まさかガトーショコラも作っていたとは

先日、はじめましての駄菓子屋さんに行ってきた。

小学生時代に通っていた駄菓子屋さんは随分昔に閉店。もう駄菓子屋という形態は難しいのかと思っていたのだが、新店舗もできたりなんかして、ちゃんとニーズはあるらしい。よかった。

初訪問だったそのお店は過去一の広さ。ゆっくり見ていたのもあるが、1周するのに10~15分は経っていた気がする。

横に長い空間に所狭しとお菓子が置かれているのに、通路が確保されているおかげで圧迫感もない。こーれは快適ですよ。

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私の行きつけだった駄菓子屋さんは、個人宅の玄関先＝全フロア。必然的に種類は限られ、駄菓子屋に通っていた割には知らないお菓子も多い。

そのため、今回初見のお菓子もたくさんあったのだが、そのうち特にビビッときたものをお迎えさせていただいた。

これも駄菓子なのか……と思わせる顔をしている。

なかなか高級感を感じるパッケージである。

ガトーショコラで、しかもプレミアムだし、これで70円ちょっとってめちゃくちゃ安くない？……とその場でテンション上がりまくりだったが、駄菓子屋さんで70円ちょっとはちょっとお高めのほうか。

100円くらいで何個買えるか、みたいな戦いをしていたよね、あの頃はさ……。

大きなチョコが見えるでしょう。

しかし高級なだけはある。

パッケージ越しに触っただけでもわかっていたが、すかすかしておらず、中のチョコもしっかり入っている。

わかりやすく言うと……他の商品を出すのは軽率だということは承知の上で、カントリーマアムに近いと思う。

最近、小さくなったのが悲しくてご無沙汰になっているが、カントリーマアムよりしっかりめの質感で、食べごたえがあるような。なんたって、こっちは「ケーキ」と銘打ってますからね。

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ちなみに、製造メーカーは「やおきん」。うまい棒を作っている会社である。え、うまい棒以外も作ってるんだ（失礼）。

作っているとしても、うまい棒のようなリーズナブル＆しょっぱい系だと思っていたので、こういうプレミアム＆甘い系も扱っているとは思わなかった。やるな、やおきん（何様）。

こうなってくると、今回は買わなかった同形態のクッキーも俄然気になってきた。

マギーおばさんのチョコチップクッキー｜やおきんドットコム

ガトープレミアムショコラの高級路線とは打って変わり、こちらは親しみやすい素朴な雰囲気である。

白地に赤の縁取りがなされ、中央には鼻眼鏡をかけたオレンジ髪の「マギーおばさん」が、泡だて器片手に微笑んでいる。


正直、第一印象は『これは、セーフなのか……？』だった。何がとは言わないけども。

さらにクッキー自体もホームメイド感が強く、チョコよりもカン〇リーマ〇ム（急な伏字）っぽさがある。つまり、いろんな要素でちょっとずつ不安な気持ちにさせてくるのだ。

それゆえの見送りという決断だったのだが、やはり買っておけばよかったと若干後悔している。次伺った際は、一目散にマギーおばさんのところへ向かうことにしよう。

怪しいと判断して置き去りにした無礼を、マギーおばさんは笑ってくれるだろうか。