ショートケーキでスポンジを見逃す
以前から私の記事を読んでくださっているかたは知っているかと思うが、記事を書くにあたって公式サイトを確認した際に『これって〇〇が入っていたんだ……』と気づくパターンが多い。
これでは食レポとしてどうなのだろうと考えることも多くなり、毎回公式サイトや原材料をチェックしてから食べたほうがいいんだろうかと悩んだり、実際に確認してから食べてみたりもした。
しかし、先日母と会ったときにそのことを話すと「それだとその味わい方しかできなくなっちゃうから別にいいんじゃない?」との返答が。
それもそうかあ! (??)
私はご存知の通り専門家や有識者ではない。なので「ある一個人の味覚」を素直に書き記していくというスタンスでいいのかもしれないと思い直した。
ということで、今回も事前情報無しで新商品を食し、無事に「スポンジケーキ」を見逃しました。
苺のショートケーキ味。正直言って1番惹かれたのはパッケージである。
長方形のショートケーキの側面には苺の断面が3つ、そしてトップにはつやつやとした苺が5つ。このビューティフルなビジュアルがパッケージから見切れるほど列をなしているのだ。
しかも苺の部分がエンボス加工のように若干盛り上がっていて、より高級感が増して見える。ピノを普通に開封しようとすると表面のデザインが破れてしまうので、初めて『開けたくない……』と思った。普通にパッカンしちゃったけど(え)。
構成は以下の通りである。
・甘酸っぱい苺チョコ
・スポンジケーキ風味のトッピング
・乳脂肪分9%の濃厚な生クリーム風アイスクリーム
公式サイトを見て初めて知ったのだが(出た)、チョコについていたツブツブ、スポンジケーキだったんだね……。てっきり苺のツブツブ(果実)だと思っていた。
確かに、事前情報無しでも苺チョコの甘酸っぱさとアイスの濃厚かつすっきりとした甘さというバランスの良さは感じられたし、ツブツブもいいアクセントだなあと思っていた。苺の一部だと勘違いしていたものの、このツブツブがあるのと無いのとでは全然違うはずだということはわかった。
しかしピノ及び森永さんが目指した「苺・生クリーム・スポンジケーキを一緒に食べた時の味わい」を感じることはできず。申し訳ない! でも感じられなくても美味しかったです!
これを読んだみなさんはもれなく事前情報をゲットされた(ネタバレを食らった)ということなので、ぜひショートケーキ感を味わうという楽しみかたをしていただきたい。