帯、ツイッター、ノート)
●ボイスメモをとる
●ラインにて出来事の有無を相手に確認させる
●惨劇直後の写真をとる
これらは、証拠になるだろうと思っての行動だったのですが
まさか自分の精神を立て直す為に役立つとは…!
ちなみに私は、繊細で傷付き易い性格ですが、結構図太い精神力を持っています。(メンタリストDaigoさんのビックファイブ診断でも、鋼の精神力の持ち主と診断された!)
私の精神が侵されていく…!
まず、DV男と同棲していた私に逃げ場なんて無いので、自分の家なのに私が家を出なければなりません。こんな閉鎖された空間にDV人間と一緒にいると相手の考え方に侵食されそうになります。
所謂…これ⬇︎
DV『俺を怒らせるからお前が悪い』
被害者『そうね、私がいけないんだわ』
この、頭のおかしい持論に流されてしまうのがとても危険。それを救ってくれたのがこれ。
日記
これは何を書いてたかというと、事実と考察です。まず、記憶が薄れないうちにその日のDV行動や言動を時系列に並べ、大事なキーワードを走り書きします。そして、次の日くらいに相手が何故怒り出したのか、どうやって収束したのかを詳し〜く書きます。
そして暇な時に、客観的な目線で相手の心理分析まがいな考察をします。
この分析を言語化する事で、自分が置かれている状態がより理解でき、精神的に冷静を保てたように思います。しかし、当時は共依存関係になりそうだったので日記を書いてて良かったと思います。
●走り書きはツイッター
●まとめるのはカレンダー内のメモ(iPhone)
●考察と分析はメモ帳機能
と分けるといいかもしれないですね。
あと、もしバレて消されても分散してれば安心です笑。
あなたの揺るがない精神があれば相手も態度を少しずつ変わるキッカケにはなるかもしれません。そしてDV男は確固たる証拠には手も足も出ません。