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アヤワスカ 陽気を受けて

『アヤワスカ』
南アメリカのインディオ達が今なお儀式に使用している幻覚剤。文化的・宗教的価値から規制を免れている。
「アヤワスカにより喚起される変性意識状態は一時的な自我の喪失を起こし、無意識と向き合うことで大きなセラピー効果を生み出すと言われている。」(コピペ) 


ペルーに行き、お金を払えば受けられるそうだ。

それほどの効果をもたらすものが、手頃な材料から作れて、それを試してみてどうだったのか?っていうのが今回の伝えたいお話。

※注意
『僕は一切責任を取れないので…あまり踏み込んだ各材料の入手経路や詳しい調理法のお話、関わり知った人物名などは一切書かないでおきます。もし試すのであれば各自で調べて、念入りに調べあげた上で、どうか自己責任でお願いいたします。
常に事情は変わりますから、違法になってないかを調べてください。』

※追記 令和5年2023年6月02日現在は違法?のようです。

今まで霊的なモノが上昇すると聞けば飲尿をし(ピンクのグレープフルーツジュースと混ぜて飲めば尿もグビグビ飲めて美味しい…ウッ)
太陽を凝視すると内的エネルギーが上昇して悟りに近づくと聞けば、海の砂浜に裸足で仁王立ちし(足裏からパワーが入る…らしい)太陽を凝視して視力を落としてしまい、不食(ブレサリアン)になれると聞けば、7日程水と太陽の光だけで過ごしたり…

クンダリニーが上昇すると聞いたらば、アネロス(エネマグラ)までお尻にぶっ差して試してきた。

大体傍から見れば醜いほど貪欲に色々と突っ込んで来て試してきたので、今更恥も外聞も気にしてはいられない。こちらも試してみることにした。

・材料
『ACRB(DMT)・MAOI・クエン酸・卵・ドリッパー・はかり・コーヒーフィルター・鍋・コンロ・アイマスク』
最初の1回目はACRB5g。MAOIも少なかった。

1回目 記録メモ 2019年2月7日
『下調べを念入りにした上で、
11時35分に半錠のMAOI150gを飲み、約30分後の12時13分にACRB5g MAOI 150g もう半錠を同時にグイっと初チャレンジ。

味はオートミールより不味く感じる。レディースの靴底研磨に携わっていた経験があって、その時の削った粉を吸い込んだ風味。卵の殻臭い。
もっと不味いものを知っていたからそれ程ではなくてホッとする。

光が見えてチカチカした位しか記憶にないが、「なんとも心地よかった(記す16時13分)」

効果はあまり印象に残っていない。身体がポカポカして気持ち良かった。若干、宙に浮いている感じ?後は薄い光のようなものが閉眼時、僅かに見えて終わった…この時はなんとも期待外れであった。僕にはもう少しドギツイのが欲しかった。吐いてもいいから…

2回目…2月18日月曜日、14時08分。
ACRBを以上、MAOIの量を丁度300×2に増やした。クエン酸を2倍に。
ACRBは12g。

ノートには12時45分に実施、16時25分まで持続したとも、『もうしてはいけない』とも、強く書いてあった。

経験したこと。
サイケデリックな映像を見ながら50分程?経った頃に変化が訪れた。
痙攣を起こし、まるで酩酊状態のようになって何度も嘔吐して、気が付いたら部屋を暗くしていたのに、カーテンを広げて太陽に手を伸ばしていた。無意識的に太陽を求めていた。アイマスクは部屋の隅へ投げ飛ばしていた…。
苦しさと異常な寒さからか、母を掠れて出ない声で必死に呼んでいた。うなされて頭を振り乱しながら布団を捲ったり戻したりを繰り返していたと思う。

じきに、ずーっと沈み込んでいってピクリとも動けなくなった。
ここから体験が深まってきて…

実態は私が気付いた山は山でなく、川は川でない。山は山であり、川は川。私は私に非ず、私は私。のような気付き論、思惟よりも遥かに先行し温もりや暖かさは気付きをアッサリと踏破するという事。私は熱の王である太陽に手を伸ばした。

もっと光を!と、いわんばかりに。

過程と結果の観察が鋭利となり、目の前と実際への洞察が深化し、太陽は生の根幹を、温もりと善良を「実感」出来る縁となった。

人は食べたもので身も心も構成されていく…僕は太陽を食べている…

眼前の人を自前の色眼鏡(仏教式でもキリスト教式でもイスラム教式でも無宗教式でも何でも)で見ないで良いほどに、しないでいい程の温もりと暖かさで人は横溢しているのだから。
私を憎む者、私が好む者にも、一切に通じる。
人に限らずに、世界は熱だけで満ち満ちているのだと。

実感を伴って確信した。絶対的な確真。

徐々に徐々に、根源的なナニカ?実存に堕ちていって…。暖かい…暖かい…
時間の感覚が弾け飛ぶ…。芸術家などがこういった根深い模様世界の源泉、深層の所からインスピレーションを得て、手を加えて表現し作品として昇華させているんだと気づけた。

うずくまってみれば、世界が植物と目玉の渦によって構成されて、どす黒く、太陽の方向を見ると鮮やかな夕陽の色をした風と黄金色の花を散らしていく。とても美しい。
植物的な幾何学模様が一切を満たしていく。
眼をギュッと瞑ってみると、地から新芽がズズッと出て来て、教育番組で見るような倍速編集のように巨大化していき…天を貫いていって、僕もそれに連れていかれた。

身体感覚が消し飛ぶ。

寒さから暖かさへシフトする…根の底まで堕ちて、樹上に昇っていった。

ヤモールと名乗る荘厳な声を持つ存在が昇り切った場所にて、コンタクトを掛けてきた(※幻覚)

声はどこまでも深くに響いてきた覚えがあるのに、その喋った内容も姿もよく覚えていない…。
これは、とても悔しい…。

老婆が共に空を飛ぼうと僕を引っ張って、夢で空を飛んでいるような心地になって苦しさはもうこの時、ほぼほぼ無かった。「気持ちいいな」とだけ話し、飛んで行って別れた。

徐々に落ち着いていって、現実と肉体に戻ってきた。後は呼吸が異常にデカく聞こえて木霊して世界を満たしてくれたりだけ…少しダニが大きく見えたりなどしたが、それに不快感は無く……無事に終わった。
終わった瞬間に、物凄くホッとして、全身が脱力し、かなりの涙を流して喜びで泣いていたと思う。太陽と母に助けられたのだと…。

この経験が僕に残していったモノ。

今現在も続いている変化といえば色彩がより鮮やかに見えるようになって、絵画を見るのが楽しくなった。小学生の頃などに、子供心に何故評価されているのか分からないようなゴチャゴチャした絵で何故か涙が出るほどに感動出来ている。

直に肌で触れているような感触を覚える事が出来る。センスの開花?

後は、風や太陽がより気持ち良くなった。街往く人々や他者への感謝の念が溢れて止まらなくなってきた事…洞察が深まったから?それが気持ちいい。
散歩が楽しみになり、インドア一強がアウトドア志向に変わりつつある。
育てているオリヅルランから今でも強い息吹を感じる事が出来る。
共に暮らしているインコとも、より親密に通じあっている気がする。
その気がするという事でとっても心地が良い。

その時見えた超越的な世界、超常的な存在との邂逅よりも現在進行形で持続している実生活での効果が、中々にデカいものと思われる。
幻覚よりもバッド状態になって寒さに成り切った時の太陽による熱射と合わせ、日頃からの随息観による定力が功を奏したから気付ける事が出来ただけかもしれない。緊張状態からの一点集中による解放。

今回で何かが吹っ切れ、気付ける切っ掛けには確実になったと思う。
結局、個々人のその時その時次第で万人に薦められるモノではない。
当分は離れようと思う。また、内的探求をしたい時に活用しよう。

とてもプラスに働いた事例なので、一応書き残しておく。

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