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食いしん坊万歳、海鮮と野菜たっぷり温泉宿でお腹がはち切れる。。。
思い立って温泉へ、思い立って気軽に行けるのが伊豆
伊豆の東海岸は有名所、高級所の温泉宿やホテルが目白押しですが、
ふと目に留まった片瀬温泉、熱川温泉と稲取温泉にはさまれたエアーポケットのような温泉地で、伊豆急の特急電車が止まらないことから、小規模な旅館と民宿が数件の静かな温泉地です。
海沿いに遊歩道があって、またちょっとした民話の里でもあるようです。
ここは東伊豆では一番大島が大きく見えることで有名で、伊豆七島は五島位見えたかな?
1.アクセス
車でのアクセスが一番楽です。
片瀬白田駅から徒歩5分とあるけど、1kmちょっとありそう。。。
2.部屋
リノベされたようで、玄関周りから木の香も清々しく居心地よさそうです。
2階はオーシャンビューの素晴らしい展望で、私達の部屋は南西の端で、
8畳間に広縁付きで波の音が心地よいリズムです。
トイレ、洗面台、ドライヤー、冷蔵庫、電子蚊取り線香、空気清浄機、テレビと一通りの設備です。
ヘアキャップ、ヘアブラシは部屋にはありませんでした。フロントにあるのかは確認していません。
お茶うけのチーズケーキがおいしかった。
3.温泉
こちらのお風呂は内湯が3つ、露天風呂1つで、個々に鍵を掛けて入るシステムで、露天風呂は初日と2日目の朝の2回予約制になっています。
内風呂は家族風呂サイズなので、一人でゆったり入るのがお勧めです。
24時間いつでも入浴できます。
源泉もバルブをひねると無尽蔵に出てきますが、まあ熱いですから程々で。
泉質は弱食塩泉で、源泉温度は80~100℃というのがこちらの公称のようですが、旅館にあった昭和35年という開設当時らしい温泉分析書では、
含芒硝弱食塩泉、源泉温度97℃、PH8.2、湯量378ℓ/分の自然湧出です。
メタケイ酸100mgでトロミ感も申し分なく、源泉ドバドバです。
熱川温泉や稲取温泉と並ぶ高温の源泉で、蛇口までは冷まして給湯されているはずですが、1番風呂もしくは先客と少し間が開くと、洗い場に源泉があふれていて火傷しそうなほど熱いですw
相方はオーバーフローしたお湯が熱すぎて、洗い場で悶絶、水道の蛇口にたどり着きますが中々冷めず、ファーストダイブは断念www
露天風呂は既に湯温が調整されていて適温です。
高級旅館なら熱交換システムなどで、源泉そのままで給湯できそうですが、
小規模経営でそこまで望むのは無理なのかな。
水で冷ますのはちょっともったいないですが、それでも十分に温泉効果を感じることができます。
アメニティはシャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔フォームなど。
ドライヤーは部屋のみです。
4.夕食
満足度高いです。
肉を一切使わないメニューで、
新鮮な魚と野菜メインの献立ですべて手作りです。
部屋食で、最初にご飯のおひつまで全部セッティングされて1回で終了。
揚げ物とかは冷めてしまいますが、あまり気になるほどではありません。
お刺身が地魚オンリーで、今は当たり前な、マグロ、サーモン、ハマチを使わなくて、金目、イシガキダイ、メジナ、シイラ、カンパチ、イサキ、ムツ、エビという地で捕れた物が、バラエティ豊かな味わいです。
わさびも本わさびでその場ですって使います。
余ったらわさび茶漬けがおいしいですよと、鰹節を置いてくれました。
カサゴのから揚げ
蟹爪のシュウマイ風
金目の煮つけが美味しくてご飯が止まりません。
白身魚の味噌風味な照り焼き
どれもご飯に合う料理です。もちろんお酒も進んじゃってます。
他に3種の海のもののつきだし、小鯵の南蛮、温野菜、サラダ、自家製漬物、お味噌汁、ご飯で、ほんとにお腹がパンパンです。
5.朝食
朝からお刺身がつきました。
干物も手作りの小鉢もみそ汁もみんな美味しいのですが、
昨晩食べすぎて半分も食べられない体たらく。。。
こんなことは初めてで、お刺身のボリュームが半端なかったと思われます。
フロントにコーヒーが湧いていて頂きました。
6.まとめ
温泉、食事、部屋、接客、清潔感、どれも申し分なくリピートしたい宿がまた一つ増えました。
コスパがよく平日泊りだと税込10000円を切ります。(ゆこゆこネット)
温泉が熱いので、冬場にまた伺いたいと思います。
*部屋:★★★★★ 建物は古いですがリノベされて清潔です
*温泉:★★★★★ 熱湯ですが、出る汗が心地よく感じます
*食事:★★★★★ 品数が多くお刺身のおいしさは格別
*接客:★★★★★ アットホームでやさしいお宿です