【導入事例】やりたいことを形にでき、自分たちのブランドへの愛着が増した|株式会社DIFF.様
『シューズは左右同じサイズで買わなければならない』という常識を塗り替え、左右別サイズでシューズを買えるという次の時代の新しい常識を作り上げることに挑む株式会社DIFF. 代表取締役の清水様とデザイナーの高橋様にZeBrandをご導入いただいた経緯や実際にブランディングを行った効果についてお話をお伺いしました。
※ 今回は、ZeBrandとブランディングパートナーのSibling(本社:ニューヨーク)共同でカスタマイズプランのブランディングプロジェクトを行いました。
ー清水さん、高橋さん、本日はよろしくお願いいたします。
清水さん・高橋さん:よろしくお願いします。
ー早速ですが、ZeBrandのサービスの導入を決めた経緯をお聞かせください。
清水さん:「左右別サイズで靴を売る」という新しい常識を作ろうとする中で、ただ「皆さんがシューズを買える場所を作っていく」だけではなくて、DIFF.に共感してくれる人を増やす必要があると考えていました。そのためには、初めから自分たちが目指す世界について自分たちの想いを一貫して発信していく必要があると思っていたんです。そんな中でSNS上で偶然ZeBrandを見つけ、ZeBrandの理念に共感したとともに、自分でブランドを作り上げていくというやり方と、限られた費用の中でもうまくやっていけそうだ、という点で、サービスの利用を決めました。
ーZeBrandのサービスで主に使用された機能は何ですか?
清水さん:Siblingとのプロジェクトに向けて、インプット用に記入していったブランドDNAです。
ー今回のブランディングプロジェクトを進めていく中で、お困りのことや難しかったことはありますか?
清水さん:多様なサポートを頂きましたし、レスポンスも良く、期日のイメージなどもつきやすかったので、困ったことは特になく、全体を通して大変満足しております。
高橋さん:毎度いただいた提案がどれも魅力的で、自分たちが決定を下す際に悩むことはありましたが、進めるにあたって、困ったことはなかった印象です。
ー最終的なアウトプットに関してはいかがでしたか?
清水さん:とても満足しています。実は、ブランディングを始めた際に、バチッと「これをやってほしい」という具体的なゴールを定められていなかったのですが、毎回全てのフェーズにおいて期待値を超える提案をしてくださり、本当に有難かったです。現在コーポレートサイトの作成をしているのですが、その中でも新しいロゴやカラー、フォントが反映されているのを見ながら、「すごいいいな!」と毎回思っています。
高橋さん:アウトプットを提案してもらう際に、海外的な日本らしくない視点の提案をしてくださったのがとても印象に残っていて、素敵だと感じました。また、ロゴを作って終わりではなく、他の場所でどう反映すると良いのか、といったガイダンスもあって作った後にも使いやすい形で納品いただけたので、すごく助かりました。自分達だけでは到達できない所までいけたな、と実感しております。
ーまだ新コーポレートサイトの公開前ということもあり、お答えが難しいかもしれませんが、ブランディングする前と後で変わったことはありますか?
清水さん:自信を持ってコミュニケーションを取れる様になった点があげられると思います。表現したいことがある際に、作成したツールキットやガイドラインをもとに、アウトプットのイメージを外部の方に伝えることができる様になったことは、大きいですね。
高橋さん:コミュニケーションがしやすくなりましたね。また、社内的にも自信を持って「これでいこう!」と伝えることができるようになったと感じています。個人的にはDIFF.ブルーというコーポレートカラーができたことで、ベクトルがより強くなった気がしていて、そういった部分でもよかったです。
清水さん:たしかに、SNSの準備しているときとかでもロゴを見るたびに嬉しかったり、気持ちが上がりますね。
高橋さん:一回自分が色の書き出しを間違った時も、清水さんカラーの違い気づいてましたもんね(笑)
清水さん:あれはめちゃくちゃ微々たる差だったのに、気付きましたね(笑)
ーさすがです!(笑)先程お話しにも少し出てきましたが、今回はカラー選定も行いましたが、実際にDIFF.を表現する色になったと感じでいますか?
清水さん:選定したDIFF. ブルーに、愛着が湧いています。時間が経つほど、選定したカラーがDIFF.の色であると再認識させられています。エンパワーメントと多様性のエネルギー感を表現したくて選んだ色ですが、逆に色から力をもらう時もありますね。
ー今回はコーポレートフォントの制定も行いましたが、提案された中で無償フォントではなく、有償フォントを導入した決め手を教えてください。
高橋さん:提案してもらったフォントの中からどれがDIFF.のフォントっぽいかと考えたときに、一番あっていると感じたフォントを選びました。それが、たまたま無償ではなく、有償であり、このフォントを使った方が一貫性を保てると感じました。
ーブランディングを経て、社内の声はどうでしたか?
高橋さん:現在8名体制でプロジェクトを進めていますが、ツールキットをメンバーに見せると、「おぉ〜〜」や「めっちゃいいね!」といったポジティブなフィードバックが返ってきました。
ー嬉しいですね! ZeBrandのサポートは適切でしたか?
清水さん:適切でした。旧知の知り合いといった関係性でもない中で、ここまで寄り添ってくれるのかという感銘を受けました。アジェンダの整理やToDoの整理もきちんとやっていただけたので、安心して取り組むことができました。
ーどんな方にZeBrandをおすすめしたいですか?
清水さん:「ブランディングをやりたい気持ちはあるけど、やり方がわからない人」や、別の言い方をすると「表現したい世界があるけど、表現の仕方がわからない人」にお勧めしたいですね。良いアイディアを持っていても、予算やリソースがない中で、その素晴らしいアイディアの見せ方やコミュニケーション方法を知らないと、とてももったいないです。今回の経験からより一層、その様な人たちにZeBrandのサポートを受けてほしいと感じています。
高橋さん:フェーズ感を意識すると、立ち上げフェーズで実現したい世界や想いがしっかりとある会社の人たちが、まずはクイックに自分たちの想いを形にしてくという段階ではめちゃくちゃフィットすると思います。
清水さん:追加でもう一つ!企業内で新規事業を進めている人たちにも届いたらいいなと思っています。市場に対して何を、どう、伝えていくのか?というところを本当は最初にしっかり定義したほうがいいはずだと今回の取り組みを経て強く思いました。例えば、プロジェクトの名前一つとっても、クリエイティブ経験のない人たちが適当に決めてやっていく、とかもザラにあったりするので、そういう人たちにも必要ではないかな、と思っています。
ーありがとうございます。それでは、最後に今後の展望をお聞かせください。
清水さん:4月末をめがけてサイトをオープンし、まずはスポーツ用品、ランニングシューズの分野で展開をしていきたいと考えています。また、それと並行して「足が喜ぶ、あしたを作る。」という我々の理念を実現するために様々な団体とタッグを組んだり、活動領域を拡げていったりしたいと考えています。
ーDIFF.さんが創っていく「左右別サイズで靴を選べる」世界が楽しみです。本日はありがとうございました。
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