セブンモナカ、より美味しくなってない?【ロイヤルミルクティーモナカ】
セブンイレブンのモナカアイスに新作が出た。
その名も「ロイヤルミルクティーモナカ」。アッサム茶葉で仕立てたというロイヤルミルクティーアイスは香り高く、思わず目を見張るような美味しさだった。
セブンイレブンのモナカアイスシリーズはずっと塩キャラメル味が1番好きなのだが、そこにロイヤルミルクティーが1位の座を奪うべく颯爽と現れた。
アーモンド風味のサクサクモナカとその間に挟まるホワイトチョコとの相性の良さも手伝ってさらに勢力を増すも、残念ながら下剋上ならず。しかしルーキーが2位に輝いたというニュースは世界を轟かせ、引く手あまたの大躍進を遂げたのだった。
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急に途中から何の話かわからなくなってしまったが、私が食べている間に気になっていたのは、実はモナカのほうだった。
セブンアイスモナカの製造元は森永。つまりチョコ・バニラモナカジャンボの生みの親であり、モナカの大ベテランである。しかしビジュアルは異なっているため、パッと見は森永製と気づかないかもしれない。
セブンモナカは割れ目が3つのみのツルリとした形状のためか、あるいは材料の違いか、モナカジャンボに比べて”しっかりとした食感”というイメージだった。
そして香ばしさもモナカジャンボよりあるため、少しでも水分を含んでしまうと「皮」感が強くなってしまう。初めて食べたときはそれが気になり、やっぱりモナカジャンボしか勝たんと思っていた。
今では、香ばしいモナカと内側にコーティングされているホワイトチョコの相性の妙を知っているし、上品なアイスに舌鼓を打たせてもらっている。同じ森永製のモナカなのに、開発者や方向性が変わると全くのものが出来上がるって面白い。そしてモナカの大御所のノウハウを使って商品開発できるセブン、強いな。
それで今回食べたモナカなのだが(前置き長くない?)、最後に食べたときよりもサクサク感があった気がしたのである。
チョコモナカジャンボ改良以降、モナカの食感に対する関心が高まっている節があるので気にしすぎなのかもしれない。しかし新たな技術を獲得した森永製菓がセブンイレブンのモナカアイスにもそのノウハウを導入したのでは? と想像せずにはいられなかった。
いやいや、バニラモナカジャンボは3年、チョコモナカジャンボは5年の年月をかけて「サクサクモナカ」を作り上げたのだ(バニラモナカは疑問符がつくけど……もごもご)。形状も材料の配分も違うセブンモナカに、すぐ応用できるわけではなかろう。
しかし、今回のミルクティーモナカは塩キャラメルモナカよりも色が薄い気がする。ミルクティーアイスに合わせて味わいを変えた結果なのだろうけど、それによってサクサク感が付随的に増したのか、狙ってそうしたのか……どっちだ!
これに関しては問い合わせることでしか真相究明ができない。しかしまだ新フレーバーを1回しか食べていないため、その1個で断定するのは弱すぎるだろう。
ということで、今後も食べていきたいと思う。あくまでもモナカの状態を確かめるために……。