瞑想は、自分により近づくために行う- マインドフルネス日報
どうも。
マインドフルネス警察のゼンコップ(@zencyborg)です。
健康を維持するには、以下の四分野を攻略しなければいけません。
「睡眠」、「食事」、「運動」、「瞑想。」
特に重要なのが「睡眠」と「食事」ですが、より効果を期待するには「運動」と「瞑想」に取り組む必要があります。
理由は単純で、どちらも「脳」の機能を高めるから。
最近知ったのですが『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏も、毎日2時間ほど瞑想に取り組んでいます(驚嘆)。
彼に限らず、世界中のハイパフォーマーに「瞑想」は大人気です。
わたしは社会人になってから仕事のストレスに悩まされていましたが、瞑想によって不安が減りました。
その経験をもとに社会のストレスを減らすべく、マインドフルネスを広めています。
このnoteでは毎日シンプルライフ関連本の抜き書きと、名著『マインドフルネスストレス低減法』からの学びを少しずつ発信していきます。
また、誰でもすぐに始めれる「3分瞑想」のやり方と「食べる瞑想」のやり方についても簡単に説明。
興味があればサクッと始めてみてくださいね。
コロナで不安が続きますが、自分と向き合う機会でもありますので、マインドフルネスを全力で広めていきます🍵
【読書】『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』vol.8
やることが多すぎて、結局自分は何がしたいのだろう。
「なんでもやろうすること」は組織の中にいると褒められることがあります。
わたしが所属していた組織も「なんでも挑戦すること=善」という環境で、真に受けたわたしもありとあらゆることに手を出していました。
しかし手をつけた全てに関して、残ったものは「そこそこの結果。」
やることが多く忙しい日々を送る中で、結局自分は何をしたいのかを問い直した時に見つけたのが『ワン・シング』という本です。
この本では何かに一点集中して取り組むことが大成功の秘訣であることが解説されます。
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【バランスの取れた生活という嘘】
・全てのことに注意を払おうとすれば全てに不注意になる
・バランスを追い求めると高い成果は出ず、高い成果は中道から外れた所にある
・中道をいくべきときと、極端に走るべきときを知ることから真の知恵が生まれる
【成功のジレンマ】
・中道を外れて極端を追い求めれば難題にぶつかる
・成功と同時に私生活をうまくやっていく方法がわからない
・長時間働いているとやがては私生活が損なわれる
・生活自体がしなければいけないことでいっぱいで、結局文句を言う
【優先順位を決めるための大切な考え】
①時間は巻き戻せない
→成功するまで子供との時間を少なくすると、幼い子供との大切な時間を過ごせない
②放置できないもの
→高い成果を得るのに必要な代償は、他の分野でのやり残しだが、全てをやり残したままにはできない
【行き過ぎに対する2種類の修正方法】
①仕事と私生活の間の修正
→長時間働くことは立派だという考えをリセットする
②それぞれの中での修正
→仕事の中での優先順位、私生活の中での優先順位を決める
【目覚ましい成果を手にする方法】
・最も重要なことを見極め、それに必要なだけの時間を注ぎ込む
・他の仕事をする時間を大幅に削る
・ときどき、行き過ぎの修正のために、放っておいた他の仕事に取り組む
【バランスの問題=優先順位の問題】
・優先順位に従えば必然的にバランスを欠く
・問題は、どれほど優先順位に従っていられるか
・私生活ではバランスを欠いた状態をできるだけ短期間にする
・一時的に仕事上の優先事項から手を離しても、短期間なら問題ない
【重要な考え】
・目的、意味、意義を考える
・極端に走るべき時を見極める
・行き過ぎを修正する
→生活がバランスを欠くことの問題は期間の長さで、私生活ではこの期間ができるだけ短くなるように修正を行う
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明日も引き続き、本からの学びを紹介していきます。
【瞑想】自分を信じ、自分になる- 『マインドフルネスストレス低減法』より
【自分を信じること】
・自分以外に指針を求めるより、自分の直感や判断を信じるほうがはるかにまし
・何かについて正しくないと感じた時は、その自分の感じを尊重
・専門家や他の人たちと意見が違っても、自分が間違っていると決めつける必要はない
・瞑想は、あらゆる点で自分の基本的な判断を信じる姿勢が大切
【信じ込みの問題点】
・先生の考え方を頭から信じ込み、逆らわずに言われた通りにやろうとしてはダメ
・こういう態度は実は瞑想の心構えとは相反する
・真似をしている限り、誰を師としても間違った方向に進んでしまう
【他の誰かにはなれない】
・あなたは誰かのようになることはできない
・あなたはより自分らしくなることしかできない
・最終的にあなたの人生の瞬間瞬間を生きるのはあなた自身
【瞑想で学ぶ自分らしさ】
・瞑想は、自分により近づくために行う
・あなたは他の誰でもないあなたであり、それがどういう意味をもっているかを知る
・自分の中の声に耳を傾け、自分という存在を信じることを学ぶ
【自分への信頼の先に得れるもの】
・自分自身であることに責任をもつ
・他の人への信頼感が生まれる
・他の人の良さも見えてくるようになる
3分瞑想のやり方
瞑想に興味があるけど、瞑想のやり方が分からなくて始めれないならば3分瞑想がオススメ。
3分だけなので、すぐに始めることができます。
【3分間瞑想のやり方】
・3分だけでいい
・座ったまま
・目を閉じて
・力を抜く
・背筋を伸ばす
・呼吸は自然に任せる
・どんなふうに感じているかを感じる
・呼吸を観察する(呼吸に注意を集中する)
瞑想は、意識的に心や体を観察して、今という瞬間から次の瞬間に向けて体験したことを、あるがままのものとして受け入れるプロセスです。
マインドフルネス瞑想の本を読むまでは、瞑想とは何か特別なものを感じることだと思っていたのでとても新鮮でした。
食べる瞑想のやり方
3分瞑想に興味がわかなければ「食べる瞑想」というものがあります。
これは言葉どおり、食べることを通じて意識を集中する方法を学ぶもの。
瞬間瞬間を体験しながら食べることによって、今まで何となく食べていたものでも思わぬ発見があります。
また食べる瞑想は、瞑想が「何か普通ではないもの」や「神秘的なもの」という誤解を解くのにも使われるトレーニングです。
「3分瞑想」と同じく「食べる瞑想」も時間がかからないので是非試してみてくださいね。
【食べる瞑想のやり方】
・3粒のレーズンを用意する(アーモンドなどでもOK)
・レーズンを初めて見るようなつもりで観察する
・指でつまんだ感触、色や表面の状態に注意をはらう
・そこでわきあがる思いに気がつく(好きとか嫌いな思いや、感じなど)
・しばらくレーズンの匂いを嗅ぐ
・口にはこぶために、腕が手を持ち上げるのを意識する
・心と体が食べ物を予期して、唾液をだすのを意識し、唇にレーズンをのせる
・そのまま口にいれて、1粒のレーズンの本当の味をたしかめながら、ゆっくりとかみしめる
・十分にかんだら、飲みくだすときの感触を確かめながら飲みこむ
・自分の体がレーズン1粒分おもくなったような気がするか確認
参考図書『マインドフルネスストレス低減法』
わたしが毎日少しずつ読み進め、瞑想のガイドとして使っているのが『マインドフルネスストレス低減法』です。
わたしがこの本を使う理由は以下の3つ。
・著者のJ.ジョンカバットジンがMasterClassで講師を務めている。
(MasterClassは世界レベルの著名人が講師を務める、アメリカの有料オンラインクラス)
・メンタリストDaiGoさんもオススメしていた本。
・妻がすでに持っており大絶賛。(つまり家にあったので、買わなくても良かったわけです。)
普通の本と比べると本書は390pもあり大著ですが、毎日少しずつ読み進めて実践することによって、確実にマインドフルネスの基礎が身につきます。
本日の瞑想記録
本日も瞑想を行いました。
睡眠時間がいつもよりも少なかったためか、普段より頭に浮かんでくる考えが多かったです。
昨日は初心を忘れないということを学び、初心を忘れないとは、あらゆる事柄を初めて見たときと同じように受け止める姿勢のこと。
初心を忘れてしまうと、自分が「知っている」と思い込んでいるがために、ものごとの本当の姿がみえなくなってしまいます。
瞑想もだんだんと慣れてきたので、毎日新鮮な気持ちで取り組もうと思います。
それでは。