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未知なる料理にも手を伸ばしたい
とあるラジオをPCでぼんやりと聴いていた際、急に「かぼちゃ」という単語が耳に入った。
イヤホンだったにも関わらず画面に耳を少し傾け、一言一句逃さすまいと全神経を集中させる。まず今は何のコーナーなんだ?(ぼんやりしすぎだろ)
どうやら中華料理の作りかたを紹介しているらしい。かぼちゃを中華風の味付けにすることはあっても、麻婆豆腐や回鍋肉みたいに名前の付いたかぼちゃ料理はイメージがなかったので、実に新鮮だった。これはぜひとも作ってみなければなるまい。
材料はかぼちゃを含めて2つだけというシンプルなものだが、困ったことにそれがタロイモなのだった。タロイモ、名前しか知らんて……。
一方、作りかたはシンプル。かぼちゃの上側を横に切って種とわたなどをくりぬき、砂糖で漬けて煮る。タロイモはラードや砂糖を加えたペースト状にし、それをかぼちゃにin。これで完成らしい。
どちらも甘い味付けがされている、デザート的な立ち位置なのだろうか。タロイモはどうやら里芋に似たものらしいけど、甘くなったところでスイーツになるのか疑ってしまう。
あとどうやって食べるのが正解なのかもわからない。かぼちゃグラタンのように中身のタロイモペーストをスプーンですくって食べ、最後にペーストがほんのり付いたかぼちゃをわしわしと頬張るのだろうか。
この料理に近しいものが浮かばないため、イメージがつかめない。怖くもあり、しかし興味をそそられてもいる。試してみなければ判断はできないのだから。
ただ、タロイモはたぶん無理だろうから、里芋を買う気満々だ。2つしか材料がないのにその半分を代用してしまってはもはや別物な気もするけど、だって近所で売ってるの見たことないんだもの。
里芋は冷凍ならいつでも売っているとの情報を入手し、スーパーでも確認済みである。あ、うん、買ってはないのだけど……。すぐになくなるものでもないし、冷凍庫も四次元ポケットではない。作る間近の冷食セール時に買うことにしよう。
あとは1回で食べきれそうなサイズの”ぼっちゃんかぼちゃ”を見つけるのみ。ただ、昨日ちょうど新たに普通サイズの1玉をカットしてしまったので、それが半分以下になってからだろうか。かぼちゃは日持ちするとはいえ、待機されると焦ってしまうのだ。
ということで、急ピッチで食べ進めていきたい。良い口実ができた……なんて思っていないんだからね!
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