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北へ向かって。那須から福島へ[2日目〕

1日目はこちら

昨晩から小雪がちらつき始める。
予報は雪になる模様。
高速を使うつもりはないので、順当なら郡山までR4で北上してR47なのだろうけど面白みに欠ける。
ここは那須で2日分の買い物をして、R289~R121という大好きな国道を抜けていこう。が、甲子トンネルあたりからが結構な吹雪で、除雪が間に合っていない。「どうする家康」状態に陥る。
それでも下郷町に降りれば、ばっちり除雪されていて無問題。
それからナビが会津若松に出るのを渋って、県道53から会津パールラインという山中の道を選んだので、ちょっとこちらもアイスバーンなところが多々あって、もう「ナビのばか」というほかない。。。
予定では2h半位かなだったけど、しっかり3h掛かって、見事チェックイン時間に到着。

これは到着時の宿泊者駐車場

到着した宿は、只見川流域の三島町にある早戸温泉つるの湯の湯治棟です。
R252から右手に坂を下った所が、宿泊者とさらにもう一段下には日帰り温泉の駐車場があるので、除雪車がガンガン除雪の真っ最中です。
宿の玄関前がすっぽり雪で覆われているのでどこかいなですが、左手から入れました。

受付したらすぐに部屋に案内されて、料金は現金で先につるの湯の受付で払うようです。それで帰りまで放置になります。
正面がフロントと奥が1階の客室です。ちょっとしたカップ麺なども売っていました。

反対側を見た所です。湯治棟の浴室と、右手はつるの湯へ向かう通路です。
左手は2階までのエレベーターもあります。至れり尽くせり。

私たちは1階の部屋を取りました。2階の炊事場は共同ですが、1階の部屋はミニキッチンがついているので便利です。もちろん、2階の炊事場も使えます。8畳間のすっきりとした和室でした。部屋はエアコンとストーブがあって、冬季はストーブを使う仕様でした。

ミニキッチンは食器から調理道具、冷蔵庫まで過不足なくすべてそろっているので、まったく手ぶらでOKです。調味料と食材だけ必要です。
逆に調理器具持参は禁止になっています。(ホットプレートとかカセットコンロが危険だからっぽいです)
ゴミ箱も分別できっちりあります。

ここには2泊で宿泊します。
1泊目はのんびり、2泊目は温泉巡りと只見線の撮影を予定しています。

まずは湯治棟の内湯に向かいます。
1泊目も2泊目も3組程だったので、内湯はいつも独泉です。
建物のすぐ隣が源泉のようでとても新鮮なお湯が注がれます。
やや熱めのナトリウム塩化物泉がじわっと暖まります。
ひとりで手足を伸ばして入るのにちょうどよいサイズで、窓から只見川は見えたっけ?
カランは2つ、アメニティとドライヤーがあります。

こちらは本館つるの湯です。
本館のつるの湯も時間内はいつでも無料で入れます。なんと言っても露天風呂からの只見川の風景が最高です。内湯も広くていいですよ。本館のが源泉により近いのか、湯治棟よりも更にお湯が熱かった。飲泉もできる所があったようでした。食事場もありますが、のぞいてみなかったので詳しくはわかりませんが、麺類などの軽食が頂けるようです。

公式HPより

お正月と全国割のはざまだから空いているのか、わちゃわちゃしてなくて時間がゆっくりと過ぎていきます。なんだかすごくいい。
湯治って食事の時間とか諸々が、自分ペースでできるのが魅力です。
好きなものを好きな分量だけ、マイペースです。やっぱり2泊にしてよかった。

作ったものなしw

天ぷらうどんを作りました。粉末のヒガシマルのうどんつゆが売っているんだけど、関西風で美味しいんですよ。相方の希望でおしょう油入れちゃってるのが残念ですが。。。

ちなみに2階の炊事場も使えます(今回は使ってません)
入口側に電子レンジ、オーブントースター、炊飯器、冷凍庫、鍵付きの冷蔵庫、中央に電磁調理器があります。ロースター付きだからお魚も焼けます。

家庭科室みたい!

窓側には流しがあって、

奥には調理器具と食器と少しの調味料がありました。調理器具の使用料金とかもありません。とにかく清潔に保たれています。

料金はこんな感じでリーズナブルです。今回はミニキッチン付きの部屋だったけど、2階のミニキッチンなしの部屋でも不便なさそうです。

2023.1.5

つづく


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