本屋の話



私は今某大型書店で働いている。一度書店を移ったが、今年で書店勤務6年目である。書店で6年も働いているとちょっと笑えるかもしれない話のストックがそれなりに溜まってくるので、こちらに少し放出しようと思う。
随時更新中(最新2022/2/8)


・制服でレジに立っていたらおじさんが私に「店員さんいますか?」と話しかけてきた 私ですが?と答えた

・お探しの本の在庫がないことをおじさんに伝えたら「おかしいな〜夢の中ではあったんだけどな〜」と言われ、夢の中ではあったからという理由だけでその後5分ぐらい在庫がないことを信じてもらえなかった

・閉店後に酔っ払って店内に無理やり入ってきて、床で寝るおじさんがいた 警察を呼んだ

・すごい急いでるらしい常連のおばさんになぜ急いでるのかを聞いたら、「映画開始10分ぐらいまで映画館で映画を見て、出ていろんなところで買い物して(今ここ)、映画が終わる10分前には映画館に戻りたいから」と言われた 映画館に行く意味もわからないしなぜ途中で買い物を挟んでしまったのかも何もわからなかった

・女性店員にエッチな言葉を言わせるためだけの電話を取ってしまい、エロい題名のタイトルを言わされたり表紙のエロい女の子の説明をさせられそうになった 全部上手くかわしていたら面白くなって途中まで付き合ってあげた。ちなみにこういうやつは確認します少々お待ちくださいませ〜と言って保留にすると切れる
(追記 別店舗に移ったあとも同じような電話を取った それは変態じみた質問をしてくる系だったんだけど「あなたに何か関係がありますか?」と言ったら切れた こういうのは明確な殺意を持ってブチのめすことが大切です)

・クレーマーに対応していた学生アルバイトが「こっちにだって客を選ぶ権利ぐらいあるんですよ」と不意に言ってしまったので大惨事になった

・電話で普通に問い合わせを受けていたら突然「あなた様」と呼ばれ、私の血液型と星座を当てる遊びが始まった 全部外れでした

・店員の口が臭すぎるというクレームが来た あとでヒアリングするとその日同フロアで働いていたスタッフのほとんどが同じことを思っていた

・アクタージュの作者が逮捕された日の夜、「強制わいせつ罪を無罪にする方法が書いてある本がないか」という電話が来た お父さんですか?

・週刊新潮と週刊文春をラッピングしてほしいというおじさんが来た 週刊誌をプレゼントするのもよくわからないし、週刊誌ぐらいだったら別にラッピングしなくてよくない?

・伝票を数えている最中にお客様が目の前を通り、いらっしゃいませというつもりで「7!!!!!!」とクソデカ声で叫んでしまった

・フロアの怖いボスにお菓子を差し上げたら、そのお返しにメチャクチャかっこいい望海風斗のポストカードをくれた

・貢ぎ癖のある社員にまな板をもらった

・おじいさんが指を舐めて、札を取るのかと思ったら500円玉を出して来た 500円玉とるのに指舐めなくてよくない?そして札の時も舐めないでくれ

・お客様をレジに呼ぼうとして「お客様こちらで承ります」と言うつもりが「ポイントカード!」と叫んでしまった 客をポイントカード呼ばわりすな


・1週間のうち2回店内に人糞が落ちていた 最悪なことに2回とも当たって処理したんだけどもしかして宝くじとか買った方がよかったですか?

・書籍は販売時大抵の場合5積み(5冊ずつ天地を逆にして積む方法)されているのですが、暦の5積みを見たおじいさんが「これは何か風水的な意味があるんですか?」と聞いてきた 特にないです

・トイレに客を閉じ込めたまま閉店してしまい、閉店10分後ぐらいに鍵をかけたトイレ入口ドアがドンドンドン!!!!って叩かれて震えた 寝てたんかな

・「月刊ボディビルディング」がある場所を検索したら「赤ちゃん雑誌」の棚になっていた もちろんミスです

・上司とPCの画面を一緒に見ていたら私が「成甲書房」と打つところを「性行為」と打ってしまい、流石にスルーしようとしたら隣で上司がクソデカ声で「性行為!!!!!」って言ったのでみんながこっちを向いた

・開店時シャッターの鍵が鍵穴に入らず、上司呼んでも直らなかったので設備に電話しようとしたところで鍵穴に入れようとしていた鍵が自分のロッカーキーだったことに気づいた


・敬愛する神絵師と追っかけ歴7年目にして同じ会社に勤めていることが発覚(IE終了に対する弊社の対応があまりにぞんざいだったため神絵師がTwitterでそれを愚痴ったことによる こんな対応するのうちしか無いよ多分)


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