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スイーツピザって最高じゃない?


チーズと小麦粉が好きなので、当然ピザも好きなのである。

それはもう、小学生の頃から。ピザハットのテイクアウト割引期間は「今回は頼むのかな……?」と胸が躍ったもんよ。




基本はやはりチーズ必須。それもなるべく分厚くて、味だけでなく食感から味わえるのが望ましい。

もちろんチーズ不使用でも美味しいが、印象の残りやすさでいうと格段に弱くなってしまう。事実、今まさに具体的なものが思い浮かんでいない。絶対何かしら食べてるのに。特に外食時に複数枚頼むときは、さすがに系統違うのを選ぶ……いや、チーズは続投でソースや具材部分で差別化を図っていたかもしれない。


***

しかし、実はひとつだけ例外がある。「また食べたい」とまで思ったチーズ不使用ピザが。


それは、スイーツ系である。


何度見ても幸せな気持ちになれる円。


2~3人前サイズ1枚、まるまる甘いピザ。どうです、夢があるでしょう。


これは昨年、ほぼ1年ぶりに会えた友人と訪れたイタリアンでの1枚。


私は思い切りの悪い甘味好きなので、普段だとスイーツ系ピザは頼めない。


散々シフォンケーキ=主食だのどらやき≒あんぱんだの言ってきて、実際にそうしている日もあるものの、外食で、なおかつピザで……となると、結局マルゲリータあたりに落ち着くのである。やっぱチーズも捨てがたいし。


しかしこの日は違った。友人が真っ先に興味を示したのが、スイーツ系ピザだったのである。


そもそも遠方から訪ねてきてくれているので、彼女の希望になるべく沿うつもりではあった。なのでどんなピザでもウェルカム!!! という気持ちだったのだが、スイーツ系ピザはさすがに私的感情も大いに混ざってくる。それ、私も食べて見たかったのよ!!!



アップルパイをイメージしたピザで、ベースは頬がほころぶ甘いカスタード。そこに柔らかく焼かれたりんごの瑞々しさと、シナモンの香り。


中央にどっしり構えるバニラアイスを絡めたら、もうそこはパラダイスである。溶けるので早々にアイスは食べてしまったが、無くてもフィーバータイムは終わらない。もっと言うと、今思い返して幸せな気持ちになるくらいで、もしかするとちょっとしたマルゲリータよりも強い説すらある(本当にチーズ主義の人ですか?)。  

***


しかし少し照れくさいことを言うならば、友人とワーキャー言いながら選んで、一緒に舌鼓を打ったことも「美味しい」を増幅させたんだろうな、とも思う。


チーズある/なしから始めておいて、それの最後にする話ではないかもしれない。


しかし、好きな人と一緒だと「美味しい」を余すことなく感じられるどころか、高めることさえできるのかもしれない……と思ってしまった。かつ、あの日のことを書き残しておきたかったので、ちょこっと見逃してほしい。これも私的感情というやつです。






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三谷乃亜
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