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ざわけん(大澤健)の自己紹介|2025年1月ver.

ざわけん、と言います。中1からざわけんです。すっかり馴染んで気に入ってます。(名付け親のIくん、ありがとう。)

自己紹介します。ここ数年、自分でテーマやジャンルを決めて仕事をしてこなかったため、自分でもよくわからなくなってきたので、整理も兼ねて。

「おお、そういうことか?!」と、喋ってみたい、こんな仕事はどうなど、お声がけくださる方がいれば、大変うれしいです。たまに(嘘です、よく)「何考えているかわからない」「話しかけづらい」と言われるのですが、そんな自分に困っております。ひとりより誰かと過ごしている方が好きなので、お誘いやお声がけはうれしいんです…。


0、背景

ざわけんの背景については直近、1月1日からスタートした「ぼくみんラジオ」でお話ししています。昨年秋から一緒に活動している青木真兵さん(人文系私設図書館ルチャリブロ キュレーター)に聞いていただきました。多動と自閉が極端な質や、大学時代に「翻訳」に関心を持っていたわけなど、お話ししています。

あとは、4年前の頭でっかちな文章で恥ずかしいですが、このあたりをご参照ください。1年前にも書いていたので、それも貼っておきます。

基本的なプロフィール文は、こんな感じです。前置きが長い!

大澤 健(おおざわ けん)
一般社団法人ぼくみん 理事/ファシリテーター


〈ver1. ちゃんとした風〉
1997年滋賀県大津市生まれ。京都大学文学部では西洋哲学史を専攻。入学当初から教育や地域づくりの活動に熱心に取り組み、第4期「滋賀県基本構想審議会」の委員も経験。2020年8月、SOCIAL WORKERS LABに参画し、卒業後もコーディネーターとして活動を継続。ふくしデザインゼミという学びの場の企画運営、TAKASHIMA BASEなど滋賀県高島市での地域コーディネート、 福祉法人の組織と人の変化の伴走支援など、多世代・多分野協働の未来づくりに挑戦している。

〈ver2. 等身大により近い〉
1997年滋賀県生まれ。通称ざわけん。人との出会いや機会に恵まれた大学生活を送るも、就活から逃避し京都大学文学部を休学。彷徨っていた頃、ぼくみんの前身のプロジェクトに遭遇。なんとなく関わりはじめ、気づけば社会人4年目。いまは仕事で東京や京都も行き来しながら、ふくしデザインゼミやTAKASHIMA BASEを企画運営する。向こう見ずで、不節制。生活を見直したい27歳。息抜きにラッコとカワウソの動画をよく見ている。

1、領域・業界

基本的にやっているのは、「あいだ」に立つ仕事です。なので、領域等にこだわりはありません。もちろん、趣向や得意はありますが、以下に記す「キーワードの外、だから、違う」とは考えないでもらいたいです。

1-1、福祉 ~社会福祉・ふくしの仲間づくり

ぼくが活動している「一般社団法人ぼくみん」の源流は、2019年度から3年間、厚生労働省の「介護のしごと魅力発信事業」を受け「福祉の裾野拡大」に取り組んでいたところに遡ります。SOCIAL WORKERS LAB というプロジェクトです。「福祉の関係人口を増やす」をコンセプトに、「うっかり、福祉に触れている出会い」や、「あれ、これも福祉?と気づく体験」をコーディネートしていました。
地域共生社会が標榜され、制度・分野ごとの縦割りや、従来の支え手支え手/受け手の関係を越えた地域づくりが目指されるなかで、
① まちづくり・地域創生サイドから福祉との汽水域をつくる
② 福祉サイドに、岬(特区)となるような活動・場をつくる

ようなアプローチに、挑戦してきています。

 1-1ー1、ふくしデザインゼミ

2022年から3年間は、「ふくしデザインゼミ」(福祉法人・地域と、若者とが、協働し、実践的に学び合い、創発を生む場)を企画運営しており、今年は全国版(東京・福島・長崎)とローカル版(滋賀高島)の2つの約3か月のプログラムの統括をしています。参加する若者のバックグラウンド・関心は、デザイン・建築・人類学・地域・経営・社会学など多岐にわたり、「福祉をひらく」実践、福祉の仲間づくりの機会にもなっています。

 1-1-2、福祉法人や地域の未来に向けた総合的なサポート

地域のなかでの仲間づくり、領域を越えたネットワークづくりは重要ですが、もちろん、より直接的なケア・介護の現場の仲間も必要です。現在協働している法人や地域との関わりの入り口は、どこも「人材不足」です。
けれど、手前の人材確保・採用に終始していては厳しさが増す一方とぼくたちは考えています。もちろん育成、定着という流れの話になれば、人がいきいきと働くための、職場環境・組織にも目が向いてくるし、ローカルでは、背景を支えるものとしての暮らし・地域への目線もより大事になってきます。

そんなことを総合的にやっていこうとしているのが、社会福祉法人武蔵野会とは「ふくしデザインセンター構想」に取り組んでいます。

引用|ぼくみん紹介スライド(24.10.25)より

ぼくは、ディレクターのメンバー(今津)やパートナーのクリエイティブ陣のもとで、武蔵野会の支援や、高島市介護サービス事業者協議会との協働の全般的な事務局をさせてもらいながら、勉強してきています。

なお、採用に関する業務は一式やってきていますが、短期的な採用特化だとぼくたちではない方がいいと思います。

事例|社会福祉法人武蔵野会 仲間さがし

1-2、地域 ~地元・滋賀、京都、そして、地域そのもの

 1-2ー1、滋賀 ~若者ネットワークを経て、高島の地域づくりへ

大学1回生の終わりに、ひょんなことから、まったく興味のなかった地元・滋賀、地域活性に関わりはじめました。滋賀の若者のコミュニティ・ネットワークづくりに取り組み、滋賀県基本構想の策定など大事な舞台にあげてもらいつつも、どうも「地域づくり」や「地方創生」がしっくりこない。そんなモヤッとした時間を経て、自分が大事にしたいのは「かえるところ」だと理解するようになりました。

地縁や血縁から自由になったようで、コミュニティが希薄化・離散し「かえるところ」がないことの不安に、ぼくたちは脅かされてはいないか。そんな問いと、実践的なオルタナティブの提示に、地域が一つの鍵になる。

他でもないぼく自身にとっての「かえるところ」としての滋賀のことをやっていくんだと、あるときに決めました。

そんな思いをもちつつ、滋賀のことをやるためには、滋賀だけを見ていても仕方ないので、こだわり過ぎないようにしています。

いまは、滋賀では縁あって、琵琶湖の北西・高島市の地域づくりに、JR湖西線の新旭駅前でTAKASHIMA BASEという拠点をつくったりしながら主に取り組んでいます。高島はしっかりとやっていきたいと思っていますが、また機が巡ってきたら滋賀全域のこともやれたらなと思っています。

高島のことを知りたい方は、TAKASHIMA PAPER VOL.1をご覧ください。上記福祉文脈との結びつきも知っていただけるかと思います。

※ 紙が欲しい方はご連絡ください。

 1-2ー2、京都 ~どうする、学生のまち

ぼくみんは、京都に事務所を構えています。京都が「学生のまち」「若者のまち」だからです。

確かに京都は若者の集積地。けれど、果たして、若者の力が発揮される場、若者の持ち味が開花する地になっているだろうか?学生のまちのポテンシャルって、ホンマにこんなもん?

ちょっと偏った表現ですが、そんな考えを背景に、京都に軸足を置いています。「京都と若者」をテーマに活動していきたいと思っています。先達がたくさんいる領域だと思います。ご一緒させてください。

この2年間、京都市との協働で、京都の社会的企業(これからの1000年を紡ぐ企業)と若者との対話の場のコーディネートなどもさせてもらっています。

 1-2-3、地域 ~これからの社会とローカル

一人ひとりにとっての豊かさとローカルから、国家戦略における地方まで、地域についての議論は、ますますなされていくはずです。先述の「かえるところ」という論点含め、各地の方々とご一緒してがんばりたいなと思っています。

シンプルに旅好きなので、ふらっと西へ東へ、伺います。

1-3、若者 ~潜在的な持ち味が開花する場・機会

自分のやってきていることのもう一つのキーワードが「若者」になります。
最近は、自分たちの活動を「中間的就労」や「ユースワーク」の観点から説明できる気がしているのですが、今日時点でまとまっていません。

もともとこういう不完全な状態を晒すのが苦手な質ですが、それも自己の一部ということで、そのままお伝えして、スキップします。

ふくしデザインゼミ 2024 の集合写真

2、技能・スキル

2-1、ファシリテーション・場づくり

いまの肩書きは「ファシリテーター」としています。スコープは、単なる場の進行役を越えて、異なる領域や人々をつないで対話・協働を促進する社会づくりにありますが、場における相互理解・合意形成・アイデア創造の支援なども行っています。

 2-1ー1、対話の場づくりや、ワークショップデザイン

中長期のプロジェクトでの会議や対話の進行役、学習プログラムのコーディネート・進行、研修(ワークショップ)のデザイン・進行などをやっています。この1年は

・同志社大学社会福祉学科の先生からの「1回生に福祉・ソーシャルワークの幅の広さを感じてもらいたい」
・ウエダ本社さんからの「中小企業と学生がお互いの声を聴き合う時間をつくりたい」
・高島市社会福祉協議会からの「相談支援に携わる人たちにより地域に目線を向けて欲しい」
・高島市から「市内の若手の横のつながりをつくりたい」

など、いろんなご依頼をいただいて、対話や授業、ワークショップ等のデザインから進行までさせてもらったり、とっても楽しかった!チームの関係をよくしたい、ビジョンやアイデアを取りまとめたい、お力になれるかはお話ししないと何とも言えませんが、ご相談ください。

 2-1-2、イベントの進行役・聞き手・司会

今年度からは、ぼくみんで行っているトークイベントの聞き手をすることも増えました。「未来のジャム」では、オフィスキャンプの坂本大祐さんやD×Pの入谷佐知さん、「たかしまデザイン会議」ではケアと暮らしの編集社の守本陽一さんなど、著名な方々の話も伺わせていただいて、ビクビクしながらなのですが、学びばかりでありがたいお仕事だなあと思っています。あんまり盛り上がる系の聞き方ではなく、じわじわ潜っていく系です。それでよければ、お力になれることもあるかもしれません…

FDSLのフォーラムの司会・進行役

2-2、企画・プロマネ・コーディネート全般

ここまでいろいろと書いてきましたが、そんなこんなの、企画やプロジェクトマネジメント、コーディネート、事務局など、ごちゃごちゃなんでもやっております。役回りとして、プロマネをすることも多いですが、計画・管理が得意領域ではありません。感覚的には、構想と即興が強いです。

2-3、写真・執筆

副次的なものですが、趣味ではじめたカメラも、仕事のイベントや地方行脚でばかりで使っています。ちゃんと勉強したことはないので、我流ですが、うまくなってるらしいです…

最近はあんまり書いていませんが、執筆・ライティングも好きです。以前はインタビュー記事を書いたりも。大学のアニュアルレポートの学生インタビューの記事も担当したりしています。

今後ライターをやっていくわけではないと思いますが、活動と執筆を行き来できるようになりたいなと思っています。小松理虔先生に「2カ月に1回1万字の論考を書くといいんじゃない?」と言われてます。がんばります。

3、テーマ・問い

この軸が大事だと思っているのですが、散逸状態です。

・人、共同体・組織、地域・社会が、いきいきしてくる場・活動とは?
・人の持ち味が発揮されるには?
・はたらくとは?まなぶとは?
・何の「あいだ」の担い手が必要か?
・好循環とはどんな状態?それはいかにして可能か?
・継承するもの、乗り越えるものは、どう判別するのか?
・文化の機能は?
・かえるところをより多くの人が実感できるような社会づくりとは? etc.

もろもろ対話相手、探究仲間が欲しい!

4、おわりに(&ご連絡先)

ここまで5,000字ほど書いてきました。考えすぎると書けなくなると思い、思いつくまま頭から…。構造も説明もチグハグですが、書かないよりいいだろうということで。

少しでも、ざわけんという人物や、やっているぼくみんという団体のことに関心をもってもらえる補助線になっていればうれしいです!

引き続きのみなさまも、はじめましてのみなさまも、どうぞよろしくお願いいたします。

〜連絡先〜
以下のいずれかにご連絡ください!
Mail: zawaken@bokumin.jp
Twitter: @zawaken_
Facebook: 大澤健

ぼくみんの仲間と2024年の年の瀬に

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ざわけん/大澤健
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