「赤玉」の「高級卵」というパワーワード
先日、半額だったからという理由で買ったたまご饅頭が予想外の刺さりを見せ、他メーカーのも食べてみたいと盛り上がった……のだが。
スーパー、ドラッグストア、ローソン、ファミマ……行くところで必ず和菓子コーナーを見るも、ひとつもない。そんなにレア和菓子だったとは思わなんだ。
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唯一コンビニでありそうなのはセブンイレブン。まだ実際に確認していないので現存しているかは不明だが、とりあえずサイトには掲載されていた。
でもなあ。これ、米屋なんだよな。つまり、私が先日食べたところと同じメーカーなのだ。
パッケージは違うし、同じメーカーが作っていても配合を変えている可能性はある。希望を捨てず、近々セブンイレブンへ向かうことにしよう。
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なんと、北海道が誇る菓子メーカーのひとつ「もりもと」で製造販売されていることが判明した。かなり近場だ！
「こくまろ」という赤玉の高級卵を使用しているとのこと。
赤玉&高級卵というパワーワード、商品名に産地を入れるなど、"こだわり"がものすごく伝わってくる。スーパーの片隅でひっそり売られていた米屋が持つ気楽さの対極にいるような熱さだ。
余談だが、もりもとは実際に「こだわり」を大切にしているらしい。
企業のコンセプトページ（「『もりもと』について」）では、各段落すべてに「こだわり」が入ってるという念の入れよう。もはや、こだわりというワードを散りばめることにこだわったのではと思ってしまうほどである。
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米屋以外にも存在していることがわかってホッとしたものの、お土産感強めなのがネックではある。
どら焼きみたいに、菓子店はもちろんスーパーやコンビニにもほぼ絶対あって、そのときの気分でぬるっと買えるテンションでいてほしいのに。
構成は桃山や栗饅頭とそんなに変わらないし、黄身餡を使用するというのが定義であるのなら差別化もできている。なのに、何故。
見つからないとなおさら欲しくなるものだが、こうなると地元の和菓子屋さんにも足を運んでしまいそうだ。
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ちなみに、何箇所も探して収穫無しは悲しすぎたため、ひとまず月餅を買ってみた。くるみ入りごまあんという、好きな要素しかなかったものでね。
……これを食べたら、月餅サーチレーダーにフォルムチェンジしてしまうかもしれないな（特性：移り気）。
月餅ならいろんなところにありそうだし、とかなんとか言いながら。
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