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玉子焼きの覇権を握りし者
今晩はセブンのブリトー(ハム&チーズ)を食べるぞ!と意気込みつつ、それはそれとしてスーパーへ買い出し。
切らしていた食パンや牛乳等の購入が主な目的だったのだが、そのエリアに行く前に、夕飯が変更となった。
だって、食べてみたかった商品が値引きされていたから……。
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煮卵、だし巻き卵、玉子焼きスティックなど、コンビニやスーパーの和日配エリアにある卵加工品が好きなのである。
煮卵は黄味が絶対とろりとしているし、ばっちり決まった味が中まで染み込んでいる。
そして玉子焼き類は、甘いのはしっかり甘く、しょっぱいのは出汁がはっきり効いている。ふんわりしていたり、みっちりしていたり。
コープさっぽろの惣菜コーナーにある、厨房で手焼きしているやつも超お気に入りなのだが(一切れから売ってくれるので助かる)、パキッとした味や、冷蔵ならではのギュッとした感じはメーカー品でしか味わえない気がする。
しかし、メーカー品は生協のよりも少しばかり値が張る。大変申し訳ない話だが、値引きシールが貼られていることを願いながら売場を眺めるのがもはや習慣となっている。
その努力(ではない)がついに実った。こともあろうに、ブリトーを食べる気満々の日に。
しかし、ここで食べなければ本当にいつ食べるの案件である。ブリトーは逃げない! 奇跡の出会いに感謝! と意味不明なテンションで気持ちを切り替え、ワクワク・玉子焼きナイトとなったのだった。
具(ねぎ・にんじん・鶏肉)をたっぷり入れ、かつお節だしをきかせ丁寧に焼いた、ごはんに合う和風の玉子焼です。
例のごとく食パンを主食に、そして合せず別々に食べた。行儀的には悪いが、それぞれの味を最大限にキャッチできるという利点は主張しておきたい。
見た目的にはオムレツ。しかし味はしっかりだし巻き卵。出汁をたっぷり含んだ卵、唇がテリっとする程よい油分。
やわらかく煮られたにんじんの食感が満足感を高め、鶏肉のコクが全体を底上げする。ねぎは正直わからなかったが、無いとそれはそれで物足りない気持ちになっていたに違いない。この美味しさはきっと、みんなで掴んだものだから(?)。
***
やっぱり市販の玉子食品は美味しいな……とメーカーを確認したところ、「みやけ食品」の文字。こっ、ここは以前食べた、スイーツのような玉子焼きのところっ……!
みやけ食品さん、和日配コーナーにおける卵商品の覇権を握っているのかもしれない(紀文さんとかもあるけどね)。
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