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東京ゲームショウ2024日記

ゲーム最高!!!
どうも、ザルソバです。
ゲームは最高です。

9月29日に東京ゲームショウ(TGS)に夫婦で行ってきたので日記です。
レポじゃなくて日記なので昨年と同様にダラダラ書いていきます。

ゲームの感想は「6.感想」からです。
steamのリンクも貼りますので、この記事を読んでいただいて且つsteamアカウントをお持ちの方は、各タイトルのウィッシュリスト登録をお願いいたします。


1.出発


今年は朝4時30分起床。
妻が「メタルギアソリッド デルタを試遊すると貰えるTシャツがほしい!」と強めに言ったのでこの時間に。仕事より、ずっとはやい!!
ちなみに僕は『餓狼伝説 City of the Wolves』が一番の目当てです。
早く不知火舞を触りてぇ~!
テレビを流しながら準備。おくすり手帳がそのまま入るデカ革財布のテレビショッピングをやってました。今なら1万円切るそうです。

すれちがい通信用の3DSはみんな持ったな!!行くぞぉ!!

ということで準備ができたら、いざ海浜幕張。
心配だった天気はちょうどいい曇り方で快適です。
ああ良き天気 心安らかなり 日本の秋

早朝だったので西船橋駅のホームに入場制限がかかるほどではなかったものの、海浜幕張駅に着く頃には電車の中は「この人たち全員海浜幕張で降りるのか・・・?」という混雑具合に。そして全員海浜幕張で降りた!
駅の階段にはTGSに合わせて11月発売のリメイク版ドラクエⅢのカッコいい広告が貼られてたのですが、人の流れが凄まじくて写真に撮る余裕がなかったのが残念。

改札を抜けて一路、幕張メッセへ向かいます。

毎度おなじみsamsungのSSD。
ロード時間の爆速と、メッセへ続く道(ロード)を爆速で進みたい気持ちのダブルミーニングですね。知らんけど。会場とその道中は走るな!

昨年も来たので、会場入口へは迷うことなく到着できました。

2.到着


幕張メッセに到着!

スマホいじってる人がいる

テーマパークに来たみたいだぜテンション上がるなぁ~

今年もとんでもない距離を歩かされて入場待機列に並びます。
かなり早く来たつもりでしたが、既に数千人かそれ以上の行列ができていました。始発組もいれば宿泊組や車で来ている人もいるんでしょう。

開場まで2時間以上待ちましたが、前述のとおり快適な気温と天気だったのは幸運でした。どうせ待たされるなら涼しくて早い時間に来た方がお得な気がします。

入口があるのは1ホール側と8ホール側で、並んだのは8ホール側。
これなら目当てのSNKブースがある7ホールまで一瞬だな。勝利…!と思ったのも束の間、予定より開場が早まって列が動き始めたのはいいものの8ホールを通り過ぎてどんどん歩かされます。
あれ・・・?もしかして全員1ホール側から入場?
っていうかこのトンでもねえ行列が1~8ホール、或いはその後方まで続いてるってこと!?
あらためてTGSの人気、ひいてはゲームの人気ってすごいな!と思っている間にもSNKブースが遠ざかっていきます。

3.餓狼


本来の開場時間は9時30分でしたが、あとから聞いた話だと9時開場に急遽変更されていたようです。それでも人が多すぎて我々が入場できたのは9時20分頃。
やっぱり目当てのSNKブースの反対側である1ホールから入ったので、7ホールまでダッシュ!の気持ちで早歩き。
早く不知火舞を触りてぇ~!
海外のソシャゲのお金がかかってるブースを通り過ぎ、コナミの前で妻とは一旦別行動に。カプコンやパルワールドのブースも泣く泣くスルーして・・・

やってきたぜSNK!!
俺たちのTGSはここからだ!!!
ロッキュー!!!

まずは今回のTGSで一番デカいであろうショッパーをもらって

※家で撮ってます
※不知火舞がいません

ハッシュタグ付き投稿で餓狼伝説ハッピーターンをゲット!

なんでハッピーターン?
四半世紀ぶりに餓狼(ハッピー)がターンしてきたから?

画像は無いけど『餓狼伝説 City of the Wolves』の缶バッジももらいました。

そして約25年ぶりの新作『餓狼伝説 City of the Wolves』の試遊コーナーへ!
試遊時間は20分。時間いっぱい不知火舞で遊び倒しました。
感想は後でまとめて書きますが、格ゲーが下手な自分でも気持ちよくなれる工夫を随所に感じる爽快な仕上がりでした。
売れてくれ!

衣装が変わった不知火舞もカッコいい!レザーなのに袖下が広がって和のテイストがあるのが最高です。採寸して作った衣装のはずなのにファスナーが閉め切れてないのも・・・いい。
飛翔龍円陣以来(たぶん)の対空技を手に入れてて、かなり使いやすく感じました。よっ、日本一!
スト6の不知火舞も楽しみで不知火舞が2倍でヤバい。

不知火舞、不知火舞だよ
不知火舞、不知火舞だよ

あと印象的だったのは、試遊の列に並んでいたらSNKキャラのコスプレをしている方をお見掛けしたこと。
レオナ(KOF XIV)やキング(龍虎)、ユリ・サカザキとヴォックスのペアが一緒に歩いてたのも印象的でした。
あと餓狼の試遊にいろは(サムスピ)がいたのは「その衣装で外歩いていいんだ!?」って二度見しました。

試遊を待ってる人も多いしブースもデカい。
ゲームから離れていた時期もあったし、格ゲーは下手ですが、SNKはずっと大好きなのでこれだけ話題になってるのは本当に嬉しいです。
SNSを見ていると、餓狼MOWでテリーの衣装が変わったことを知らなくてCotWを見て驚いている人もいるくらいで、それだけ格ゲーを触ってなかった人にも届いてるってことですもんね。
スト6が世界の共通言語になりつつありますが、両作品のコラボを通して餓狼も一緒に盛り上がって欲しいです。
そして、SNKのおもしろさ/カッコよさに世界中の人が夢中になってくれ!
そしたら不知火舞のグッズも増える!!

不知火舞の服ばっかり話題になりがちだけど、KOFのドロレスとかルオンの服もやべーぞ!

一番の目当てだったSNKのブースを堪能したあとは、同じく7・8ホール付近を回ります。

4.周遊


幕張のイベントといえばまずはこれ!

幕張で飲む無料のモンエナが一番うまい。
元気を前借り、爆上がっていこうぜ!!

カフェインと糖分を全身に沁み渡らせながら妻に連絡すると、MGSの試遊の整理券が既に定員に達していてもらえなかったようです。
すごい人気だ。
午後から合流することにして、一人で見たかったところを回ります。

まずは『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』が大人気のカイロソフトへ。

かわいい

やはり国民的アニメだからか、ゲームが大人気だからか子どもが多いのがが印象的です・・・キッズ!?この大混雑のTGSに、お母さんに連れられたキッズが!?
割りと大人向けのイベントだと思ってたので意外。今の親の世代は、子どもの頃に当たり前にゲームがあった世代だから大昔と違って理解もあるんだろうなぁ。

ちなみにパーマンやドラえもんがブースに来る予定だったけど時間が合わなくて見られず。
カイロソフトさん、冒険ダンジョン村のドラクエ版お願いします!


次は『Black Finger Jet』のPVが見たかったのでRed Dunes Gamesへ。

ブースの前で『Black Finger Jet』を探していたらスタッフさんから「あ、こっちですどうぞどうぞ」と促されるまま何かの列へ。
わけもわからず並んだら、SNSでRed Dunes Gamesのアカウントをフォローすると引けるガチャガチャの列でした。
既に僕はフォローしていたので問題なし。

印象的だったのはその大盤振る舞いっぷり。自分の前に並んでいた家族連れに対して子どもにガチャを2回、さらに親御さんにも1回引かせるだけでなく、なぜか僕も2回引かせてもらえました。

もらったのはこちら。

Nightmare Battler Zozo
Princess of the Water Lilies

一つのカプセルから缶バッジとアクスタが出てきて合計4つ。
普通はどっちか片方じゃないか?

アクスタの大きさしっかりしてる。

箱コンとの比較

二つとも知らないタイトルだったので、試遊しなきゃと思ったのですが他の方がプレイされていて実際遊ぶことはかなわず。
しかし両タイトルとも後ろから見てるだけでもおもしろさが伝わるタイトルでした。感想は後ほど。

そして本命『Black Finger Jet』!

大好きな『メタルスラッグ』シリーズ他のレジェンド級クリエイターの方々が手掛ける新作アクションで、昨年と同様にPVのみの出展。
ただ、『オクトパストラベラー』シリーズを手掛けたアクワイアが開発に協力することになったので、ドット絵のキャラクターの存在感や躍動感はそのままに、背景や3D演出が大幅にパワーアップしていて、期待が昨年の何倍も高まりました。

ブースにいらっしゃったクリエーターのお二人に「何年でも待ってます!」と伝えたらガチャガチャのカプセルをいただきました。

中身は・・・

だから多いって!

さっきのガチャで当たらなかった『Black Finger Jet』グッズ詰め合わせでテンション爆上がり。女の子誰!?

画像が横になっちゃったけど、昨年いただいたクリアファイルと並べたら超カッコいい。大事にします!
そして完成をいつまでも待ってます!


ここで4~6ホールへ。

かわいくなったクラウドたちを見ながら移動。

コナミブースはMGSやサイレントヒルといった注目作のおかげで近寄れないほど人がいたものの・・・

ハンターハンターはそこでいいのか?

その裏にあるインディー?ブースはいい感じの混雑具合でした。
個人的にはこっちが本命で、SNSで見かけたリアルコットンもいた!
試遊は時間がかかりそうだったので、目当てだった『電気街の喫茶店』のクリアファイルをいただいて移動します。

カプコンは人が多すぎてスルーして、セガやスクエニも時間をロスしそうだったので涙をのんでスルー。皇帝の玉座だけでも参加すればよかったかな・・・

シャドウがデカい
ドッスンみたいな圧を放つスライム

これたった4日間で解体するの勿体ないよなーと思いつつ写真を撮りながら9~11ホールへ。


5.昼食


昨年は9~11ホールへの移動で迷子になってしまったのですが、今年は迷わず行けました。経験は人を強くする。
自分がツイッターで8年くらいフォローしているグラビアアイドルの雨宮留菜さんが、コスプレに参加するのでファンの方々が迷わないようにガイド的なツイートをしていたのを見たのも大きかったかも。

9ホールに向かう途中で気付いたのですが、すでに12時を回っていたので昼食をとることにしました。

しかしフードコートに向かう途中のブースで、聞きなれた声が聞こえてきたと思ったら、アールさんがスト6の実況をやってました。
どうも、板ザンさんこと板橋ザンギエフさんが一般参加者とスト6で対戦しているらしいのでまずそっちへ。
自分が観たのはVSマノン戦で、1Rはマノンが勝ったたものの2Rで取り返し、3RではパーフェクトKOをやってのけて挑戦者に勝利して会場をブチ上げた板ザンさんの魅せ方は(狙ってやったかはともかく)さすがプロゲーマーだと感動すら覚えました。

1試合だけ見てあらためて食事へ。昨年は北側フードコートが地獄のように混んでいてなかなか食べ物にありつけなかったので、今年は南側フードコートで食べようと事前に決めていましたが、この判断は大当たり。
体感的には2分も待たされなかったのでは。

食べるのはもちろんこれです。

東京ゲームショウ名物
東京ゲームショウケバブ

これ以外の料理を知らないのか・・・?

知らない。

食事中に小雨が降ってきたけどすぐ止んでラッキー。
食べ終わって移動中にDOAの霞コスの雨宮留菜さん観れてハッピー。

というわけでインディーゲームのブースを回ります。


途中で見かけた『陰キャラブコメ』の等身大アクスタがすごかった。
真ん中の人のオタクの私服の解像度すごくないですか?8Kだよ。


6.感想


インディーゲームコーナーは賑わいやブースの派手さで言えば有名メーカーの揃った1~8ホールには及びませんが「まだ知らないおもしろいゲームを見つけたい!」というワクワク感ではそちらに負けていません。
人の多さ以上に出展してるブースが多い。世は正に大インディー時代。

気になったタイトルはとにかく試遊してみました。


というわけで、ここからは試遊したゲームや気になったゲームの感想です。
順番がバラバラになりますが、1~8ホールで試遊等をしたゲームの感想もここに書いていきます。

steamのリンクも貼りますので、この記事を読んでいただいて且つsteamアカウントをお持ちの方は、各タイトルのウィッシュリスト登録をお願いいたします。

6-1.『餓狼伝説 City of the Wolves』

朝一発目に試遊したこちらの感想をあらためて。

格ゲー下手勢の自分からすると「遊びやすい!」というのがファーストインプレッション。
スト6のモダンのように操作が簡単になる「スマートスタイル」が実装されていますが、カプコンと比べるとSNKは元々ボタンが少ない=通常技が少ないのでシンプルな操作と相性が良いと感じました。

PS5だと〇ボタン連打で自動でコンボになるのもお手軽、かつ技が決まるとガシィ!バキィ!とSEが爽快。ボタン連打で気持ち良くなれるというプリミティブな快感が味わえました。
・・・多分、試遊のCPUはかなり手加減してくれてたと思いますけど。

開幕直後から特殊動作を繰り出せる「REVシステム」はスト6のドライブゲージ同様に動けば動くほど有利になるもので、KOF96みたいな攻め寄りの調整が好きな自分には都合がいい。試遊だと使いこなせなかったんですけど。

あとは、やっぱりキャラがカッコいいですよね。不知火舞しか見てなかったんですけど。早く一家に一人不知火舞きてくれ!

今作は一人用モードにも力が入っているようだし、発売が本当に楽しみです。スト2と餓狼SPが流行ってた頃みたいに、スト6と餓狼CotWの時代が来るといいなぁ。

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6-2.『Nightmare Battler Zozo』

Red Dunes Gamesさんでアクスタと缶バッジをいただいたタイトルその1。

後ろから試遊を見ていたのですが、ジャンルとしては2D横スクロールアクションで、自キャラの武器が飛距離の長い弾、空中ダッシュと特殊武器もあって『ロックマン』シリーズにかなり近い印象でした。
ただ、試遊されていた方はダッシュ解禁後のトゲを避ける場面で何回もやられていて、その後の動く足場にブロックを壊して乗るところ(PVで確認できます)でも苦労されていたので難易度はかなり高い部類に入りそう。

見た目のかわいさに騙されて買うと苦行を味わいそうです。
タイトルの「ナイトメア」ってそういうこと・・・?

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6-3.『Princess of the Water Lilies』

Red Dunes Gamesさんでアクスタと缶バッジをいただいたタイトルその2。

こちらも試遊を後ろから見ていました。
ネコが主役の2D横スクロールゲームですが、試遊の範囲やPVでは戦闘らしきものはなくパズル要素のあるタイトルのようです。
ネコチャンが痛がるところなんて誰も見たくないからな!
試遊していたのは小さな女の子でしたが、スタッフさんが丁寧にプレイの仕方を説明していたのが印象的でした。

こっちは難易度やさしめ、雰囲気を楽しむゲームになるのかな?

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6-4.『Last Time I Saw You』

80年代の日本の町を舞台にした横スクロールアクションアドベンチャー。
試遊の画面を見て、まずその空気に惹かれました。
自分が小学生だったのは90年代ですが、九州の田舎だったこともあり、今にして思えば80年代の残滓があちこちにありました。
ゲームの中の町は、空が暗くなるまで遊んで夕飯の匂いがしたら家に帰っていた「あの頃」の雰囲気をトレースしています。
台風が来るから学校が休みになるかもってワクワク感とか。あとふすまに無理やりセロハンテープで付録のポスター貼ったりとかな。やってたわー。
PVの後半や体験版の終盤では明らかに舞台が変わるんですけど、謎のお姉さんも含めてかなり続きが気になるゲームでした。

steamでも類似タイトルとして出てきますが『A Space for the Unbound 心に咲く花』が大好きなので注目の一作です。

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6-5.『Freaked Fleapit』

この絵を見た瞬間「かわいいいいい」っつって試遊してました。

ジャンルとしてはリズムゲーム×ダンジョンローグライクで、言ってしまえば『Crypt of the NecroDancer』からの影響が色濃いタイトル。
リズムゲームが苦手なのですぐにゲームオーバーになりましたが、本家にはないけばけばしい色使いとkawaiiは「このゲームをきっかけにリズムゲームやるか・・・!」と思わせてくれるだけの魅力がありました。
あと主人公の相棒のネクタイもいいキャラ。

驚いたのは日本語フルボイスだったことで、調べたら上坂すみれさんや釘宮理恵さんが参加されているとか。買うしかないじゃん。
早速steamでウィッシュリストに・・・と思ったら既に入ってた!
多分ツイッターか何かで見たきり忘れてましたね。

試遊はキーボードしかなかったので慣れてなくて苦労したんですが、steamページだとコントローラー対応で一安心。

音楽もLo-Fiで良かったけど普段聞かないジャンル過ぎて語る言葉が思いつきません。無力。

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6-6.『FINAL KNIGHT』

なんかヘヴィメタルのジャケみたいでカッコいい!と思って食いつきました。キービジュ大事。

スタッフさんからはベルトスクロールと説明されたのでカプコンの『ザ・キングオブドラゴンズ』みたいなのを想像してたら、操作キャラはかわいい二頭身のドット絵でした。

かわいくても画面はド派手。通常攻撃のコンボと使用回数が時間経過で回復する3つの特殊スキルでガンガン雑魚をなぎ倒すのは爽快で、回避が重要な巨大ボス戦もかなり楽しい。
思いがけず出会った良作でした。

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6-7.『Maiden Cops』

今年のTGSでは、なんとeastasiasoft(イーストアジアソフト)が出展していたのでこれは絶対に観いかねばと思っていました。

eastasiasoft、そうニンテンドーSwitch向けに意外な良作から妙に気になる珍品、この世に存在する意味が不明なタイトルまで豊富に配信している知る人ぞ知るパブリッシャーで、個人的にそこそこお世話になっています。

ブースに近づくとそこには・・・

そうそう!これこれ!
この、なんだか詳細を確認せずにはいられないゲームをもってくるのがイーストアジア!

看板に騙されたことも多いけど試遊はタダだからやるか!と飛びついたら、これが意外な良作でした。

ジャンルとしてはドット絵スタイルの伝統的なベルトスクロールアクションで、通常攻撃の他に掴みや落ちてる武器もあってファイナルファイトやベアナックルと同じ感覚でプレイできます。
メガクラッシュは体力を消費してなかったかったっぽいので、そこは本家より易しいかも。

何より特筆すべきはキービジュの期待を裏切らないキャラクターの描き込みで、モンスター娘とセクシーなドット絵が好きな御ジェントルメンの皆様は腕組みしてニッコリしそうです。私もそうです。

ゲームの内容以外でとても印象に残ったのがスタッフさんの対応で、こちらがeastasiasoftのゲームを買っていることを伝えると、
「『Maiden Cops』は『ファイト&レイジ』が好きなら気に入りますよ」とパブリッシングしているタイトルを挙げて説明してくれたり、
僕が『Maiden Cops』の1面ボスをメガクラッシュで倒すと「いい倒し方ですねー!」と褒めてくれたり、ゲームが好きなのが伝わってきて好感度がストップ高でした。

「かわいい女の子が出てくるゲームのお世話になってます!」と伝えると「そういったゲームはこれからも増えます」と言ってもらえたので期待してますeastasiasoft!

ちなみに『Maiden Cops』は既にsteam版が正式リリースされていますが、そっちはパブリッシャーがeastasiasoftではないので、僕はSwitch版を待ちたいと思います。

一応18禁ゲームになってるのでsteamページは貼れないのですが、ゲーム本編は18禁要素は無い(はず)です。



6-8.『スターライトレガシー』

こちらもeastasiasoftのブースにあったタイトルですが、試遊は埋まっていたのでsteamの体験版をプレイしました。

ジャンルはJRPG。それも、かなりオールドスクールな。

グラフィックやシステムの印象としては、ワンダースワンかGBAでファイナルファンタジー3をリメイクしていたらこうなってたかも?といった感じです。
でも一見FFなのに街とフィールドが分かれてなかったり、一方通行の石段があったりとポケモン赤緑が好きなのが溢れ出ているのが良い。

テキストの翻訳も、わざとなのか「お金」ではなく「マニー」になってたりして味があって好き。

あとJRPGの大事な要素、通常戦闘BGMもかなり耳に残るそれっぽい曲でかなり気に入りました。

体験版が途中でエラーを起こしてしまって最後までプレイできなかったのですが、数分遊んだだけでかなり好感触だったので正式リリースが楽しみです。

90年代にスクエアが好きな方は、ストアページのドラゴン?に乗ってるスクショだけでも見て下さい。

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6-9.『ミニチュア』

アーティスティックなポイントクリックアドベンチャー。
全く文字が無く、絵の力だけで魅せてくる正にインディーなゲーム。

全部で4つの短編から成るタイトルで、今回試遊したのはその中でも最も短い5分程で終わるエピソードです。

正直、難易度はあって無いようなもの。ポイントの色が変わったところでマウスをクリックするだけでゲームは終わります。

スタッフさんも「どう紹介したらいいか分からない」というくらいに解釈が難しいタイトルで、製品版も1時間程度のボリュームとのことですが、プレイ時間以上にこのゲームのことを考えて楽しめそうでした。
とにかく独特!

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6-10.『UNDERGROUNDED』

個人的に今回のTGSで試遊したインディーゲームの中で一番おもしろかったタイトル。

最愛の恋人に、プロポーズを断られてしまった失意の男、スコット。

側溝に落とした婚約指輪を追いかけて、たどり着いた先は人々の落とし物とアメリカの歴史が地層のように折り重なった不思議なダンジョンだった——。

steamストアページより引用

基本はクォータービューの謎解きADVながら、レトロゲームをオマージュしたゲーム内ゲームでボスキャラと対決するというジャンルがゴチャ混ぜのゲーム。ちなみに最初のボスとはドンキーコングみたいなステージで戦いました。

特に惹かれたのが探索しがいのある作り込まれたダンジョンです。
このダンジョンは一番上の階層が80年代、さらに潜ると60年代とアメリカの歴史を遡っていく形になっているのがまず興味深い。

コンセプトに合わせた縦に長いフライヤーがカッコいい

試遊できたステージは80年代の映画館だったのですが、映画館に貼ってあるポスターの一枚一枚に当時の実際のヒット映画をもじったタイトルと説明がしっかり付いていて、しかもスコットと一緒にダンジョンを探索する相棒カナリアがそのポスターにコメントを付け加える・・・
こんな作り込みを見せられたら何でもかんでも調べたくなるじゃないですか。ポップコーンの機械は・・・コメントあり!植木には・・・なし!
あちこち調べてたら試遊時間15分じゃ全然足りないって!

グラフィックとテキストがかなり好みだったのと、ボス戦が意外と難しくて油断できない贅沢なゲームでした。

ちなみに本作の開発元かつパブリッシャーであるゲームスタジオさん(ゲームスタジオって名前のパブリッシャー)でもガチャを引かせていただけたのですが、
ゲットしたのは・・・

左が『UNDERGROUNDED』の主人公の相方であるカナリアのピンバッジで、右はゲームスタジオさんが開発・パブリッシングしている『ピンチ50連発』のタイトルロゴのピンバッジです。
『ピンチ50連発』も実況をちょっと見ておもしろそうだから買おうと思ってたんですよね。値段も安いし・・・

と思ったら

ガチャの中からSwitch版『ピンチ50連発』のDLコードが!
豪華!!

スタッフさんが「苦行ですよ笑」とおっしゃってましたが存じ上げております。受けて立つぜ!!


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7.反省


インディーゲームを遊んでいたら、閉館のアナウンスと「蛍の光」が。
昨年よりもインディーは回れた気がするものの、カプコンやスクエニといった大型ブースが行けなかったのが残念。
ゲーミングマンションの大声大会にも出たかったのですが、参加が締め切られていて叶いませんでした。
途中で合流した妻と幕張メッセから離脱。

海浜幕張駅はすぐには近寄れなかったので、近くでピザを食べて時間を潰しました。

ちなみに食事のあとに3DSのすれちがい通信をチェックすると

信じられない


ミネソタとカルフォルニアの方ともすれちがい成功。
グローバルだ!

さて、個人的に2回目の参加となったTGS。
出展がいくら大量にあっても、体は一つで時間も限られています。
何かを選ぶために何かを捨てなければいけなったのが悔やまれます。
が!しかし!
朝起きた瞬間から、幕張メッセから離れる時まで、ゲームのことだけを考えてゲームを楽しめる最高の一日でした。
来年はやるか、二日間参加。もってくれよオラの体!

帰宅してからノベルティを見るのが楽しかったので、それも紹介しようと思ったのですが数が多いので割愛!

最後はボンバーマンとコラボしてる知らないおじさんで締めます。


おしまい

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