英語勉強記/金額に見合った高価なコーヒーとは?

1日ごとに勉強する語学の種類を変えてるので、今日は英語、行きます。


見てるチャンネルはCNBC、動画はこちら。


さて、要約いきましょう。(動画も要約なので、英語の要約です。)


話の背景はElida Geisha Elida Green Tip Natural というコーヒーが
1リブラあたり1029ドルで、オークションで落とされたという話。

※1リブラ=0.46kg

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なぜ今コーヒーの価値が上がりつつあるのか、なぜ消費者はそれを求めているのか?


コーヒーには大きく分けて、4段階の変化を遂げている。

18世紀
人々が利便性を求めた時代。
例:Folger, Maxwell Home

1960年代
人々がコーヒーによる楽しみを求めた時代。
主流はダークロースト。
例:Starbucks

1990年代
「サードウェーブ」として知られる変化期。
人々が味や個性を求めるようになった時代。
焙煎方法はライトが主流。
例:Bluebottle, Stumptown


「フォースウェーブ」と言われている。
人々が「違い」を楽しむことを求めている。


人々の嗜好が変化している今、その変化はコーヒーの値段にも大きく表れている。

その例がElida Geisha Elida Green Tip Natural 。

ゲイシャという品種はもともとエチオピア原産。
品評会で高額で取引されたこのコーヒーはコスタリカで作られている。

適切な条件と環境でなければ通常であれば生産は困難であるが、この農園Elidaはそれをクリア。

2003年に初オークションで落とされる。そこから年々オークションにかけられ値上げが進み、毎回記録を更新していくほど。

ではElida農園ではどういうプロセスでコーヒーが精選されれいるのか。


基本的にコーヒーの精選方法は2つが主流。

・ウォッシュド(水洗式)
水槽に入れて、不純物を取り除き、外皮、果肉、ミューシレージを取り除く手法。
味の特徴は酸味系、すっきりしていて、はっきりした印象。

・ナチュラル(非水洗式)
コーヒーチェリーをそのまま乾燥し、果肉とパーチメントを除去する手法。
味はフルーティ。ベリー系。


Elida農園で用いられている手法は

Anaerobic Slow Dry (無酸素長時間乾燥法  とでもいうんでしょうか)
55ガロンほどのドラム内で5日間密閉して発酵させて、その後ホースを通してコーヒーチェリーを取り出し、60日間長時間日干し乾燥。


なるほど、手が込んでいる。


動画ではプロがスタバのコーヒーと、エチオピアのスペシャリティコーヒーとこのコーヒーの飲み比べを行なっている。

前述2つに関しては割愛するが、Elida Geshaに関しての感想が面白かった。

飴玉のよう、アメリカだけあって、「Jolly Rancherのようだ」と。


はい、まとめ。

高値が付いているコーヒーには確かに価値があって、生産プロセスからの緻密な開発と努力の結果が1杯のコーヒーとして総合的に評価され、そのため品評会での価値が生まれる、そういう仕組み。

確かに年々開発が進んでいて、パーソナライズして分化している我々の嗜好によって、次から次へと新しい実験的なものが生まれている、それはコーヒーの分野でなくても他の分野でも共通に言えるんだなと思った。


とにかく、1杯のコーヒーから会話が生まれ、経験が生まれる。高いものであろうが、安かろうが、コーヒーきっかけの何かが生まれる瞬間はお金に換え難い瞬間だと言えるんじゃないでしょうか。


終わり。



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