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”ねっちり”は棒アイスの特権?
いつも忘れてしまうのだが、濃厚系の棒アイスには「ねっちり」という質感が存在し得る。カップアイスには無い、棒アイス特有の要素ではないかと思っている。
そんなことを、杏仁豆腐アイスを食べながら考えていた。
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チョコや小豆、モナカ等の無い”全身アイス”を食べるハードルが日に日に上がってきている。寒いから。
そんな折、母から棒アイスの「美味しいよ!」情報が舞い込んできた。全身アイスは寒いぞ……と思う一方、見過ごせない理由があった。我々が愛する杏仁豆腐なのである。
これは寒さを押してでも食べなくてはならない。杏仁豆腐同盟の名に懸けて。
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(杏仁豆腐同盟って何?)
これはすごい。濃厚な杏仁豆腐です。みんな食べましょう。
水っぽさが微塵もない。ああ、だから私は本物の杏仁豆腐よりもアイス姿のほうが好きなんだ、と再確認させられる。
この濃厚さをさらに強調するのが、ねっちり食感である。
せっかくの杏仁ならカップアイスがよかったなあと思っていたものの、このねっちりさは棒アイスだからこその芸当かもしれない。カップアイスはスプーンで食べる想定だから、柔らかくせざるを得ない。一方の棒アイスは棒にくっつき続けるために硬くなる必要がある。そうじゃん、新発見じゃん。
10年くらい前に販売されていたブルーベリーチーズみたいなアイスバーが大大大好きでバカみたいに食べていた記憶があるのだが、あれもねっちり系だった。そういえば、昨年食べた黒いチーズケーキアイスバーもねっちりだった気がする。ねっちり好きである。
上記事のアイス言及箇所を見てきたのだが、なんとそちらも赤城乳業さんだった。当時は「もっちり」と形容していたが、おそらく似た類だろう。
もしかしてこの質感、赤城乳業さんの専売特許だったりするのか。あのブルーベリーチーズも赤城乳業製だったりしちゃうんじゃなかろうか。
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「ブルーベリーのチーズタルト」……いや、これじゃないな。パッケージがピンと来ないし、タルト生地は入っていなかった。
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これ!たぶんこれ!!「ブルーベリーレアチーズ」!!
センタンさん!今からでも再販してください!!!
……えー、ねっちり食感はみんなのものでした。
そうだよね、セブンの「まるで~」シリーズは栄屋乳業さんだものね。急に舞い上がって失礼しました。
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うっとり濃密杏仁豆腐を語るには、”ねっちり”だけでは不十分である。
このアイスは「杏仁豆腐クリーム」と「ぷるぷる杏仁豆腐」で構成されており、前者が”ねっちり”である一方、後者は”もっちり”なのだ。
中盤辺りから”もっちり”個体がたまに出現する感じ。全部白いのでぱっと見では判別できなかったが、その分、口に入ってはじめて「ぷるぷるいた!」というサプライズが味わえた。
食べる前こそ『ぷるぷるって、餅のようではなかろうか(餅恐怖症?)』という一抹の不安があったものの、問題なく楽しめた。
ねっちりねっちり、たまにもっちり。ねっちりでフィニッシュ。ねっちり部分が濃厚な分、もっちりが小休憩のようになって飽きがこない構成になっていたのかもしれない。
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そういえばセンタンさんのも冬季販売だった。
実は冬場こそ、棒アイスがアツいのかもしれない。
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