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新作MOWを食べながら、アイスとの向き合い方について考える


気になっていたMOW白桃ミルクを無事にゲットしたので、晩御飯のデザートにいただきました。わーいわーい。


綺麗な薄ピンク色


鼻を近づけると、ほのかに桃の香りがした。桃の天然水みたい!と咄嗟に言ってしまったが、最後に飲んだのが昔すぎて本当にその香りと似ているのか定かじゃないし、そもそも他の商品で例えるのもどうなのか、という話もある。


一口食べると、爽やかな桃とまろやかなミルクが仲良く混ざり合い、溶け合っているのがよくわかる。その後何口食べても、桃は人工的な甘みを感じさせない淑やかさはそのままだし、ミルクがクドくなることもない。食欲は加速するばかりで、スプーンを持つ手が止まることはなかった。



そうやって一心不乱に食べ進める私に、同じく隣で白桃ミルクを食べていた夫が、「食べ方が違うね」と話しかけてきた。


んん? とスプーンを小休止させて隣のアイスに視界をずらしてみると、アイスが綺麗に縦半分無くなっていた。彼はどうやら素直に手前から奥へ食べ進めるタイプのよう。そういえば母も同じ食べ方だったかな? と既視感を覚えながら、もしかしてこっちが多数派? とも思うのだった。



*****


私はカップアイスを食べるとき、必ずと言って良いほど外周から中央へじわじわ削っていく方法をとる。削るとは言ったが、アイスに関しては一口が大きいらしいので(これも指摘されて知った)、ピッケルで少しずつ……というよりはハンマーでガツガツ叩くようなものだと思ってもらって構わない。



昔からずっとこの食べ方だが、癖でやっているわけではない。『固いアイスが好きだから』なのだ。



おそらく10代くらいまでは、スプーンがググっと入ると「ああ!」と悲痛な声を上げそうになるくらい(ちょっと盛った)、固いアイスを求めていた。MOWも「溶ける前に!」と急ぐあまり、上辺に傷が付く程度にしかスプーンが機能せず、文字通り削って食べていたことも1度や2度ではない。


今でこそ、柔らかくなったアイスも味わいが濃くなって美味しいということを理解できているし、柔らかさの許容範囲も広くなった。しかし『カップアイスは舐めるよりも噛みたい』という信念は今でも変わらず、液体になりかけている部分からせっせと回収していくのである。そして中央に残った強度のある塊をゴリッと剥がして食べる――これが最高なのだ。




削るとか剥がすとか、アイスの話とは思えないワードが飛び交っているが、これが現状の三谷によるアイスとの向き合い方である。あなたはどういう食べ方をされていますか?







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三谷乃亜
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