Rerise of 笹子島
倉橋島(呉市)桂浜から1km少々。
往路、桂浜へのみちすがら看板だけは何度か横目で眺めつつも…立ち寄る事はしてなかった、F.H.ROYCEミュージアムに行ってみました。
館内、白亜ベースの装飾に絵画と美麗なシャンデリア。そしてロールス先生。ベントレーさん達が沢山展示してあります。
笹子島ビーチ(一般用)に隣接して建てられる自動車博物館には、会員優先コテージがあり。その背面にはコテージ利用者を主要客とした別だてのプライベート•ビーチが広がります。
博物館2階はレストラン。「中学生以下はご遠慮下さい&野郎どもはドレスコード有るんだからな…」的な(!)本格フレンチを味わえる素敵な場所なのですが。日曜昼間(12時)オンタイムにお客様はおられず。
ちょっとした『タイタニック』ごっこが出来そうな雰囲気でした。
厨房ではシェフとコックさん、給仕の方が同所の説明を少しして下さいました。本所は(株)JJ・CAMEL coなる会社経営ではありますが、オーナーは広島旧市内のとある大病院経営者ご家族さまとか。
こういうの、展示できるお金もモノも「あるところにはあるものなのです…」的な一画でございました。
倉橋島・能美島全体では取り分けて目立つ産業や事業地というものはなく。地方自治の延長線上にある、養殖場と寂しい港やら本業にできない漁業やらの島。
しかし、なーんにもない島にしておくのはもったいないと考える方々もおられ。小規模でも、豊かな人が行楽の場所を提供しようと尽力されている機運の兆しが見て取れる。そんな場所でした。
「局所的でも、前向きに事業を展開しようとする営みは評価されるべきなんだろーなぁ」と、思いつつ。クラッシックな車の数々にシャッターを切るお昼です。
『やって頂戴、パーカー』
『…かしこまりました、ぺねろぴーお嬢様』っていうアレです。
いや、知らんだろ…。(サンダーバードのペネロピーとパーカー)
ちなみに、こちらはロールスロイスではあるものの、FAB1(前4輪+後2輪の6輪編成&グラス•キャノピー)ペネロープ号ではございません。
パーカー、出番なし。(残念)