かりんとう饅頭のために魚焼きグリルを使いこなそうとする人
かりんとう饅頭をスーパーで見かけた気がしていたのだが、気のせいだったかもしれない。
私の記憶では、お土産・ご贈答等のコーナーなどではない通常の和菓子コーナーに置いてあるはずだった。1個100円程度、セール時ではそれ未満で買えるようなラインナップのひとつにあると思っていた。
しかし、定期的に行くスーパー数店舗へ行ってみてもその姿は無し。ここらへんで1番品揃えが充実しているところはまだ確認していないので望みゼロではないものの、私が「見た」と思っていた店舗に無かった時点でゼロのようなものである。おそらく黒糖饅頭の類と勘違いしていたのだろう。
なので大人しくシャトレーゼってきた。
かりんとう饅頭はトーストすると美味しいらしい。以前書いた記事のコメントでもおすすめしていただいたので、最初からトーストしてみることにしたい。
とはいえ私はトースターを持っていないので、コンロの魚焼きグリルですけど……。
ちなみに魚焼きグリルは普段滅多に使わない。
そもそも魚を買わないし、仮に買ったとしても後片付けを憂いてフライパンでやると思う。
実際、学生時代には何度かサンマを焼いたものの毎回フライパンだった。ここ数年は少し値上がったのもあって買わなくなったが、今年はどうなるかしらん。
サンマに憂いていないで、温かいうちに実食しなければ。
フィルムを剥いたときから饅頭とは思えないテラテラさに面食らっていたが、グリルから再び姿を現したときには、揚げた油の香りがさらに強まっていた。食欲をそそってきちゃって、悪い子……。
カリッッという小気味良い音。
黒糖のコク深い甘さ、そして油がじゅわっと広がる。これはいわゆる罪の味。つまり私の好きな味である。
そして思ったのは、これは主役=かりんとうだということ。
餡は舌触りとしての役割が強く、あるいは甘さの調整役に回っている印象。先日の最中と対極にあると言えよう。
中がぬるく下側が少し硬かったため、もっと加熱すべきだったかもしれない。餡が熱々だとさらに化けるだろうから、次は「はじめチョロチョロなかパッパ」でやっていきたい。
そのためにもグリル初心者から脱却せねば……。
訓練として、パンとか焼いてみようかな(どうしても魚を焼きたくない人)。