危機感のない人生
僕の生活には危機感が足りない。
普段でも仕事でも周りをライバルと思うような競争意識もないし、出世欲も強くない。
別に人一倍ギラギラしたいわけじゃないけど、こんな自分じゃいけないと思っている。
問題は、何も危機感がないと「手を抜いて生きること」を覚えてしまうというところだ。
遅かれ早かれ人間はいつか死ぬ。
ある意味、生まれた瞬間からゆるやかに死に向かっているとも言える。
手を抜いて生きていると、その”死"に向かうスピードが増していくような気はするのだ。
別に「手を抜く」というのはいつでもモチベーション高く生きなきゃいけないとかそういうことじゃない。
夢を諦める、続けていたことをやめる、新しい挑戦をしなくなる、外に出るのにオシャレをしなくなる、人と話さなくなる…人生には色んな手の抜き方がある。
そうやって何かを捨てたとき、確実に自分が”死”に近づいていく気がする。
心臓が止まるという意味じゃなくて、人として生きている意味が薄れていくというか。
うまく言葉にできないけど、もうちょっと危機感を持って生きないといけない気がする。
「幽遊白書」の戸愚呂弟も幽助に『危機感が足りない』って言ってたもんな。
ギリギリで生きてる幽助に足りないものが僕にあるはずない。
なんか毎日に張り合いないもんなあ。
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