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母の在り方と離婚
世の中には、離婚しようかどうか悩んでいるお母さんも多いのではないだろうか。
私の母は私が物心つく前に離婚している。再婚はしたものの、育った環境はほぼシングルマザーと同じであろう。(ここについては後の記事のネタにしようと思っている)
この問題について子供目線から、自論を述べてみる。
まずはじめに
離婚を考えている方は自分のことで精一杯であることは分かっている。金銭的問題、周りからの目、抱えている悩みは膨大だ。
でも一度、子供がどう考えているかに焦点を当てて考えて欲しい。結婚している状態が母親にとって苦痛である場合、母親の苦しみは子供にも伝わっている。
子供が考えていること
子供目線で、切に望んでいることを最初に述べよう。
お願いだから離婚して。もうこれ以上ママの苦しむ顔は見たくないよ。そして僕/私を見て、大切にして愛してほしい。
どんな子供にとっても母親は特別で大切な存在だからこそ、子供はこんなことを願っているのだ。以下ではその理由を述べる。
なぜ子供は母の幸せを願うのか
子供は赤ちゃんのうちから
「親にいかに捨てられずに可愛がってもらえるか」に軸を置いて生きている。以下二つの疑問の答えを考えていくとその理由がわかる。
赤ちゃんはなぜ可愛らしいぷくぷくとした顔立ちをしているのか
→養育者に捨てられないように「愛らしさという魅力」が必要なためほとんどの赤ちゃん最初に発する言葉が「ママ」であるのはなぜか
→ママを呼ばなければご飯をくれたりお世話をしてくれる人がいなくなってしまうため
この疑問たちの答えは全て「赤ちゃんが死なずに生きていくために、赤ちゃんが自然に獲得した生存戦略」と言える。
赤ちゃんの頃から子供は「母親軸」で生きているのだ。
貴方はどうしたい?なにがしたい?
母親が苦しみから解放されないと子供は一生苦しむ。母親が苦しんでいる顔を見ているのは、子供にとってはとても辛いのだ。離婚できずに苦しむ母親をみると子供は
「僕/私がお母さんを守るために頑張らないと」
と思うようになる。幼少期の子供に本来なら必要ではない責任感を植え付けてしまう。
本来なくても良いものを身につける。
これは子供の脳に非常に悪い影響を及ぼす。なぜなら本来無くても良いものを身につけることで、本来必要なものを失ってしまう(成長過程で必要な脳の成長の阻害)からだ。
ではどうすれば良いのか。
まずは自分が楽しく生きれる環境を作ること。
お母さん、貴方が本当にしたいことは何ですか?何に不満を持っているのですか?
まずは自分に焦点をあてて自分が抑圧している感情や願望を洗いざらい書き出してみてください。
金銭的、時間的に厳しかったりして全ての願望を叶えることはできないだろうけど、できることからやってみてください。
貴方らしいキラキラとした人生を送ってください。
長期的に考えると貴方にとっても、子供にとってもそれが1番良いことです。
そして子供を何よりも愛すること
ここでいう「愛する」とは子供に歪んだ愛情を与えることではありません。
子供自身を信じて、尊重すること。子供が失敗してもいつでも帰れる場所になること。
これが「子供を愛する」ことです。
母親自身の心の基盤を完成させた上で子供を大切にする。当たり前のようで難しいことから逃げないで。
貴方が毒親になってしまう前に。私から伝えたいことでした。