スティーブ・ジョブズはマインドフルネスによって何が変わったのか?
マインドフルネスとは
マインドフルネスとは、瞑想などを利用して「ただ目の前のことを集中・観察している状態」を指します。
マインドフルネスを利用すると、自己認識能力や問題解決能力が向上します。その効果を受け、現在は多くの起業家や経営者がマインドフルネスを実践しています。
マインドフルネスを実践する起業家・経営者
スティーブ・ジョブズ(Apple創業者)
ビル・ゲイツ(Microsoft創業者)
マーク・ベニオフ(Salesfoerce創業者)
レイ・ダリオ(ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者)
他にも
マーク・ザッカーバーグ
ジャックドーシー
サンダー・ピチャイ
など、名だたる起業家・経営者がマインドフルネスを取り入れています。
なぜこのように多くの起業家や経営者がマインドフルネスを取り入れているのでしょうか。
マインドフルネスによって向上する能力や解決できることを以下では詳しく説明していきます。
マインドフルネスによって向上する能力
スタンフォード大学のKieran C R Foxらがマインドフルネスに関連する21の神経画像研究(被験者合計300人)についてメタ解析を行いました。
彼らは、瞑想者と非瞑想者では
・メタ認知(前頭前野)
・感覚・身体認知(一次運動野・感覚皮質)
・記憶(海馬)
・感情調節(前帯状皮質)
機能に一貫した差異があることを報告しています。
メタ認知能力(前頭前野)の変化
前頭前野は、複雑で抽象的な情報を処理する力やメタ認知を司る部位です。
メタ認知能力が高まれば、自己分析・自己認識を客観的に行う力が強化されます。
それにより、自分が何かに失敗したとき、何かがうまくいっていないときにその現象や原因を分析して、物事に対処する力が身につくでしょう。
つまり、瞑想によりメタ認知能力が向上し、分析から改善のPDCAサイクルを回すことをより簡単に行えるようになるでしょう。
忍耐強さ・根気強さ(一次運動野)の変化
一次運動野は、身体感覚や運動感覚を司る部位です。
長期の瞑想実践者は、瞑想を行っていない人に比べて痛みに対する忍耐強さを発揮しました。
「呼吸」ということだけに集中することには、我慢強さが必要です。
なぜならば、瞑想をしていると様々な雑念が次々と浮かんでくるからです。
同様に、事業に対して集中し続けるにも、同じような我慢強さが求められるでしょう。何かトラブルが起きても動じずに対処し、事業に集中し続けることは容易ではありません。
たとえ事業がうまくいかないときにも、折れることなく継続的に集中して打ち込む能力が磨かれるでしょう。
記憶能力(海馬)の変化
海馬は脳の中で、私たちが学習するのに役立つ領域です。
認知能力と記憶のために使う道具がここにあり、自己認識と共感に関連する感情調整装置もここにあります。
瞑想によって海馬の皮質の厚さが増し、海馬の灰白質密度が増加することが研究で確認されています。
https://mindworks.org/blog/how-meditation-changes-the-brain/
自己コントロール能力(前帯状皮質・扁桃体)の変化
前帯状皮質・扁桃体は意思決定や情動に関わる機能を持ちます。
我々は日々、すべきでないことを衝動的にしてしまうことが多いです。
例えば、衝動的に怒ってしまうこと、お酒を飲んでしまう、スマートフォンを見てしまうという悩みを抱える人も多いでしょう。
マインドフルネスを行うと、そのような衝動的な行動を認知して、抑える能力が向上します。
自分の感情を観察して、感情に振り回されることなく最善の判断を下すことができます。
つまり、瞑想を続けることにより、日々の意思決定を冷静に行えるようになります。
日々の意思決定を冷静に行えるようになれば、意思決定の積み重ねである事業や人生も良い方向に進んでいくでしょう。
今日から実践できるマインドフルネス
1分からでもよいので、呼吸に意識を向ける時間をつくりましょう。雑念が浮かんできたら、それを認知することが重要です。
無理に雑念をコントロールする必要はありません。雑念を認知して、それが消えてしまうまで観察して待っていましょう。マインドフルネスは椅子に座りながら、歩きながらでもできるので、まずは実践してみることがオススメです。
毎日マインドフルネスを続けることによって、事実を事実として受け止められるようになり、気分の状態に左右されずに、物事に対処できるようになってくるでしょう。
まとめ
マインドフルネスによって
・メタ認知が向上して問題解決能力が向上する。
・忍耐力が向上し事業を継続的に行えるようになる。
・記憶力が向上する。
・衝動を抑え、冷静な意思決定を行いやすくなる。
参照:
nature review neuroscience 「The neuroscience of mindfulness meditation-」
WHARTON NEUROSCIENCE INITIATIVE 「Neuroscience of Mindfulness Meditation」
告知:ZEN HOUSE無料ご飯会
ZEN HOUSEでは、毎日18時〜起業家/将来起業したい人に対して無料のご飯会を開催しています。運営が毎日手作りのご飯を作っており、実家のような雰囲気でご飯を楽しむことができます。年齢制限等はございません。キャピタリスト、投資家の方もぜひきていただきたいです。
お問い合わせはDMまで
告知:ZEN HOUSE入居者募集中
ZEN HOUSEでは、現在入居者を募集しております。
1週間〜数ヶ月のご入居が可能です。
健康になりたい起業家、自分を見つめ直したい起業準備者、ぜひZEN HOUSEにお越しください。
毎日のスケジュール:
5時半起床→運動→瞑想→仕事(1.5h)→英会話(20m)→朝ごはん→活動報告→8:30に終了→18時〜ご飯→22:00就寝
※基本は自由行動です。
※OFFも月に数回あります。
ルール一例:
・お酒、煙草、ジャンクフード等の制限(個人差あり)
・週に3回以上の運動
・7時間半以上の睡眠
※人によって個人差があるので、目標は自分で決めてもらいます。
場所:
東京都大森駅から徒歩15分(バスもあり)
値段:
体験宿泊(3日間まで):無料
1週間:28,000円
2週間:48,000円
1ヶ月:68,000円
+共用費(最大1,500円)
こちらの値段で宿+1日2食を提供しております。
※3~4人部屋の最大で11人暮らしになります。
対象者:
・18歳~25歳まで
・起業家/起業準備中(1年以内に起業すると約束できる方)
・自分との約束を守れる方
申し込み:
こちらの公式LINEからお問い合わせをお願いいたします。
お問い合わせ→説明会→契約の流れでご案内させていただきます。