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[コミックエッセイ]東京人 大阪転勤見聞録


20歳も半ばに差し掛かったころ、大阪への転勤が決まった。

東京生まれ東京育ちの自分にとって大阪とは
恐怖の地そのもの。

面白い話をしないといけなかったり、オチがないといけないなんていう印象しかなかった。


土日で急いで住居を決め、数日間の引継ぎを行う。
そしてまた東京に戻ってきて引継ぎやら送別会やらで
あっという間に大阪での勤務日となる。



そんな恐怖の中での大阪生活はとっても充実したものだった。

私が居住することを決めた吹田市
大阪府の中でも都心に近い割には落ち着いており、
この上なく住みやすい場所だった。

なにより
私が愛して止まない

太陽の塔

がある。

こんなにうれしいことはなかった。



大阪での勤務初日はイマイチ聞き取れないこともあった大阪の言葉は、
日を追うごとに容易に聞き取れるようになっていった。

最初は言葉がこわいなと思っていても
段々と愛着が湧いてきて好きな言葉に感じるようになった。


大阪は懐がとても深く、
人情味あふれるまちなのだ。



大阪の話はまた描きたいなあ

全建造物の中で1番好きな太陽塔

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