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#13 日本の刑事司法制度における問題点

1. 日本の刑事司法制度における問題点

私は最近『負けへんで』という本を読みました。この本は、上場企業の社長が身に覚えのない罪で逮捕され、200日以上の拘留を受けたという実話を元にしています。この本を読みながら、日本の刑事司法制度に問題があることを改めて実感しました。

この本で取り上げられている問題点は、日本の刑事司法における保釈の問題です。日本の刑事司法制度は、起訴されたら拘留されるという考え方が基本にあります。そのため、保釈制度があるにもかかわらず、保釈が認められる条件が限定的で、結果的に長期間の拘留が多発しています。また、保釈条件に違反することがあると再逮捕されることもあるため、被告人は保釈中に自由な時間を過ごすことができません。

この問題は、日本の刑事司法制度における起訴独占主義が原因です。検察によって、誰を起訴するかを決める権限が独占されており、検察以外が起訴することができません。これによって、検察が身内に甘く、不当に起訴された人が拘留されることが多発しているのです。

また、取調べの問題も指摘されています。日本の取調べは、容疑者に対して強圧的な取調べが行われることが多く、その中で誤認誘導や、虚偽の自白が引き出されることもあります。それにもかかわらず、日本の刑事司法制度は取調べの録音や録画を義務化していないのです。

日本の刑事司法制度には、改善が必要な点が多くあるでしょう。特に、保釈制度においては、被告人の人権が侵害されることがあるため、より公正かつ透明な制度への改革が求められます。また、取調べにおいても、録音や録画を義務化することで、公正な司法制度の確立を目指すなどの改善の必要があるでしょう。

2. アメリカ人に比べると日本人に足りていない能力

私は先日、ナパバレープレミアオークションに参加し、アメリカのパーティ文化を体験することができました。

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