Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【12月1日㈬~12月7日㈫】
《 2022年版 ザジフィルムズ 卓上カレンダー プレゼント》
先週の通信で触れた、ザジフィルムズ卓上カレンダーを抽選で3名の方にプレゼントします。ご希望の方は、励ましの言葉を添えて(笑)以下のアドレスまでメールを頂ければ幸いです。subjectには、カレンダー希望、とお書きください。当選者の方にあらためてお返事いたしますので、そのメールにお届け先の情報を書いてお戻し頂ければ幸いです(クリックポストでの郵送を予定しています)。まだザジのnoteをフォローしていない方は、ぜひこの機会にフォローをお願いします!応募締め切りは、来週水曜日15日までとさせて頂きます。どしどしご応募ください! info@zaziefilms.com
シアター・イメージフォーラム渋谷での上映も6週目に入った『MONOS 猿と呼ばれし者たち』。10日までは16:40 / 18:50の2回上映、11日からは16:40~の一日一回上映となりますが、引き続きロングランして頂くことになっています。で、ここへ来てビッグ・ニュースが飛び込んできました!”コロンビアのアカデミー賞”と言われる マコンド賞、 最多13部門にノミネートされてたのですが、6日に受賞結果が発表になり、見事、作品賞にあたる長編フィクション賞、監督賞という主要部門を含む8部門を受賞しました!
アレ?2019年の作品なのに、なんで今頃?と思われた方もいらっしゃるかもしれません(含む、私)。調べてみると、実は昨年(2020年)のマコンド賞はコロナの影響で中止となっていて、今年は2年分の作品から選出されているのだそうです。対象となったのは、2019/7/1~2021/6/30までにコロンビアで商業的に公開された作品。『MONOS~ 』の本国での公開は2019/8/15なので、候補対象の中で最も公開が古い作品と言えますが、2年前の公開に関わらず選者に強い印象を残していた、という事実が浮き彫りになった、今回の受賞と言えましょう。
前述シアター・イメージフォーラムを始め、あつぎのえいがかんkiki、福岡KBCシネマ、熊本Denkikanで引き続き上映中、今週末10日からは宮崎キネマ館、11日からは富山ダフレンズでの上映も始まります。“2021年観るべき映画”の1本(自薦。笑)、『MONOS 猿と呼ばれし者たち』くれぐれもお見逃しなきよう!
そしていよいよ12月25日㈯からは、シアター・イメージフォーラム渋谷で“奇跡の映画 カール・テオドア・ドライヤー セレクション”が始まります。当日一般1800円のところ、上映作品4作品すべて単価1000円でご覧になれるお得な4回券も4,000円で発売中(ポストカードセット付!)。劇場でのその回数券の売れ具合を、うちの営業担当が劇場さんに電話して聞き、私はその数の報告を受けました。「凄い!!今どき、何という売れ行き!何?今、ドライヤー来てるの??」と驚愕する数字でした。が、後日「あれからどのくらい伸びた?」と再び聞いてみたら、前回聞いた、と思っていた数字は一桁違っていたことが発覚。一瞬、夢を見せてもらいました(泣)。外部の人に自慢しなくてヨカッタ。あ、でも劇場さんによれば、充分に良い感じの売れ行きだそうです…。
さて、“ドライヤー セレクション”以降、ザジフィルムズの2022年のLINE UPですが、来週には3月に公開するクラシック作品の情報を、ポスタービジュアル解禁と共にお届けする予定です。「おっ!次はこう来たか!」と喜んで頂ける企画、と信じています。また、その後、6月に公開する、こちらは新作映画ですが、こちらの字幕チェックを兼ねた初号試写が昨日行われました。ビジュアルデザインを担当してくださるグラフィック・デザイナーさんにもご覧頂いたのですが、デザイナーさん号泣。そういう私も、もう3度目の鑑賞になるのですが、同じところで涙腺決壊。ある意味、ヘヴィー級の女性ドラマです。あぁ、早く皆様にお届けしたい!もうちょっとお待ちを!
今週は2つの映画祭にも弊社の作品を出品しています。池袋ミクサライブ東京で開催中の“COMEBACK映画祭”は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言、まん延防止重点対応の映画館休業・時短営業要請により、上映の自粛を余儀なくされた作品を応援するための映画祭。うちからは今年7月にコロナ禍を避けて1年の延期を経て公開したのに、運悪く第五波の影響をモロに受けてしまったイタリア映画『わたしはダフネ』が参加。17日㈯の10:00から上映されます。今のところDVD、ブルーレイ化の予定はないので、見逃していらっしゃる方、ぜひこの機会にご覧ください!
もう1つは、 日本大学芸術学部映画学科の生徒さんの企画・運営で今年11回目を迎えた自主企画映画祭。今年はテーマにジェンダー・ギャップを選んで、“ジェンダー・ギャップ映画祭”と銘打って古今東西の15作品を上映しています。ザジからはアニエス・ヴァルダ監督の『5時から7時までのクレオ』(10日10:30~)、イングマル・ベルイマン監督の『叫びとささやき』(10日13:30~|)の2作品を上映して頂きます。告知が遅くなり申し訳ございませんが、“COMEBACK映画祭”、“ジェンダー・ギャップ映画祭”共に、ご興味をお持ちになった方は各公式サイトでチェックして、ぜひご来場ください。
texte de daisuke SHIMURA
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