芽吹きパレードの5月。。。コキリは1年の中で1番忙しいっ!!
魔女の宅急便。キキのママと称して、
ZenSPA代表、美整medical therapist、薬草creatorとして活動をしているコキリです。
今日は、1年で1番忙しいとも言える5月の自然界の近況報告会をしたいと思います。
前回、よもぎについての記事は書かさせていただいたのですが、
その後もよもぎちゃんは私の心をわし掴みし、高揚させ続けてくれています。
よもぎだけじゃなく、5月は新芽、新緑の季節。
新しい命が世にもたくさん芽吹き、パレードを実施中。
1年の中で最も山が若々しく、エネルギーもとても高まります。
例えるなら、陽の気が溢れる子どもたちが元気いっぱいに遊んでいるような幼稚園や保育園といった感じでしょうか。
自然界は楽しそうです。
薬草ハーブに使用する植物たちも、季節や時期によって色々変化し、
薬効も変わってくるんです。
コキリさん、
いつ、どの時期に、どの自然の恵みを頂き、仕込むかは決まっているので。5月から梅雨時期にかけては種類が多く忙しいというわけです。
そんな中、最近のフレッシュな採れたて薬草の元たちを一挙ご紹介。
こちら、陽の光を嫌い、陰で育ち続けるお馴染みのドクダミ。
独特の香りで、雑草扱い。根が深〜く辛抱強いため、
取っても取ってもどこからでも再生してくる植物。
反面、生命力が強い植物はエネルギーや薬効力、高いんですよ。
ドクダミは昔から万能薬として親しまれていて、
抗菌作用がある他、カリウム成分が豊富なので利尿作用に優れています。デトックス効果が高いんです。
東洋医学では、乾燥させたドクダミは〈十薬〉という漢方になります。
お次はレモンバーム。
ん〜この写真を見ているだけでもサッパリした気持ちになれます。
ネーミングにレモンと名付けられるだけあって、
葉から茎から根っこから爽やかなレモンのbalm(芳香)が漂います。
ギリシャ語で〈メリッサ〉と言い、西洋ではメディカルハーブとして
自然療法で使用されていて、
鎮静、鎮痛効果が期待できるので、
頭痛や不眠症、発熱時、また気管支炎にも効果が期待されています。
リラックス効果や老化防止にも。
ハーブティーとしてだけでなく、
レモンバームはその香りの良さから料理にもよく使用されています。
ミツバチが飛来することから別名bee balmとも言われているそうです。果実の木の周りに植えておけば受粉の助けにもなるそう。
ニッキ(ニッケイ)の葉
葉先がスッと尖っていて独特の葉模様がカッコいいニッケイの葉。
1年中葉が取れるので今だからというタイミングではないですが、
こちらも新葉が出てきて青々しております。
葉をちぎって嗅いでみると、なんとも言えない癒しの香り。
日本原種のシナモンといわれ、
期待できる効果は、自律神経のバランス調整や、糖尿病予防にもよろしいようです。
カラダに血を集め、温め、足りない部分を補ってくれる優れもの。
サロンでは女性特有の不調の緩和としても取り入れております。
また、オメガ3を多く含むことから抗酸化作用による美容効果もあるとされていて、女性にはうってつけの和ハーブです。
以上、今週1週間の収穫をお伝えしました。
これらをフレッシュのままに、ドライに。
仕込み作業をしながら日々セラピーしております。
サロン内は植物園、薬草園。
自然は待ってはくれず、自然に日々が進行しています。
コキリは狩りに大忙しながらも、大興奮です。
来週は、頼まれている山ふき、そして柿の葉の新葉を狩りに行って参ります。
今だけの旬のお野菜やお魚があるように、
今だけの植物は、私たち人間の季節の状態に上手に合わせてくれます。
春は苦味野菜と薬草で、広がりやすい関節、むくみやすい水分代謝、ぽや〜っとしやすい自律神経の緩和に繋げてくれるはず。
季節に沿ったライフスタイルを身近に感じてみては?
kokiri
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?