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【日記】値段以上の価値【2022/12/09】

 昔に買ったテーブルライトを引っ張り出してきた。(リンクはイメージです。)

 買った動機は「おしゃれさが欲しいから」で、カフェっぽさやホテルっぽさに憧れて、自分の家をそれっぽくしたいと購入したものだった。

ここまでのものを維持するのは、フツーにハードルが高い。

 その当時はいろんなカフェやホテルに泊まって、「その空間にあるもの」とか「それらが組み合わさってどんな感覚を自分にもたらしているのか?」みたいなのを研究することにお熱だったりしたけれど、
 その結論が「部屋を常に、ゴミ一つもなく清潔にすること」であったために、まー、怠惰な自分には不可能だと匙を投げて、ついでに購入したライトにも埃がかぶっていた。

 けれど最近、ふとこのライトのあたたかな光が思い出されて、「夜、あの光でPCと向き合いながら創作が出来れば、その行為がそこそこ文化的に感じられるのではないだろうか?」というよく分からん好奇心が沸いたので、試してみることにした。

自分で書いた小説って、客観的に読み返すの大変だよね。

 結果、まあ、目の下にクマができるくらいには創作に集中することになった。眠気は自分の考えすぎを相殺してくれるので、そういう意味でもちょうどよかったかもしれない。

 きっと文化的でもあった。だから何だという話だけれど、そこそこ心地よい経験ではあったと思う。

 大体、ライト一つに1000円くらいかけたと思うのだけれど、それでここまで執筆できるのならば値段以上の価値を購入できたと言えると思う。よさげである。お金大事。

 


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