掘り出したるは、「純豆腐」
ドラッグストアの値引きコーナーを見るのが毎回のルーティンなのだが、先日良いものを見つけた。
「とろけるおぼろ豆腐 純豆腐 スンドゥブチゲ」、定価は179円(税別)である。こちらの商品、なんと半額でした。やったー!
辛いの好きだし、パンじゃなくてお豆腐だからスープとして食べやすいし、そしてヘルシー。今まで値引きコーナーで見たことがなかったので、この機会を逃すまじ。強い意志でもってカゴに追加したのだった。
ところで、「純豆腐」で「スンドゥブ」と読むんですね。たった今知りました。
「東京純豆腐」というお店でその字面を先に見ていたので、純豆腐=店名だと思っていたのだ(もちろん、「じゅんどうふ」と心のなかで読んでいた)。
なので、コラボなのかな? でも「東京」って書いてないな……となんとなくずっと不思議に思っていた。そりゃ書いてないよね。関係ないんだから。
蓋をあけると、袋に入ったかやくが2つ。1つは粉末スープ、もう1つはフリーズドライのお豆腐だった。
お豆腐は小さいのがいくつか入っているのかと思いきや、大きいのが1つ。うっすらヒビが見える。
このヒビがミソなのか、お湯を注いで混ぜていくと、自然とそこからほぐれていった。
おお、これぞ最新技術(?)と感動しつつ、あと一歩でほぐれきらなかった豆腐の手伝いをする。あんなにカッサカサだったスープと豆腐が、こんなにすぐ美味しそうな色と香りに変身するなんて……やはり、これぞ最新g
見た目も香りも期待以上。そして、味も軽々とそれに続いた。
思ったよりも辛みが強く、一口目から喉がひりつく。だが、このくらいがむしろちょうど良い。旨味とコクのほうが断然勝っており、薄っぺらさも無かった。
商品説明によると、あさりをはじめとした海鮮だしをベースにしたスープらしい。あさりっぽさはわからなかったが、きっと味が尖らなくなるまでコトコトと煮込まれたスープなのだろう、と思うことにする。
しかし実際、他の商品でトマトスープを飲んだとき、酸味が前に出すぎていて、味が平板に感じたことがあった。そう考えると、ベースって大事なんだな……肝に銘じよう(自戒)。
そうそう、お豆腐のことを忘れていたが、フリーズドライだとは思えないくらい、普通にお豆腐だった。なめらかな絹豆腐。
でも絹豆腐よりはしっかりしているかも。「とろける」までいかないのが、逆に私好みでよかった。量も申し分なく、大変満足でした。
こういう出会いがあるから、値引きコーナーチェックはやめられないのよね……。