人生で初めてスパイダーマンをみた❗️2022/01/17(ネタバレあり)
⬛︎はじめに
私は2022年1月17日に『スパイダーマン:ノーウェイホーム』を見に行った。
なぜこの映画を見ることになったかというと、用事を済ました帰りにパンフレットでも貰って帰るかと映画館に寄ったある日。何故か1時間後に始まるチケットを買っていたのだ。
その映画が『スパイダーマン:ノーウェイホーム』、だった。
この行動が無意識だったので自分でもかなり驚いた。題名にも書いてある通り、私はこれまでのスパイダーマンもとい、マーベルシリーズをまったく観たことがない。急いで有識者の友人に事情を説明し「映画までの1時間何を勉強すればいい!?」と連絡したまでだ。
ここまで読んでスパイダーマンというコンテンツをご存知の方は驚くだろう。なぜなら今作、『スパイダーマン:ノーウェイホーム』は、あの有名なスパイダーマンの作品を知ってこそ本来楽しめる映画だからだ。わたしは友人の助言「全スパイダーマンとヴィランのチェック」を映画が始まるまでの間一生懸命に勤しみ、映画を観るまでに至る。
これから今作の感想を述べるにあたって、スパイダーマンを全く知らない人間としての感想を書いていきたい。
⬛︎映画情報
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021)
Spider-Man: No Way Home
上映日:2022年01月07日
上映時間:149分
監督
ジョン・ワッツ
脚本
クリス・マケナ
エリク・サマーズ
出演者
トム・ホランド
ゼンデイヤ
ベネディクト・カンバーバッチ
ジョン・ファブロー
ジェイコブ・バタロン
※この先ネタバレを含む表現があります
⬛︎映画を見て
率直な感想として、
とんでもなく面白かった!!!
初めてのスパイダーマン、劇場で大号泣をキめてしまった。古典的なヒーロー映画を想像していたので、派手に敵を倒して終了!そんなところだろうと私は思っていた。
しかし、そんな単純なものではなかった。しっかりと登場人物の心情描写や敵ですら共感してしまうような、キャラ一人一人に想いの詰まっている作品になっている。2時間半がものすごくあっという間に感じた。
トム・ホランド演じる「ピーター・パーカー」は幼さを全面視したヒーローのようだ。今作でこれまでの「ピーター・パーカー」を呼び寄せるが、どう見てもトム・ホランド演じる主人公が一番若い。
一番精神的にも不安定な時期なのだろう。その取り上げ方に感心した。
大学に行きたいし、友達は無くしたくないし、自分のことは理解して欲しいし、、、。
願望はいくつあっても構わないけど、順序と手順は踏まなきゃあとがおじゃんになる。
それを紐づけてしまったのが、メイだ。
彼女の死についてだが、他スパイダーマンとデジャブなのかな?今作、そういった点がいくつかあって他スパイダーマン作品を知っている観客には胸熱なんだろうなァ、と鑑賞しながら思った。
わたしは道徳心とかそうゆう押し付けがましいのが苦手なタイプなので鑑賞中ゴブリンの意見全肯定マンだったが、ピーターが自分の行いに反省し、屋上で項垂れているところ。MJとネッドが駆け寄ってハグするシーン。さすがにあのシーンのトム・ホランドの表情がなんとも切なくて、いっぱい泣いてしまった。彼に抱きしめてあげてくれる友達がいてよかった、と心から感じた。
主人公に関して言えば、面白いくらいにフラグを回収していくストーリーであった。それが少年誌のようで刻み良い。今作、友情あり、努力あり、あとは勝利!!と、言いたいところだが、完全試合ではない。それが私には、あの終わりかたしか!と思った。(これもフラグ立ちっぱなしだったし)
わたしが好感を持てたのは、各々のヴィランに対するリスペクトが素晴らしいと無知なりに感じたことだ。なんと言ってもヴィランの立ち位置と映画の構成が素晴らしいのだ。
特に好きになったのはDr.オクトパス。彼が真っ先に出てくるヴィランであり、1番に“治療”を受ける人物である。これが意味することは今後のヴィランたちの救いの手はあるってことだ。
あの部屋で“治療”を完了したのは結局オクトパスだけだった。ここがいい味を出すための出汁。
オクトパスは見た目的にもインパクト絶大だし、わたしが唯一知っていたスパイダーマンのヴィランでもあった。
友人に感謝したいのは上映前にヴィランについて勉強したことがかなりキーポイントになったと言う点である。私がその時間で読んだ記事はこれだ。
https://www.cinematoday.jp/page/A0008062
大体ヴィランの生い立ちがお涙なので、チョロっとお話に絡んできただけでも「うわ゛〜〜〜〜(泣)」っとなってしまえたし、「あのナマズめ」って苦笑しながら言うセリフとかもぅ・・・となった(笑)
観ていて、作品のタイトル“ノー・ウェイ・ホーム”は、家に帰れないヴィランのお話であったのか!と、無知なりに解釈した。
ベネディクト・カンバーバッチ演じるDr.ストレンジ。なんだか、自らが作り出した鏡面の世界(名前があるのなら知りたい)があったけど、あそこのアクションシーンとCGやばすぎで鳥肌が止まらなかった(泣)
いや〜ウィレム・デフォー、、、流石すぎるな。他の作品で初めて目の当たりした時「なんだこの演技鬼上手いおじぃさまは!?」と驚いたものだが、ノーマン、ゴブリンの役の方が難しいじゃない❗️天才だ、、、こーゆー人間には死なれては困るのよ(主観)
作中でちょくちょく出てくるジョークも楽しい!
「アメイジングって自分で言ってみろよ!」って言うところとか、年の瀬組の“腰痛”ネタ(あれは絵が大変なことになってた)。
あと「アベンジャーズって?バンド??」みたいなところとか、シリアスな場面でいきなりぶっ込まれるジョーク、可愛い。可愛すぎる。
これが海外ならではの映画の楽しいところよ!
最序盤に出てくる“ミステリオ”が誰なのか知らなかったり、最後の映像とか、何故スパイダーマンによって糸の出し方が違うのか、とかわからないところはやはり多かった。終盤、大気に亀裂が入って、過去に戦ったヴィランがシルエットで出てくるとことか気になるので、全作絶対に履修しようと思う。そもそも私はスパイダーマンが複数人いることなんて知らなかったし(無知)
また全作回り終わったら感想をしっかり書くのもいいかなと思う。これはそのためのメモ。
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